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子牛価格暴落・飼料高騰

2024年08月27日 22時57分50秒 | 一言
和牛 育てるほど赤字
田村貴昭議員、喜界島で調査 鹿児島



(写真)農家(右)から和牛繁殖農家の苦境を聞く田村氏=25日、鹿児島県喜界町

 田村貴昭衆院議員は25日、鹿児島県の奄美群島・喜界(きかい)島(同県喜界町)で、子牛価格の暴落と飼料高騰で経営危機にあえぐ和牛の繁殖農家から実情を聞きました。

 繁殖農家を営む男性(49)は、「育てれば育てるだけ赤字で負債ばかりが増える」状況の中、昨年末から1月にかけ親牛を310頭から170頭に縮小しました。息子は肉用牛の専門学校に通い跡を継ぐ意向でしたが、「後継者に渡せる状態ではない」と肩を落とします。飼料代などの支払いに子牛価格が追い付かず「以前、競りはうれしかったが今は恐怖しかない」と打ち明けました。

 訪れた農家からは、規模拡大を前提とした国の「畜産クラスター事業」で設備投資をした農家が、その借金返済で経営が危うくなっている問題が出され、「牛を増やせ増やせと言ってわずか4、5年。この状態になったら今度は(頭数を)維持せよ。おかしな事業だ」との意見が上がりました。海外からの食肉輸入などで和牛枝肉の流通在庫がだぶついて安値を招いており、在庫解消に国の後押しを求める声も。ある農家は「消費税引き下げ・廃止をしてくれるのが農家も一番助かるし、国民みんなも平等に助かる」と語りました。

 田村氏は、「基幹産業が崩壊の危機にあるとよくわかった。国会では3000億円規模の飼料高騰対策が必要だと訴え続けています。直ちに農林水産省に実情を伝えたい」と語りました。


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