DMC-G1 レポート(2)

私が感じるDMC-G1の一番気に入らないことは、実はこのグリップなんです・・・
まず、長さが短く普通に握ると問題が無いのですが・・・
シャッターボタンの下にコマンドダイヤルが有り、このダイヤルは回るだけで
なく押し込むことで設定実効となるスイッチの仕掛けを持っています。
つまりグリップするときにこのダイヤルの部分をずらして持つと、グリップの
面積が狭くて私の手の場合は、小指が握る所からはみ出してしまいます・・・汗
コンパクトで良いのですが・・・こういうのは、なにげに不満がたまります。
それと、細かな事なのですが、シャッターボタンの位置がグリップの
ど真ん中にあり、グリップを深く握ると、ほしい場所にシャッターボタンが無い
感じですね。
このシャッターボタンに併せてグリップすると、今度は指が余ってしまい、
ボディをつまむ様な感じで、どうにもしっくり来ないのです。
後、先ほどのダイヤルの位置関係も含めて、どうにもグリップに関しては、
私の手には全くなじみません・・・
このグリップを持った後でE-3のグリップを持つと、ほっとするというか、
非常に手の収まりが良いと感じます。
ちなみに、私の奥さんにG1のグリップの感想を聞いてみると・・・
特に不満は無い様です。
手の大きさと、他のカメラを持ったことが無い場合は、気にならないレベルの
事かもしれませんが・・・私には気になって仕方が有りませんでした。>汗
ただこのカメラは重量が圧倒的に軽いので、持ちにくくとも手に負担に成らない
のが救いです。

それと、ボタンについてなのですが、この小さなボディの背面の大部分を占める
のがE-3と同様の可動式の３インチのワイド液晶パネルです。
この液晶パネルは、ものすごく綺麗で、撮影した写真をものすごく綺麗に表示
してくれます。
解像度は46万画素とオリンパスのカメラで採用されている２３万画素のパネルと
比較すると、解像度も倍な訳で圧倒的に綺麗に表示してくれます。
写真を再生するときももちろんなのですが、文字を表示するときも文字の輪郭が
ギザギザすることが無くとても鮮明な文字の表示が良い感じです。
このパネルは、16:9に対応したワイドタイプのパネルで、更に大きく見えますね。

でも、手放しで喜ぶ事も出来ない面も有ります。
それは背面の操作スイッチ関係が、押しにくいことです。
裏面の十字ボタンの部分に関しては、グリップしている親指の
付け根の所に来てしまっています。
つまりグリップを握ったままで操作することが困難です。
要するに近すぎるのです。
結局のところフルオートで撮る分には、操作は少なくてストレスが貯まりませんが、
何か設定を変えようと思うと、ボタンが小さい上にレイアウト的な
窮屈さからいろいろとストレスが貯まると言った感じでしようか・・・

AFと全般的な操作性については、また今度詳しく書いてみたいと思います。