Design Theta Blog

岡山のデザイン事務所~デザインシータのブログ~

これから求められるユニバーサルデザイン

2016年01月29日 | 日記
日経デザイン編集長、丸尾氏による講演です。
さまざまなユニバーサル商品の事例を上げながら
健常者や障害者、高齢者、子ども、外国人などに配慮された
商品づくりのプロセスを聞かせていただきました。

その中で、もっとも印象的な内容が、
イノセントというメーカーの社会貢献という取り組みです。
http://www.innocentdrinks.co.uk/bored/adverts/item/innocent-big-knit-2013
ヨーロッパのスーパーマケットに
動物や人といったデザインされた毛糸の帽子を
ジュースボトルにかぶせて販売。

このニット帽をかぶったジュースを買うと1本につき
いくらかのお金がチャリティー団体に
寄付をされるという仕組みです。

毎年、冬になると寒さで何万人も
亡くなっているお年寄りの数を減らそうと
高齢者施設などで、毛布を配ったりする
活動資金に使われているそうです。

さらに、自分でデザインして編んだニット帽を
イノセントに送ると実際に自分が作った帽子が
ジュースにかぶせられ販売されるそうです。
詳しくは
http://www.thebigknit.co.uk
にあります。

また、FacebookやTwitterで共有すると
いくらか寄付もできるそうです!

高齢者にやさしいおもしろい取り組みですね★

Theta
http://designtheta.com