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[PC]CPUクーラーを交換です!

2018-08-18 05:43:37 | PC関連



おはようございます。

お盆休み連休もようやく終わりを告げ、今日・明日と再びUターンラッシュが始まると思います。
特に海外へ出国されていた方々が帰国されるのが今日・明日かと思いますので、都内では羽田空港,近県では成田空港が混み合いそうです。


今日のブログの内容はPC関連になります。
7月初旬にこちらのブログで書いたように、メインPCで使用している水冷CPUクーラーから水漏れが発生し、マザボやグラボ他ケース内にラジエタークーラント(冷却水)が飛び散る事態となり、暫定的に以前使用していたZALMAN製「CNPS9900 MAX」を使用していました。

その後月日は流れて本格的な夏場を迎え、そろそろ新しいCPUクーラーを新調する事にしました。
今回新しいCPUクーラーに関しては”原点回帰”として再び空冷クーラーを使用する事に。もう水漏れで心配するのも面倒ですし、以前に比べてオーバークロック等をハチャメチャでする気もありません。
また、最近の流行りであるLED対応について。「CNPS9900 MAX」を使用している当時は”光らせて魅せる!”というのは黎明期で少しずつLEDを使い始めた時期でもありました。
そして時代は流れた現在ではマザーボードや専用ツールで、各部品に取り付けられたLEDランプの光り方をコントロールする事ができるようになりました。故に今回購入するCPUクーラーも「やっぱり光ってなんぼやな!」という結論に達しました。

LEDファンを搭載したCPUクーラーなどは水冷・空冷共に今では沢山の種類があります。
なので好きなモノを選んでサクッと決めてしまおう・・と思いきや、これがなかなか難儀しましたorz。
難儀となった理由は主に2つあります。これは使用するケースやマザーボード,使用するメモリーの種類によって変わってきます。
メインPCで使用しているケースはおなじみInWin製「805」。マザーボードは「ROG MAXIMUS IX APEX」を使用しています。
もし同様の環境でCPUクーラーの変更を検討されている場合、参考にして頂ければ幸いです。

ここで改めてCPUクーラーの選定条件を以下に記載してみました。

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[ 選定条件 ]
①CPUクーラー全高が「156mm以下」であること。
②CPUクーラーの幅が「約135mm」前後であること。
③メモリーを回避するための形状(設計)となっていること。
④ヒートパイプは最低4本以上欲しい!(多ければ多いほどOK!)
⑤冷却用ファンはやっぱり光らないとね!(ASUS AURAでコントロール可のもの)。

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⑤に関しては、もし付属のファンが光らなくても交換すれば対応可能になるのでそう問題ではありません。
④に関しても「可能なら・・」というレベル。まぁ多い方が見た目もカッコいいのでw。
そして①から③に関しては、既存の使用パーツにしっかり適合するかが重要になります。


まず①についてはInWin805の製品紹介HPや取扱説明書にも記載がありますが、こちらブログ主様にて全高160mmのCPUクーラーが入ったとの情報がありますので、恐らく160mmまでのクーラーなら取付,サイドパネルとの干渉はないとみて良さそうですが、この手のパーツによくある製造後のバラつきを考慮した方が良いでしょう。

次に②について。この寸法をマッチさせるのが一番大変でした。
マザーボード「MAXIMUS IX APEX」のプライマリグラフィックボード用PCI-Expressスロットは、上記リンク先のメーカーHPを見てもらえばわかるように最上段に設置されており、グラフィックボードのと干渉を考慮する必要があります




上記写真は「CNPS9900 MAX」を取り付けていた時のグラボとの位置関係を示すものです。
「CNPS9900 MAX」の全幅はカタログスペックで「131mm」で、グラボ「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」のバックパネル面との隙間をざっくり測った結果、おおよそ5mmあるかないかの僅かな隙間でした。
5mmの隙間であれば幅140mm位のCPUクーラーは収まりそうですが、あまり攻めすぎるとグラボに干渉する事態となってしまいます。なので幅135mm超えると"冒険(イチかバチか)"になってきます。
これはZ370系チップセットを使用する「ROG MAXIMUS X APEX」も同じレイアウトを採用しているため、同様のチェックが必要があります。

