勇ましいタイトルがつきましたが、ベンチャーズの永い演奏活動の歴史には、様々な変遷がありました。
一番古いファンですと、65年頃のライブをコピーするバンドが多いでしょう。
私たちは当時のスタジオ録音のコピーを基本に、ライブの要素も取り入れつつ演奏するスタイルです。もちろんリードはノーキーさんで、フラットピックが主体でした。
その後、メンバーの入れ替えが繰り返され、夏はジェリー・マギィ氏、冬はノーキー・エドワーズ氏というように、同じバンド名でありながら、ややタイプの異なるギタリストがリードを弾いている。
ファンの中にも当然、ノーキー派、ジェリー派が存在してくる。共通点は両派共、現在はサムピックを使用していること。
他にもボーグル派、スポルディング派の存在もあるかも知れませんが、話がややこしくなるので割愛します。
前置きが長くなりましたが、昨夜(9月26日)は、若いベンチャーズファンが2名来店。
一人は現在のノーキースタイルの奏法で、もう一方はジェリースタイル。
ノーキースタイルの方は本人の要望で匿名Xさん。写真もNGなので 加工致します。(クリックすると拡大モードに・・・。)
ジェリースタイルは常連の阿部君。
それぞれに得意の曲を飛び入りで披露。
圧巻は第2ステージにやってきた。同じ曲をノーキー派、ジェリー派が弾いたらどう違うんだろう?
ギターはそれぞれのシグネィチャー・モデル。私のギターより遥かに高いんです。(最近の若者はお金持ち・・と、つい感心!)
曲は「ハワイ・ファイブ・オー」「ブラック・サンド・ビーチ」
どちらが勝つとかは別問題。おじさんはただただうれしかった。
我が子のような年代がベンチャーズ。それも半端なテクニックではない。相当な努力の跡がうかがえる。
やっぱり、ベンチャーズは20世紀最高の音楽だと思う。
観客延べ動員数だけでなく、老若男女、聴くだけにとどまらず、ギターを持って弾くという行動をおこしているし、日本のポップスを変えたといっても過言ではあるまい。
そんなこんなで、夜も更けてきた頃、あつし君登場!
昨年暮れの、KoJiさんと遊ちゃんのライブ。懐かしいな~。
最近、急に寒くなってまいりました。そろそろ暖房の準備も必要ですね。