合気道楽心館 吉川同好会 <埼玉 合気道 吉川市・野田市>

~野田市・吉川市合気道の集い~ 楽心館の趣旨に則り“心・楽しく、氣・和やかに!”をモットーに埼玉県で活動中です!

武者の言葉

2009年02月20日 | 【野田・吉川合気道】

生活パターンが変わって、多忙極まりなく飛び回っております。
もちろん、そのことに感謝する毎日ではありますが、
このブログ更新がとても気になっていました。
紹介したい、素敵な気づきはたくさんあったのですが。
おいおい折を見てお伝えできればいいかな?

***

武者小路実篤が好きです。
武者の作った村「新しき村」への道は、休日に訪れるにはうってつけの
ツーリングコースなので(ここ二年ほどは遠ざかっていましたが)、
バイクで時々見学に行きました。


(この踏切の先に、新しき村。)

本当にこんな場所が今でも存在することに感動してしまいます。
村には小さな武者小路実篤の記念館があり、作品が展示されているのです。
どれもこれも素敵な言葉にあふれています。


「この門に入るものは自己と他人の生命を尊重しなければならない」
(“自己と”というところがさすが)


最近は大河ドラマの影響で「天地人」という言葉を目にする機会が
増えましたよね。

館長先生はかねてから指導においてこの言葉を用いられ、楽心館の
大切な教えの一つと言えるでしょう。

先日館長先生が、武者小路実篤の言葉を引用されておられるのを聞き、
とても嬉しく感じました。それは--

「天に星 地に花 人に愛」

という言葉。きっと多くの人が耳にしたことがあると思います。
館長先生がどのような話をされたかは、それぞれの受け止め方があるので、
ここでの紹介は伏せておきます。

天に星
地に花
人に愛

(それぞれに対して何だというのだろう?)
かつて考えてみたことがありました。
武者は、この3つから“希望”を示しているのかもしれない--
それがその時の答えでした。

3000m級の稜線上から見た星は、恐ろしく立体的で美しく、リアルだった。
70年間は草木が生えないと言われた原爆の被爆地にも、花や緑は戻った。
悲しい犯罪が繰り返される現代にあっても、人は愛し合っている。


人は天と地の間に生き(生かされ)ている。
武者は、そこにある美しいものをただ並べてみただけではなく、
自分が接している全てのものに希望が含まれていて、
見出すことができるものなのだ-- 
そう示しているのではないだろうか。

この言葉を好きになった理由を、館長先生の話を聞きながら
思い出し、懐かしくなりました。


武者小路実篤はたくさん「愛」という言葉を使いました。
そして合氣道開祖・植芝盛平翁 は、
「合気は愛なり」という言葉を残されています。

愛に通じる合気を目指そう。


ご見学ありがとうございました!

2009年02月04日 | 【野田・吉川合気道】


先々週のことなのですが、60代後半の男性がご見学にいらっしゃいました。
とても筋骨隆々な男性で、大東流や合気道にお詳しく、心から武道が
お好きな様子が見て取れました。

偶然にも両親子とも欠席されたので、大学生のK介君と三人での稽古
となりました。
楽心館の紹介を交えながら、簡単な技だけ体験してもらいましたが、
知識や経験が豊富な方だけに、ご理解も早く楽しまれていました。

ご参加は難しそうでしたが、5月に予定されている
石川館長先生の講習会にはお越し頂ける様子。
楽しみですね!


今後のことも考え、もう一日活動日を設けて、
大人クラスとして道場を押さえたいのですが、
諸々クリアしなければならないこともあり。。。