高ボッチ高原と鉢伏山

高ボッチ高原と鉢伏山は『八ヶ岳中信高原国定公園』内にあり、松本盆地の東南部に位置しています。

塩尻市RDB概要版

2006年06月02日 | 情報


今年の4月に完成した塩尻市のRDBですが、市民には概要のリーフレットが配布されています。

塩尻市のRDBには植物121種、動物162種が掲載されているとの事です。

塩尻の彩づくり」様からデータをいただきましたので掲載させていただきます。


【絶滅のおそれのある野生生物】
・植物
セツブンソウ、オキナグサ、ヤマシャクヤク、クリンソウ、ササユリ
・脊椎動物
サンショウクイ、ノビタキ、ヒダサンショウウオ、カジカガエル、メダカ
・無脊椎動物
ホソミモリトンボ、ハッチョウトンボ、キリギリス、ハンミョウ、ゲンゴロウ
ヤマキチョウ、ヒメヒカゲ、マルタニシ、ミスジマイマイ、ホウネンエビ

【保存すべき地域・環境】
①釜之沢一帯の森林
②奈良井川・小曽部川・田川の段丘林
③琵琶橋より上流の奈良井川及び支流の渓流
④尾沢溜池周辺の水辺
⑤小曽部谷の渓流と森林
⑥東山の湿原
⑦高ボッチ高原
⑧東山山麓の谷戸環境
⑨北小野の谷戸環境
⑩西山の石灰岩地帯
⑪蝦ノ子池
⑫小坂田池・みどり湖・田川浦湖の水辺と森林
⑬日出塩のセツブンソウ群生地
⑭崖の湯周辺の水辺と森林
⑮四沢川上流の水辺と森林
⑯阿礼神社境内

【要注意種(環境に良くない影響を与える生物)】
・塩尻市で確認されている要注意種
植物   アレチウリ
哺乳類   ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ
鳥類   カワウ、ソウシチョウ
魚類   オオクチバス、ブルーギル
昆虫   マメコガネ、インゲンテントウ、クスサン、アメリカシロヒトリ

・塩尻市では確認されていないけれど、今後侵入してくる可能性のある要注意種
哺乳類  アライグマ
鳥類   ガビチョウ
魚類   コクチバス
昆虫類  外来カブトムシ・クワガタムシ


この塩尻市のRDBの中で高ボッチ高原に関するものは、
【保存すべき地域・環境】として「高ボッチ高原」が、
【絶滅のおそれのある野生生物】として「クリンソウ」・「ヤマキチョウ」・「ヒメヒカゲ」があげられています。