本日はM14“ピアノソナタ”M15“母の死”M16“残酷な人生”の解説ですが、この三曲は大きな一つのシーンで使われています。(台本上では一幕九場)
まず、モーツァルトがでピアノを演奏していますが(ピアノソナタ)、パリの聴衆の反応は芳しくありません。
ちなみに僕は4人いる観客の一人で10秒ほど出演してますf^_^;
そんな状況を嘆き悲しみ家に帰ると母の死が追い撃ちをかけます。(母の死)
そして歌われるのが“残酷な人生”です。
音楽構成としては“ピアノソナタ”がシーンの掛橋となり“母の死”が“残酷な人生”のレチタティーボ(導入)的役割を果たしていると考えていいと思います。
重々しいコーラスに続く前奏は16分音符で綴られ、構成だけ見れば“僕こそミュージック”と一緒なのですが、調性が短調に変わるだけで、ここまで雰囲気が変わるものかと驚かされます(*_*)
“僕こそミュージック”で感じられた音楽のきらめきはなく、逆に弦楽器による16分の刻みによって、重々しい運命がのしかかってくるような圧迫感さえうけます。
ただ、いわゆるサビにあたる部分からは長調に変わっており、それにより「幸せ求め欺かれ、愛があると信じても最後はただ一人!」と歌うモーツァルトの言葉から悲壮感ではなく、残酷とも言える人生に押し潰されそうになりながらも、その運命を受け入れようとする強い意思が感じられます。
このシーン、皆さんはどうとらえるでしょうか?
次回はM17“居酒屋”からシカネーダーの登場シーン、M18“チョッピリオツムに、チョッピリハートに”です。
では今日も張り切って行ってきます!
まず、モーツァルトがでピアノを演奏していますが(ピアノソナタ)、パリの聴衆の反応は芳しくありません。
ちなみに僕は4人いる観客の一人で10秒ほど出演してますf^_^;
そんな状況を嘆き悲しみ家に帰ると母の死が追い撃ちをかけます。(母の死)
そして歌われるのが“残酷な人生”です。
音楽構成としては“ピアノソナタ”がシーンの掛橋となり“母の死”が“残酷な人生”のレチタティーボ(導入)的役割を果たしていると考えていいと思います。
重々しいコーラスに続く前奏は16分音符で綴られ、構成だけ見れば“僕こそミュージック”と一緒なのですが、調性が短調に変わるだけで、ここまで雰囲気が変わるものかと驚かされます(*_*)
“僕こそミュージック”で感じられた音楽のきらめきはなく、逆に弦楽器による16分の刻みによって、重々しい運命がのしかかってくるような圧迫感さえうけます。
ただ、いわゆるサビにあたる部分からは長調に変わっており、それにより「幸せ求め欺かれ、愛があると信じても最後はただ一人!」と歌うモーツァルトの言葉から悲壮感ではなく、残酷とも言える人生に押し潰されそうになりながらも、その運命を受け入れようとする強い意思が感じられます。
このシーン、皆さんはどうとらえるでしょうか?
次回はM17“居酒屋”からシカネーダーの登場シーン、M18“チョッピリオツムに、チョッピリハートに”です。
では今日も張り切って行ってきます!