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徒然に静かな生活

温泉と山と、その他もろもろの日々

中川温泉 蒼の山荘

2011-09-04 | 温泉
中川温泉 蒼の山荘

お盆の休みに、震災後、初めて実家に帰省しました。
心配をかけた両親・兄弟に顔を見せに行くためですが、ヨメも私も何かと疲れが溜まっていたので、気分転換も兼ねて実家の近くの温泉に行ってきました。
丹沢山塊の中央付近に位置する中川温泉、蒼の山荘。
このあたりは高校時代によく登山で訪れていたのですが、その頃は温泉なんぞに興味もなく、まったく記憶なし;(^.^);
東名高速の大井松田ICを降りて国道を御殿場方面に走り、谷峨を過ぎた辺りで右に曲がって丹沢湖方面へ。
湖を過ぎてちょっと行ったところが中川温泉、目指す蒼の山荘です。



ちょっと洒落た洋風な感じの外観ですが、部屋は普通の和室でした。
山に囲まれていますが標高はそれほど高くないので避暑とまではいきませんが、近くを流れる清流や木陰を渡る風は涼やかで、来る途中で東京スカイツリーを見に寄った浅草の空気と比べると別天地です。
男の露天風呂は見晴らしはありませんが、まるで森の中で温泉に入っているよう。



お湯はアルカリ性単純温泉だそうで、少しぬるめでしたが夏にはむしろちょうどよく、さらりとした肌触りのさっぱりと気持ちいい爽やかな温泉でした。
建物の中には蕗谷虹児の絵画が数多く展示してあり、ちょっとした美術館のよう。
蕗谷虹児の名前は、恥ずかしながらここに来るまで知りませんでしたが、まったくの門外漢の私でも、この作風はこの人の絵だったのか、と思うくらいポピュラーな画風で、大正から昭和にかけての「モダン」な感じの少女や女性像を代表する画家・イラストレーターだったんですね。
そのコレクションはかなりのもので、なかなか見ごたえがありました。



中川温泉 蒼の山荘

  泉質:☆☆☆
  風呂:☆☆☆
  部屋:☆☆☆
  食事:☆☆☆
  接客:☆☆☆
  宿の雰囲気:☆☆☆☆
  お気に入り度:☆☆☆

峩々温泉

2011-05-05 | 温泉
峩々温泉

GW直前になって、2日間の休みが取れることになったヨメが急遽予約して行ってきました。
震災や福島原発の影響からか、GWにもかかわらず3~4日前の電話で部屋が取れました。
我が家ではほぼ「定宿」と言ってよい峩々温泉。
私はこのブログをはじめてから行ってなかったんですが、その前には何度か訪れてましたし、ヨメはたしか昨年も友人と行ってたようです。
宮城蔵王の山懐にある一軒宿の温泉なんですが、うちから車で40分ほどで着きます。
宿周辺では陽の当たらない谷間にはまだ少し雪が残っていました。宿の人に聞くと今年は雪が多かったんだそうです。

新しい宿泊棟ができてから10年ちょっとくらいでしょうか、建物は新しく清潔で快適です。
5,6年前だと思いますが、フロントと風呂も新しい棟になり完全リニューアルと言った感じになりました。
フロント前には薪ストーブを囲むように椅子がいくつも置かれたゆったりとしたラウンジができ、訪れるとまずそこでチェックイン。お茶が出されて一休みです。
部屋は8畳の和室。一番リーズナブルな部屋にしました。まぁ、リーズナブルと言ってもややお高いこの宿、いつも大抵、この部屋です(^.^);
寒い時期は窓際にコタツがセットされているのがうれしいところ。
見た目、ちょっと狭いかな、って感じもしますが、トイレと洗面所もついて二人なら十分です。

お湯はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。
昔から胃腸に効く温泉として有名だったようです。ほとんど無色透明で、においもほとんどありません。
メインの風呂は男女別に「あつ湯」と「ぬる湯」のある内風呂とそこから出れる露天風呂、さらにそこから行ける混浴露天風呂があります。
リニューアルされる前からある峩々独特のスタイル「あつ湯」は、熱めが好きな人用の風呂ではなく、文字通りものすごく熱くてとても入れません。
どうするのかと言うと、木の枕と竹筒が用意されていて、湯船の周りに寝そべって竹筒でお湯を汲んで体にかけるという入浴スタイル。
もちろん湯船につかってもいいんですが、本当にとても入れるものではありません。
今回はしかし、とにかく湯船のお湯が「ぬる湯」でも熱めで、「あつ湯」についてはかけるだけで体が真っ赤になり火傷しそうなくらい(^.^);
源泉かけ流しで加水なしなので、温度調整が難しいんでしょう。急に暖かくなったのも影響しているものと思われます。
さて、風呂は別に貸し切り露天風呂「天空の湯」(無料)というのがあって、これがなかなかいいです。
こんな感じ。



