吾、未だ、足るを知らず

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ゴースト  ニューヨークの幻をみて

2012年06月28日 11時52分06秒 | 読書、映画鑑賞
ゴースト  ニューヨークの幻をみて
ジェリー・ザッカー (監督)http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/#
アカデミーノミネート作品
パトリック・スウェイジ。デミ・ムーア共演
ファンタジックなラブ・ロマンス物語で心温まる作品。
内容
恋人同士のモリーとサムは一緒に暮らし始め、幸福に満ち結婚も考えていた矢先、サムは暴漢に襲われ命を落としてしまうが、陰謀だと知ったサムはこの世にとどまり、霊媒師の力を借りて愛するモリーを守ろうとする…。
ライチャス・ブラザースの名曲「アンチェインド・メロディ」今でもBGMでよく使われている。
日本でリメイクをされたりしているが、
やはりオリジナルが一番に思えます。(どの作品でもオリジナル作品のイメージが強くできてしまうのでリメイク作品のほうがある意味難しい挑戦かも知れないが)
ラブ・ロマンス物語のお涙頂戴作品ですが、
笑いあり、緊迫感あり、アクションありの娯楽要素もあり、テンポ良く描かれている点が良い。
人を見た目で判断するな!と云う教訓を含んだ作品にもなっており悪いことばかりしてきた人間は、最後は地獄の世界に連れ去られる描き方になっています。
つまりただのラブ・ロマンス物語ではなくて人間の持っている愛情、復讐心、信頼と疑惑、主人公の死んでしまった無念さなどの感情が良く描かれていると思います。
親友に騙され命を落とす主人公の憎しみが復讐劇という形で描かれていて直接的に殺していないが、主人公は2人が死んだ後、死んで当たり前という顔で地獄へ行くと思われる2人を見送っていたが、これが人間の持っている被害者の感情ではないのだろうか?
ゴーストになってしまい、直接伝えられないが、一生懸命にモリー(デミムーア)伝えようとする行為自体から、愛情の絆の深さを描き、不可能を可能にできるように物体も動かせるようになる。
死んでも護ってあげたい姿が良く描かれております。
また死んでも相手のことを忘れない女性、モリー(デミムーア)の表情表現が素晴らしい。
もともと男は、女の涙には弱いものだが、モリー(デミムーア)は自然に綺麗な涙を流す。
ゴーストの彼が今でも私を護ってくれていると知ったときの涙するシーンの表情は素晴らしい。
ロードショー公開してから20年以上の年月が過ぎてしまったが、今観ても泣ける作品である。若い人達も一度は、観てもらいたい作品

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