tetsuとhirokoの気まま旅

自作キャンピングカーでの日本一周を目指す旅

喜多方から奥会津へ        2015-11-3

2015-11-05 06:52:04 | 旅行
   
 お世話になった「喜多の郷」を出発です。10日前の比べると桜の紅葉がかなり色濃くなっています。
残念ながら小雨が降ったりやんだりで、天気悪いです。
とりあえず喜多方市内に向かい「蔵の町」を見学したいと思います。


  
 蔵造りの店が軒を連ねていて、いい感じです。


    
 なんと「喜多方」はお祭りで僕たちを迎えてくれました。健康マラソン大会がオープニングセレモニーです。
ひろこさんは、蔵造りの八百屋さんの親父と意気投合して、野菜を買い込んでいました。素人目にも安いです。


     
「よさこい庄助まつり」は今年で15回目だそうで、千葉県からのエントリーもあり、老若男女10組ほどの演舞を楽しみました。


   
 和太鼓の演奏は迫力満点!喝采ものです。


   
 会津若松で行ってみたいところがありましたあります。「飯盛山」です。


   
 猪苗代口での西軍(会津では官軍とは言わないそうです。)との戦に敗走した「白虎隊」20名がたどり着いたここからは、鶴ヶ城と城下がよく見渡せます。籠城しての決戦を選んだ自軍が城下に放った火と煙を見て、西軍の攻撃が城下・城に及んでいると錯誤したのですが、城下が火に包まれるのを目の前にして若い彼らの胸中はいかばかりだったでしょう。ここの戦で戦死・自決したもの3000名余。内、婦女子200名余。戦はいずれも悲惨ですが、ここでの戦は、歴史に刻まれるほど悲惨な戦であったことは、疑いの余地がありません。いったい何が、会津の人をそう為さしめたのか。何か胸に重いものを感じながら、小高い山を降りました。



気分を変えて、「ラーメン二郎会津若松店」レポート第二弾です。
   
 祭日なので、店内丸椅子を含め15人程並んでいました。30分並んでカウンター席に着くと、程なく「豚入り小ラーメン」が目の前に出されました。今回のレポートの目玉はズバリ「豚」です。前回来店時の化け物みたいな量の「豚」が、「ブレ」だったのかどうか確認したくての再来店です。
見た目、少し小ぶりです。やはり、前回は高めににブレていたのかなァと思ったのですが、さにあらず! 肉と脂身が程よくバランスされた「豚」が7個入っていました。総量では前回より多いかもしれません。僕が修行をさせて頂いた「ラーメン二郎」17店の中では、最高の量とバランスのよさを誇る「豚」だと思います。勿論、麺・スープともおいしく頂きました。


小雨の中、西会津・南会津の道の駅巡りをしながら、今日の目的地・道の駅「きらら289」到着です。ここには温泉があります。最近、最後は温泉というパターンが定着してきました。それほど寒くなってきました。  明日も天気にな~れ!    おやすみなさいzzzz


11月4日。晴れ!  ヤッター  今日は南会津を回り、多分新潟県に滑り込むことになりそうです。

以前、雑誌で見て気になっていた「大内宿」に寄りました。昔の宿場町が現代の山の中にタイムスリップしてきたような、不思議で何か懐かしいような空間です。
ちょうど、屋根の葺き替えをやっている家もありました。


    
 「そば粉天ぷらまんじゅう」は、アツアツであんこもあっさりしていて、おいしいです。おねえさんもおいしそうでした。


  
 箸の替わりに「ねぎ」で食べるそうです。ときどきかじれば、そのまま薬味にもなります。


     
 5分ほど登ると、宿場全体を見渡せる場所があり、絶景です。
この寄り道も、大正解でした。


  
 道端の看板、なんて読むのかなァと思って、またより道です。「へつり」はこの地方の言葉で、断崖・崖の意味だそうです。


   
 この辺りは太古海だったそうで、長い時間のなかで侵食・風化を受けて、このような奇岩・風景になったのだそうです。


     
 僕たちが気に入ったのは、「へつり」より、林の中の駐車場でした。一番奥まで車を入れて、紅葉と静寂・森の中の小さな駅など、思い切り楽しめました。お昼ごはんを食べて、少し昼寝もしました。


  
 南会津の山の中にある道の駅「番屋」です。ここは記念すべき場所になりました。


  
 東北道の駅スタンプラリーが、145駅完結したのです。(正確には、津波で流され閉館中の「ならは」を除いてですが・・・)
お祝いに、メニューで一番高いお蕎麦をいただきました。 やったぜィ!


新潟県に向かいます。まともなルートは、少し北に戻って、田野倉湖畔を抜ける道だと思います。
          
今回は「桧枝岐村」を抜けて、奥只見湖から小出に出るルートを選びました。難コースであり、夜にかかりそうで厳しいのは分かっていましたが、一度は走ってみたいルートでした。ひろこさんには内緒です。峠からは、ところどころにやや広い場所がある、ほとんどすれ違い困難な道が続きます。対向車が来ないことを祈りながら、ドキドキもので、灯りひとつない奥只見湖の山肌にへばりつく、アップダウン・細かなカーブの連続する崖道にアタックです。写真に湖対岸の崖道が映っています。ひろこさんの口数が少なくなってきて、「大丈夫なの?」と聞くので、「多分!」といって、車を進めます。この車はもともとがトラック仕様なので、重い荷物を積んでてもよく走ってくれます。
奥只見ダムサイトの「銀山平」についたのは18時。少し疲れました。今日は先に進むのをやめて、奥只見ダムにある駐車場でお泊りです。
周りに明かりがなく快晴だったので、山の端ギリギリまで見える星空は抜群でした。特に西から東の天空に天の川が見えて、感激でした。今晩は車外にいすを出して満天の星を独り占めです。ひろこさんは、「寒い!」と言って途中から車でTVを見てました。僕一人、流れ星を7つ見ました。  今日もいい一日でした!  おやすみなさい