露天と言っても風呂にも脱衣所にも屋根がちゃんとかかっているので雨でも雪でも大丈夫なんですが、ここまでの通路も「露天」なんで雨・雪のときは行くのがちょっと億劫です。
予約制とかになってないので、空いてる時に行くしかなく、運も必要(笑)。

ここの宿のもうひとつの売りが食事。
決して豪華ではありませんが、素材にこだわって丁寧に作られた品々はどれもとてもおいしく、量もちょうどいい感じです。
たぶん普通の旅館とかに比べると質素なくらいに感じる食事なんですが、客の健康のためにとこだわった結果だとか。
足りない分は追加で注文を、ということで、山菜のてんぷらや系列のレストラン「ベルツ」のソーセージなどが用意されています。
湯上りの生ビールにソーセージ、美味でした。

いつもはここに来るとお風呂に入ってだらだらしているだけのことが多いんですが、まぁ温泉では大抵そんな感じですが(^.^);、今回は二人してラウンジにあったマンガを読みふけってました、横山光輝「三国志」全60巻。私は7巻まで読破、続きは次回来たときに(笑)。

峩々温泉

 泉質:☆☆☆
 風呂:☆☆☆☆
 部屋:☆☆☆☆
 食事:☆☆☆☆☆
 接客:☆☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆☆☆






蔦温泉 蔦温泉旅館

2010-10-16 | 温泉
蔦温泉 蔦温泉旅館

9月下旬に行ってきた青森旅行の2泊目は蔦温泉でした。
もう10年以上前に一人で南八甲田の山々を縦走したときに、下山して入った温泉がここ蔦温泉でした。
そのときは入浴だけでしたが、いい温泉だなぁ、という印象がありました。

本館は昔ながらの渋い木造で、歴史を感じる趣きある佇まいです。
湯治場というよりは伝統ある旅館の雰囲気。
写真は夜でフラッシュなしで撮ったので、ちょっとぶれちゃってますが、こんな感じです。



私たちが泊まったのは別館で、本館の裏手の山の斜面に建っていて、かなり長い階段を上ることになります。
足の悪い方は、本館か新しい西館に泊まるのがいいかも。

お風呂は内湯だけで、男女別のやや新しい大きな風呂と、男女入れ替えの風呂がひとつ。
どちらも木を使った大きな深めの浴槽があり、湯船の底に張られた厚い板の隙間から温泉が沸きあがってきます。
写真はちょっと小さめの「久安の湯」



泉質は無色無臭の単純泉だそうですが、木をふんだんに使った湯小屋で深いゆったりとした湯船につかり、足元からときどき泡を伴って湧き上がってくる湯にからだを沈めていると、温泉が深くからだに染み込んでくる感じで、なんともいえない贅沢な気分にさせてくれます。

宿の周囲はぶなの原生林に覆われ、いくつかの池が点在する遊歩道が整備されています。
泊まった翌朝は一番近くの蔦沼まで散歩してきました。
歩いて10分ほどでしょうか。
紅葉の季節にはまだ早かったですが、山々の木々を映してきれいな沼でした。



できればもっとゆっくり散策したいところでしたが、奥入瀬を歩いてから十和田市の現代美術館にも行くその日の予定を考えて断念。
またゆっくり来たい宿でした。

蔦温泉

 泉質:☆☆☆☆
 風呂:☆☆☆☆☆
 部屋:☆☆☆☆
 食事:☆☆☆
 接客:☆☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆☆☆

元湯 猿倉温泉

2010-10-04 | 温泉
元湯 猿倉温泉

9月末の連休を使った青森旅行。1泊目は猿倉温泉、八甲田の山懐の一軒宿です。
ここは、もう10年近く前に私が南八甲田の山々を歩いたときの出発点だったところで、宿の奥にある公衆トイレには見覚えがありました。
その当時の宿の建物の記憶はないんですが、現在は山小屋風の立派な新館があって、奥の方にはコテージのような「離れ」までできています。