尚、グラフィックボードを取り付けない,小さめのグラフィックボードを使用する場合は、今回の心配事は当て嵌まりません。その他スロットをセカンダリグラフィックボード用に接続すれば同様に回避する事ができます。
また、マザーボードをチョイスする際、プライマリグラフィックボード用スロットの位置も確認する事をお勧めします。

最後に③に関してですが、当方が使用するG.Skill「F4-3200C16D-16GTZR」ですと、全高が「44mm」あるため、マザーボードに接続すると+2~3mm高くなる事を考えると、サイドフロー型CPUクーラーを使用するために避けて通れない冷却用ファンとの干渉の有無をチェックする必要性があります。
最近のサイドフロー型はメモリ干渉を考慮して形状を工夫しているものがあるのと、メーカーHPやレビューページで取付具合の写真をアップしている事があるため、チェックしてみるのが良いでしょう。


今回購入にあたり以下に示すサイドフロー型CPUクーラーをピックアップ,①から⑤の条件を照らし合わせてみました。

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[ ピックアップ品/ピックアップ結果 ]

a)Enermax製「ETS-T50AXE」
条件①:△(全高160mmでアンオフィシャルながらギリギリ入るか?)
条件②:△(全幅138mmでこれもかなりギリギリ)
条件③:○
条件④:○
条件⑤:△?(標準品はコントロールできないけど一応光る)

b)FSP製「AC601」
条件①:×(全高165mmで入らず)
条件②:○
条件③:△(形状的にたぶんダメ。レビューサイトもなく怖くて買えない)
条件④:○
条件⑤:△(単色だけど写真を見る限り色のセンスは良い)

c)JONSBO製「CR-201-RD」
条件①:△(全高160mmでアンオフィシャルながらギリギリ入るか?)
条件②:○
条件③:×(レビューサイトを見る限り当方のG.Skill製ではダメ。メモリスロットが4本あれば行けた?)
条件④:○
条件⑤:○(ASUS ROG EDITIONなるものが売っていたらしい?!)

d)Thermalright製「Le GRAND MACHO RT」
条件①:△(全高159mmでアンオフィシャルながらギリギリ入るか?)
条件②:×(全高150mm。140cmファンを使う為流石に無理・・)
条件③:○
条件④:○
条件⑤:△(標準品はLEDなしタイプだが交換すれば問題なし)

e)DEEPCOOL製「GAMMAXX GT」
条件①:○
条件②:△?(全幅135mmでほぼドンピシャ)
条件③:○
条件④:○
条件⑤:○

f)サイズ製「MUGEN5 Rev.B(無限五 リビジョンB)」
条件①:○
条件②:○
条件③:○
条件④:○
条件⑤:△(標準品はLEDなしタイプだが交換すれば問題なし)

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個人的に性能面で行けば「Le GRAND MACHO RT」,デザインなら「CR-201-RD」,「GAMMAXX GT」,その両方のいいところ取りをしているなぁと思ったのが「ETS-T50AXE」でした。
その後ピックアップしたものを照らし合わせてみたのですが、①,②の制約がかなり大きく、③についても実際付けてみないとわからないというのが印象でした。

CPUクーラーで冒険するのは勘弁なので、ここは”盤石”なものをチョイスしたい、、という気持ちが大きかったので、最終的にチョイスしたのは、、、




サイズ製「MUGEN5 Rev.B(無限五 リビジョンB)」となりました。
最後はDEEPCOOL製「GAMMAXX GT」との接戦となり、正直言いますと「無限五」を購入する前に「GAMMAXX GT」を購入していました。→これですね。
ただ上述のように全幅が135mmであったため、もしかしたらグラボに接触するのでは。。という不安が高まりました。その後「無限五」を見つけたことから、寸法的にも余裕がある「無限五」に決定,「GAMMAXX GT」は未使用のままお嫁さんに行くことになりました。




早速箱から中身をチェックしていきます。
本体が1kgに近いため外箱や緩衝材もしっかりしたものが使われております。これはには好感が持てますね。




内容物はCPUクーラー本体,付属のファン,固定用ブラケットや取付用長尺ドライバー等が入った小箱になります。
CPUクーラー本体もしっかりとした作りで安っぽさは感じません。ヒートパイプの数は6本で「GAMMAXX GT」の4本と比較してこちらの方が「冷えそう」と思った事が、最終的な決め手になりましたね。




