吾、未だ、足るを知らず

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妖のある話 陳 舜臣 (著) を読んで

2013年02月01日 20時19分29秒 | 読書、映画鑑賞
妖のある話 陳 舜臣 (著) を読んで

陳舜臣さんの作品が好きで、小説十八史略、唐代伝奇などいろいろな作品を愛読させていただいております。
(妖のある話)の妖とは、あやしい【妖しい】(まどわす)
妖しい姿 ⇒【色っぽい】 
このような意味らしい。
類語実用辞典(三省堂)参照
傾国の美女西施は、妖しいまでに呉王夫差を惑わして骨抜きにし、呉衰亡の原因を作った越の伝説的美女を始めとして本作品は、中国史上の女性をいろいろと取り上げたエッセイです。
歴史上とはいっても日本ではあまり馴染みのない人物も多く出てきますが、
男心をかき立てる「妖女」の魅力とは?
男を刺激し翻弄する、妖しくも愛すべき女たちの姿が、少女や醜女の心根、病身美人の良さなど、
いろいろな角度で書かれていて興味の出る人物が多く出てくる面白い作品と思いました。
柔道関係者の一連の事件といい 女の人は、妖があるのかな?


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