写真はフロントのある新館です。
私たちは新館に泊まりましたが、部屋は洋風でベッドでした。ちょっとしゃれた感じのこざっぱりして快適な部屋でした。
風呂は古い本館に露天風呂が男女あり、新館側に内湯と露天が男女それぞれあります。
源泉は別だということですが、入った感じは似ていて、どちらも単純硫黄泉だったと思います(HPでは「石膏硫化水素泉」となってますが、たぶん同じ意味のようです)
本館の露天風呂はコンクリートの味気ない風呂で、しかも入ったときは温度調整がうまくいってないのか、かなりぬるめの湯で、すぐに上がってしまいました。
新館の内湯は木をふんだんに使った快適なもので、こんな感じです。



写真右手にサウナのような蒸し風呂があるんですが、中に照明がなくて真っ暗なので、ちょっと怖かったです(笑)
露天風呂はやっぱりかなりぬるめでした。行った日はちょうど急に寒くなったときみたいで、たぶん温度調節を直していなかったんだろうと思います。
聞いたところでは、奥入瀬の下流にある十和田温泉郷のお湯は、ここからひいているのだとか。
たぶん十キロではきかない距離があると思いますが、それだけ温度も高く、湯量が豊富なんでしょう。

元湯 猿倉温泉

 泉質:☆☆☆
 風呂:☆☆☆
 部屋:☆☆☆
 食事:☆☆☆
 接客:☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆

五色温泉 宗川旅館

2010-05-06 | 温泉
五色温泉 宗川旅館

実に久しぶりのブログ更新です。
最近は更新するたびにこんなセリフを書いている気もしますが(^^ゞ 
GWを利用して、これまた久しぶりの温泉に行ってきました。
この宿も、「日本秘湯を守る会」に加盟している宿です。
今は会のHPから空室確認や予約も取れて便利になりました。
今回の予約もHPからしたのですが、さすがにGW。3週間ほど前に確認したところすでに空きがある宿は東北全体で2,3軒・・・GWなのに予約するのが遅過ぎると言われればその通りです(^^ゞ
というような経緯で宗川旅館に決まったこともあり、「あんまり人気がないのかなぁ」とちょっと不安を抱きつつ、ヨメの両親を加えて4人で行ってきました。

五色温泉は山間の一軒宿。東北自動車道の福島飯坂ICから国道13号線を米沢方面に向かって、途中板谷から山に入って行った吾妻連峰の北の端、標高850mの山中に位置しています。

旅館はこんな感じ。
お世辞にも立派とは言えませんが、いかにも山中の湯治場といった風情はあります。



建物の外見から想像される通り、客室はかなり年季が入ってます。上の階で人が歩いたとき最初地震かと思いました(^^ゞ

住所では山形県米沢市になるらしく、夕食に米沢牛を出してくれます。
すき焼きやステーキ、いくつかコースを選べます。
今回はすき焼きとロースステーキを食べましたが、肉はおいしかったです。

風呂は内風呂が男女別に各1あり、片方は狭くてシャワーも一つしかありませんが、時間で入れ替えになります。
露天風呂も男女別に各1あります。露天と言っても屋根があり、一方向がオープンになっている形です。



写真は男性露天風呂です。特別すばらしい眺めというわけではないですが、開放感があってなかなか気持ちいいです。ただ露天風呂自体が宿の建物とは別棟で少し離れており、雨や雪のときには行くのがちょっと大変そうです。
お湯はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。ほぼ透明で無臭で、肌触りが柔らかくよく温まります。露天風呂はややぬるめでしたが、気候も暑くなく寒くなく快適だったので、ちょうどいい湯加減でした。

接客を昨今の洗練された宿と比べるのは酷ですが、期待があまり大きくなかったこともあり(笑)、また泉質がなかなか良くて、満足のいく温泉宿でした。

五色温泉 宗川旅館

 泉質:☆☆☆☆
 風呂:☆☆☆
 部屋:☆☆☆
 食事:☆☆☆
 接客:☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆


松川温泉 峡雲荘

2008-11-26 | 温泉
松川温泉 峡雲荘

2泊目は岩手の松川温泉・峡雲荘。
岩手山麓、八幡平の山々の奥深くに位置する松川温泉。以前に八幡平の山々を縦走した際に立ち寄ったことがありましたが、最近改装され新しくなったとのこと。だいぶ前のことで実はよく覚えてないんですが・・・(^_^;)