ここで「CNPS9900 MAX」と並べてみました。
数値上の寸法を見る限りでは「無限五」とほぼ同じである事がわかります。「CNPS9900 MAX」も斬新なデザインで今でも全然通用すると思います。
内部LEDファンが交換できればまだまだ使いたかったんですけどねぇ;




同梱されているファン(上写真左)は120mmファンで厚みが27mm品と一般的なもの。ただこの色は正直頂けないですねぇ。。
まぁ今回は同ファンは使わずに、LEDコントロール対応XIGMATEC製「SC120」(上写真右)に交換。以前水冷クーラーを使用していた時に購入したものを改めて使用することにしました。




では早速交換作業です。
まずは元々ついていた「CNPS9900 MAX」を取り外します。取り外す際は製品付属の長い六角レンチがないとフィンに指が接触してケガをします(経験者談。
固定ネジを取り外したらクーラー本体を持ち上げます。CPU表面に塗布されていたグリスもカサカサに乾いていました。




CPU表面のグリスを拭き取った後は、製品に付属しているバックプレートの取り付け,その上にCPUクーラーを固定する台座ブラケットを取り付けます。
取り付けの際は台座ブラケットの向きに注意しましょう。取説をしっかり確認すれば問題ありません。




CPU表面に新しいCPUグリスを塗布したあと、CPUクーラー本体を仮乗せします。
台座ブラケットにCPUクーラーを固定する2本のネジを、同梱する長尺ドライバーを使って締め付けます。
このドライバーは取り外すときにも使用しますので、無くさないようにしっかり保管しておきましょう。




CPUクーラーの取り付けが完了しました。
数値的には接触しないとわかっていましたが、実際に付けて見ると「ギリギリだなぁ・・」と感じます。
グラフィックボードとの隙間は4~4.5mm程度ありましたが、冷却効率など様々な事を考慮しますと、最低限この程度の隙間は空けておくのが良さそうです。




最後に冷却用のファンを取り付けます。
取り付ける際は付属のクリップを横から引っ掛けて止めるので、メモリー及びグラフィックボードは取り外した状態で作業するのがベストです。

ここでグラフィックボートのバックパネルに、ファンを止めるクリップが干渉を確認しました。
右の写真がそうなのですがちょっと分かりづらいかも知れません。クリップがCPUクーラーよりも外側にはみ出るため、その分を考慮することを失念していました。
カタログに記載の全幅はあくまでCPUクーラー本体のものであった事が勘違いの要因となってしまいました。残念orz。
クリップそのものは針金(鉄製)のため、いくらバックパネルとはいえ傷がついてしまう事から、クリップの接触部に養生テープを貼付け傷がなるべく付かないようにしました。




その他に気になる所の再チェック。
全高についてはCPUクーラーの高さがカタログ値「154.5mm」のため、メーカー(InWin)公式上限値の「156mm」は十分クリアです。確かにあと5mm前後は余裕があるので、全高160mm程度のものは大丈夫そうですね。
メモリスロットとの干渉については「無限五」の設計上スロットを避ける形になっていますので、こちらも全く問題ありませんでした。






ケースへの組立が完了,再び設置場所に戻ってきました。
そして電源をON。ファンの円周部に搭載されたLEDが、マザーボードから「ASUS AURA」を通じて他のLED装置と同期して色が変化していきます。
今回使用したファン「SC120」が光っている状態を直接見たのは初めてです。以前はケースの内側で光っていたので、本来が持つ明るさを封じられていた?ような状態でしたので、思ったより明るくてびっくり。
部屋を暗くして明るさを見てみましたが、他の装置のものより明るいかなーと思ったり。


これで自分が光らせたい!と思う部位はほぼほぼ無くなったと思います。
最近ではSSD本体に装飾用LEDを設けたり、ATX電源ケーブルやグラフィックボード用電源ケーブルを光らせるものも登場してきました。ここまで光らせるとなると現状のマザボではコントロールできないので、その部分から交換・・・という事になります。

ぶっちゃけ”自己満足”の為にどこまで金を掛けるか?という話になりますが、自分としては現状でかなりお腹いっぱいになったので、今後劇的に気持ちの変化がない限りしばらくこのままでいきたいと思いますw。


そういえば冷却性能ってどうなんでしょうねぇ。。(ぉぃww。
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