仙台四郎って？誰－実在した福の神－

宮城県仙台市の牛タンやや飲食店に行くと必ずといっていいほど、飾られるこの写真・・・誰だか知ってますか？

この画像は、友人の秘密特殊調査員Ｊさん
（コードネーム・蛇井）が
送ってきてくれたものです。

なぜ、このおっさんが牛タンやに行くと必ずいるのか？
解る方は、ツウです。

この人物は、明治時代に、仙台市に実在した人物で
本名を芳賀四郎。通称、仙台四郎。
江戸末期に鉄砲職人の家庭に４番目の子として生まれました。
取りたてて、何か大きな仕事をした訳でもなんでもない
んですが、福の神として有名なんです。

肖像画が、家運上昇、商売繁盛に御利益があるとして、
飛ぶように売れ、その人形さえ作られているのです。

そもそも四郎さんは、いわゆる「智恵おくれ」だったため
「しろばか（四郎馬鹿）」と呼ばれていたそうです。
しかし、生まれつき智恵おくれだったわけではなく、
７歳の頃に川（広瀬川）に落ちて流され、
意識不明になった時から知能の発達が遅れたようです。

最初は、何となく、人のうちに来ては、
愛想の良い笑顔を振り撒いて、
何となく帰っていく、ただそれだけの人物と思われていました。

しか～し！不思議なことに四郎さんがやって来た家は、
運が次第に向いてきて、良いことばかり起こるのです。
やがて、そのことが町中の評判となったわけです。

このように四郎さんが立ち寄る家や人々には幸運をもたらし、
「四郎さん、四郎さん」といくら招いても見向きもされない
家には、福は来なかったといいます。
四郎さんは人を見抜く力があり、
ずるい人やいじ悪い人間は大嫌いだったんですって。

常にニコニコの笑顔の人だったみたいです。

最後に四郎さんは、人に幸福を与えて47歳で亡くなりました。

この仙台四郎グッズは、けっこう人気です。

おしゃれにＴシャツを着こなす若者から、
商売をしている人のお守り代わりに、
関係なく幸福になりたい幸福マニアグッズとしても。
（注意：こういう人いますよね・・・？招き猫や
仏画などご利益のありそうなものにとびつく人。
私のおっとがそうです・・・恥ずかしい。）

なんと現在『福の神になった少年―仙台四郎の物語』
映画化が進んでいるとか！

新たな仙台四郎ブームが来るかもね・・・。
来る～きっと来る。きっと来る～♪

（上記は、下記ＨＰを参考にさせていただきました。）

仙台四郎って誰？　最新福の神事情

仙台四郎／実在した福の神

実在した福の神「仙台四郎って何者？」