さて、すでに宿の周りはすっかり冬、路面は圧雪状態、除雪車が出動しているような状態。



でも、この宿のいいところは温泉を利用した全館暖房。とにかく廊下も部屋もあったかい(^.^)
寒がりな夫婦にとっては天国のような場所、あったかいってなんて幸せ(笑)。冬こそ訪れるべき宿です。
今回は本館に泊まりましたが、夜は部屋食、食事も見た目に楽しめて味も上品、言うことなしです。
お風呂は男女別の内風呂が一つずつ、露天風呂は女性専用と混浴が各一つ。泉質は単純硫黄泉で、いかにも温泉らしい匂いの白いにごり湯ですが、わりとあっさり、さらっとした感じのお湯です。全体に湯温が高めなので、露天風呂が非常に気持ちよかったです。ただここはなぜかシャワーはありません。私はなくても全然OKですが・・・
写真は女性専用露天風呂。



朝のコーヒーサービスもうれしいです。
今回の温泉三昧、秘湯の風情という意味では日景温泉に軍配があがりますが、快適さでは断然峡雲荘です。
帰りは盛岡に寄っていつもの「食道園」。



ここはとにかくカルビです。秘伝のたれ(たぶん)に漬け込んだカルビをといた生卵につけて食べるんですが、これが絶品。少し甘めのたれと生卵と肉のうまみが合わさってそれはもう絶妙(^.^)
いい連休が過ごせました。

松川温泉 峡雲荘
泉質:☆☆☆
 風呂:☆☆☆
 部屋:☆☆☆☆
 食事:☆☆☆☆
 接客:☆☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆☆☆


日景温泉 日景温泉

2008-11-24 | 温泉
日景温泉 日景温泉

三連休を利用して骨休めの温泉三昧(^.^)
1泊目がここ、日景温泉。山中の一軒宿です。
秋田県ですが青森との県境にあり、東北道の碇ヶ関ICからわりと近いです。東北道も盛岡を過ぎた辺りから雪。周囲の景色も、もうすっかり冬の装いです。



日景温泉は、杉の原生林に囲まれた静かな湯治の宿。アトピー性皮膚炎に効能があるというので有名で、結構長期滞在で湯治している方も多いらしい。
正面に入って右手に大きなロビーというかスペースがあり、真ん中に薪ストーブと猫。絵になります。実はここ、猫のいる宿としてもその筋では有名らしい? それにしても堂々たる猫背です(笑)



湯治客用の自炊棟がその先にあり、湯治用の小さな風呂もあります。
通されたのは正面左手側の一般客室。建物はややひなびてますが、掃除も行き届いて快適です。ただ、迷路のように伸びる長い廊下は、ちょっと寒い(^_^;)
お湯は含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物泉。飲むとしょっぱいお湯は湯船では白いにごり湯、少し肌に刺激がありますが、優しく体を包む感じで、そのバランスがいい感じです。
男女別の大浴場と、その両方から行ける混浴の露天風呂(女性専用時間あり)。大浴場は建物に比べるとまだ新しく、きれいで快適。ただ、もともと湯温は42度くらいとやや低めで、露天風呂はかなり温めでした(加温ありです)
晩飯には秋田名物きりたんぽ鍋。素朴な郷土料理でおいしかったです。ただ全体にちょっとしょっぱめ。これも秋田の味ですかね。ビールの御つまみにはちょうどいいです。
というわけで、いただいたのは「秘湯ビール」。



「日本秘湯を守る会」公式ビールです(笑)。

日景温泉 日景温泉
 泉質:☆☆☆☆
 風呂:☆☆☆☆
 部屋:☆☆☆
 食事:☆☆☆
 接客:☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆☆


赤倉温泉 「三之亟」

2008-10-15 | 温泉
「体育の日」の連休を利用して、マラソン大会の疲れを癒すために行ってきました。
この宿は最近「日本秘湯を守る会」に加盟した宿です。
宮城県の鳴子温泉から新庄方面に国道47号を進み、県境を越えて尾花沢に抜ける県道を少し入った先にある赤倉温泉。
そう有名な温泉でもないですが、ホームページを見ると開湯は西暦863年とある、由緒ある温泉です。
温泉街というほどのものもないですが、数件の宿が川沿いに建ち並ぶ温泉で、三之亟は県道から入って一番手前にありすぐわかります。
玄関とロビーの部分は古民家風の造りですが、建物本体はややくたびれた雰囲気が・・・(^_^;)
でも中は小奇麗にしていて、ちょっとしたスペースにも小物や花を置いたりと細部にも気を使っている様子が伺えます。


