8月8日の入院までの間、CT.MRI撮影、必要時に備えての自己血の採血、各種リスク及びリスク管理についての説明等で何度かの通院をへて、
8月9日 手術当日を迎えました。12時頃手術室へ。
北村先生、前日手術の流れ等の説明にきてくれていた手術部の看護師さん、事前に懇切丁寧な説明をしてくれていた麻酔医
見知った顔が交錯するうち、深い眠りに落ちました。
何か声が聞こえるなアと思い目か覚めると、そこは手術室。
北村先生が『無事おわりましたヨ。ご家族には連絡しておくからね!』マスク越しにニコッと笑ってくれていました。
大きな時計が五時過ぎを示していました。
麻酔(ハイブリッド麻酔といって、数種類の麻酔を組み合わせる麻酔らしい)が好くきいていて、手術当日 翌日午前の立ち上がり訓練 午後の歩行器操作訓練でも、痛みは全く感じませんでした。両膝に腫れはありますが、『本当に手術したのかなア』と思っちゃうほど、痛みはありませでした。
手術の翌々日、午前午後のリハビリ(歩行器での廊下歩行、トイレの使用訓練)のあと、背中から硬膜外麻酔の針を抜きました。針が刺さっていたという感触もないまま、アッと言う目に処理は終わりました。
その後、暫くして両膝に違和感があり、やがて軽い痛みに変わりました。痛みを五段階でいえば1から2の間位の感じです。
此のくらいなら我慢できると思い、夕食をとり横になっていると徐々に痛みが増してきました。先生や看護師さんの指示どおりナースコールを押しました。夜の8時半ぐらいでした。『痛み止の点滴をしましょう。夕食後の薬にも2種類の痛み止が入っていたんですが、プラスこの点滴で楽になにますよ。』
『点滴が終わって30分しても
改善しない時には、また知らせてください!』と言って戻っていかれました。
『抗生剤です。』といって、2本目の点滴に交換してくれたのは覚えていますが、その頃にはかなり楽になっていて、10時前には眠ってしまったようでした。
痛みを感じていたのは2~3時間ぐらいでしたでしょうか。
北村先生も看護師さんも口を揃えて『痛みが出てきたら、知らせてください!』と言っていたことを守り、早めにナースコールを押していたら、ほとんど痛みらしい痛みを感じないですんだのではないかと、反省しきりです。
ペインコントロールの技術の高さにはビックリです。
手術から3日目 8月12日のリハビリでは、歩行器を安全に使えることを確認してもらい、単独での院内移動の許可がでました。
写真は、両膝人工関節置換術を受けた、三日後の私の姿です。