徒然日記~港幸樹’sブログ~

道産子・港幸樹のブログです。

MOZART!楽曲解説

2010-10-28 21:14:26 | 舞台
初日を来週の土曜日に控えた“モーツァルト!”ですが、何度かの通し稽古を終え、だんだんと流れが身体に入ってきましたo(^-^)o
ちなみに今日と明日はオケ合わせ!
という事で、本日も楽曲解説いってみましょう。
まずはM17の“居酒屋”
ザルツブルクにある居酒屋では、皆がモーツァルト親子の噂話で盛り上がっています(-.-;)
お酒も入り、皆がエスカレートした所に、ヴォルフガング本人が現れ酒場は大混乱!
そこへ颯爽と表れるのがシカネーダー(M18:チョッピリオツムに・チョッピリハートに)
舞台の素晴らしさ、エンターテイメントの華やかさを魅力たっぷりに歌い、それにつられた居酒屋全体が一体化し大団円を迎える、まさにミュージカルの楽しさが凝縮されたシーンです!
この2曲も大きなワンシーンで繋がっていますので“居酒屋”は次の“チョピリ…”への大きな導入の役割を果たしていると考えられます。
つまり、後半のシカネーダーのソロを引き立たせるために、テンションをあげずに、あえて盛り上がりを見せずに淡々と曲が進んでいくというのが特徴でしょうか。
それが、シカネーダーが登場してからは一転、ウィーンミュージカルからブロードウェイミュージカルへのオマージュともとれる構成には今さら説明の必要はないでしょう!
このシーンを見た皆さんの脳裏には、必ず色々なミュージカルのワンシーンが浮かぶはずです(^O^)
果たしてどのようなシーンを思い出すのでしょうか?
そんな作り手側の遊び心にも溢れたワンシーンをお楽しみいただきたいと思いますp(^^)q