宿の方々の対応も良く、気持ちよく過ごせます。
風呂は三つ。
一番大きな岩風呂は、天然の岩をくりぬいた三つの浴槽があり、かなり広々していますが、岩の雰囲気がちょっとおどろおどろしく見えなくもありません。ちょっと怖いという意見も・・・(笑)私は結構深くてゆったり入れるし、三つの中では一番好きです。基本的に混浴ですが、女性専用時間が設定されてます。
中くらいの大きさの露天風呂と小さなひょうたん型の風呂。どちらもきれいにされていて気持ちよく入れますが、私の好みではちょっとないかも(^_^;)こちらは男女入れ替え制。
お湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高泉)、ほとんど透明無臭でさらっとしていますが、意外と効く感じです。
晩飯は味良くボリューム満点。肉料理が多く若い人向きな感じですか。
帰り際、新しく「日本秘湯を守る会」のスタンプ帳を作ってもらいました。大抵の宿は専用のはんこを用意していてそれを押すだけなんですが、1枚ずつ筆で手書きだったのには感動です。

赤倉温泉 三之亟
 泉質:☆☆☆☆
 風呂:☆☆☆
 部屋:☆☆☆
 食事:☆☆☆
 接客:☆☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆

鳴子温泉「東多賀の湯」

2008-09-29 | 温泉
今日、日帰りで行ってきました。
仙台からだと車で一時間ちょっと、宮城県北西部に位置する温泉です。
県内の温泉としては規模も大きく、旅館や大きなホテルが何件もある温泉街です。
はじめに早稲田桟敷湯という共同浴場に行って、その後東多賀の湯へ温泉をはしご(笑)。
写真はないんですが、鳴子温泉にあって、ほとんどが湯治客という渋い宿です。
アトピーなど皮膚病に効くということで評判の宿です。
ヨメが最近アトピーになって、ときどきお世話になってます。けっこういいようです。
以前に泊まったこともありますが、宿自体は本当に湯治宿で飾りけはほとんどないです(^_^;)
ぱっと見、アパートみたいな感じ(笑)
ただ、お湯はいいです。白いにごり湯です。
鳴子温泉には「湯めぐりチケット」なるものがあって、今回のように日帰り入浴ではしごする際にはお得なんですが、東多賀の湯では最近は日帰り入浴の客が増えすぎて、「湯めぐりチケット」のお客さんはちょっと制限しているようですので、事前に確認した方がいいです。
東多賀の湯は、お湯は本当にいいんですが風呂はけっこう狭く、確かにそんなに大勢は入れません。
それから、この宿の方々は少し無愛想な感じで、そこはちょっとさびしいです。
すぐ隣に西多賀旅館というのもあって、こちらも似たような湯治宿なんですが、私はどちらかというとお湯も宿もこちらの方が好きです。

東多賀の湯
 泉質:☆☆☆☆☆
 風呂:☆☆
 部屋:☆☆
 食事:☆☆
 接客:☆☆
 宿の雰囲気:☆☆
 お気に入り度:☆☆☆

湯田川温泉 湯どの庵

2008-09-10 | 温泉
湯田川温泉 湯どの庵

ブログでの報告はだいぶ遅くなってしまいましたが、夏休みを利用して行って来ました。
この宿は、「日本秘湯を守る会」に加盟している宿です。
温泉好きの間ではご存知の方も多いかと思いますが、宿泊するともらえるスタンプを10個貯めると、宿泊した宿の中から好きな宿を選んで無料で泊まれるという特典のあるこの会。
今回の湯どの庵は、このスタンプ10個の特典でした。つまり、ただ( ^^)
この宿は湯田川温泉の温泉街の中にあり、山奥の一軒宿というような秘湯のイメージとはかなり違います。

館内もおしゃれな雰囲気で、落ち着いたたたずまい。


食事も部屋食ではありませんが、懐石料理風に一品ずつテーブルに運ばれてきてリッチな気分。
味ももちろんですが、見た目でも楽しめる料理です。
おいしい地元の日本酒をいただきながらの食事は、最高の贅沢です。

お湯はほとんど無色無臭の透明でさらっとした感じですが、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉で結構効きます。


湯田川温泉・湯どの庵
 泉質:☆☆☆
 風呂:☆☆☆☆
 部屋:☆☆☆☆
 食事:☆☆☆☆☆
 接客:☆☆☆☆
 宿の雰囲気:☆☆☆☆
 お気に入り度:☆☆☆☆