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小池都知事が街頭宣伝絞る

2024年07月02日 09時54分13秒 | 一言
学歴疑惑には答えず
 都知事選(7日投開票)で、現職の小池百合子候補が街頭宣伝の回数を絞っています。23区内で初めてという足立区・北千住駅前での街宣は、選挙戦10日目となった6月29日でした。4月の衆院東京15区補選で、12日間の選挙戦中9日も応援に入ったのとは対照的です。

 小池氏は告示から3日目に八丈島で、4日目に都西部の奥多摩町と青梅市で街宣。いずれも人口密度の低い地域でした。

 「公務がありますから」「多忙な公務の合間を縫って」―。今回選挙で都民ファースト関係者がしきりに繰り返す言葉です。現職知事で公務があり、なかなか街頭に出られない、というトーンです。

 都心部で初の街宣となった足立区の会場では、支援者ら1200人(陣営発表)が集まりました。拍手や歓声も上がりましたが、「公約実現ゼロ」と書かれたボードや、都職員の天下りを批判する幕を掲げた人も。歓声とは違う叫び声もあちこちから聞こえ、やや騒然としました。

 都議会での出馬表明以降、小池氏が記者から学歴疑惑などについて質問を受けても、答えず立ち去る場面が複数ありました。

 街宣の警備は厳重です。多数のスーツ姿と制服姿の警察官が周辺を固め、移動式の鉄柵を数百メートル張り巡らせて通行人や車両を規制。金属探知機による身体検査や荷物検査も行われました。


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