吾、未だ、足るを知らず

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市川雷蔵主演 陸軍中野学校を観る

2013年04月02日 21時07分05秒 | 読書、映画鑑賞
陸軍中野学校
第1巻の「陸軍中野学校」は書物『秘録 陸軍中野学校』の内容を基にしている。士官学校ではなく一般の大学から選抜された中野学校の学生達の人間模様が描かれている。設定は昭和13年
二巻以後五巻まで続く
 舞台は、二巻目から神戸、上海、などが舞台となる。第二次大戦前夜の緊迫した情勢や運命に翻弄される人達を描く。 昭和戦前の雰囲気を出すためにわざと白黒フィルムで撮影し、いかにも当時のムードを醸し出しています。
四巻は、英国スパイキャッツアイとの戦い。
五巻は開戦前夜の昭和16年11月。開戦日時の情報が漏れた設定となっている。数少ない日本のスパイ映画で、どの巻も素晴らしい内容である。
主役は歌舞伎と時代劇のスター、市川雷蔵(椎名次郎役)
時代劇のスターが現代劇で背広姿のクールな東洋人の叡智・知性・冷静なスパイ役を演じている。彼自身のナレーションも非常にニヒルである。
007のショーンコネリーとは違う魅力がある。
市川雷蔵さんは稀代の役者で、彼独特の雰囲気は、他のどの役者にも出せないと思う。なおボンドガール同様毎回変わる女優陣はみんな美人で魅力的です!

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