高ボッチ高原と鉢伏山

高ボッチ高原と鉢伏山は『八ヶ岳中信高原国定公園』内にあり、松本盆地の東南部に位置しています。

記憶2006 レンゲツツジ(蓮華躑躅)、オニツツジ

2006年12月09日 | 記憶2006
レンゲツツジ(蓮華躑躅)、オニツツジ

花と葉が輪状に並ぶ様子、花の多く集まった様子を蓮華(ハス)の花に例えてこの名が付けられたようです。
葉にはアンドロメドトキシン、花にはロドヤポニン、根にはスパラッソルという毒がが含まれているため、放牧地では牛や馬が食べずに残り群生します。
高ボッチ高原鉢伏山では鹿の食害が目立ちますが、食害に合わない植物が群生することが多くなってきたような気がします。
食害も植生に影響を与えているようです。
群生が目立つ植物としては「ツクバトリカブト」・「マルバダケブキ」があります。
ツクバトリカブトは有毒、マルバダケブキは「臭い」があって鹿は好んで食べないようですが、食べるものがなくなれば、ツクバトリカブトの上部・マルバダケブキも食べるようです。

私が幼少の頃は「レンゲツツジ」とはあまり聞いた記憶はなく、オニツツジ(鬼躑躅)と大人たちは呼んでいたいました。
松本近辺では「オニツツジ(鬼躑躅)」が一般的な呼称だったと思います。

レンゲツツジ(蓮華躑躅)、オニツツジ


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