今年6月の第3週、手術日が決まってから手術までの7週間、していたことがあります。
自称『氷袋』です。布の両端をからげたり縛ったりすることで、冷やす面積を増やしたり、ポイントに固定することが出来ます。実際使ってみて、かなり重宝しています。
それは、とにかく膝を動かすことでした。
北村先生も、『無理のない範囲で運動してください。』と言っておられたので、その日からほぼ毎日自宅でエアロバイクを1時間位こいでいました。膝に直接体重のかかる五分以上の散歩なんて、夢のまた夢でした。
この数年、外で自転車には乗れていません。それは、サドルを高くしないと膝が動かず、例えそうしても安定してペダルを踏めないからでした。さらに停車の時、右足を地面に着けると膝が体重を支えきれずに転倒する
のです。
5回ほど転倒し、1度は車道側に倒れこんで、怖い思いをしました。それ以来、通販で安いエアロバイクを買って好きな音楽を聴きながら、たまに乗っていました。サドルも充分上げられますし、第一に転倒の心配がありません。
二番目にしたのは、近くにある練馬区の体育館のジムに相談に行ったことでした。今回の手術とリハビリ(最低限の社会復帰レベル)を、より高い生活の質のレベルアップに繋げたいとの思いからです。手術に至るこの病気は、これも出来ない あれも出来なくなったの繰り返しで、『生活の質』は落ちるばかりでした。
100パーセントは無理にしても、失ったものを何処まで取り返せるか、チャレンジしたいのです。
トレーナーに相談すると、『手術 リハビリのあと、出来ることを出来る範囲でやる為にも、今からスタートしましょう。』との事で、ストレッチ 上半身のマシンを使ったトレーニングから始めることになりました。トレーナーによれば、身体の何処の筋トレでも、其の影響は全身に及ぶそうです。
こうして、毎日のエアロバイクこぎと週2~3回のジム通いが始まりました。
今思えば、これらのことは術後の回復とリハビリの効果に、大きく影響していると思います。
術後リハビリが始まり、気をつけてしているいることがあります。
◎リハビリの時、いましている マッサージ ストレッチ 運動療法が何処の筋肉にきいているのか頭のなかでイメージすること。(テレビ番組の受け売りです。)
◎歩く時はゆっくり、足裏全体で床を踏み締めるイメージで歩くこと。
◎リハビリ 歩行練習のあとは、充分アイシングをすること。これは、先生に言われたことですが、その必要性は日々実感しています。
ただこのアイスノンを使ってのアイシングは、上手くポイントに当たらなかったり、ずれたりと、一筋縄にはいきません。
そこで、私はひろこさんに頼んで一寸した工夫をしました。
タオルを縦に折り、筒状になるように縫ってアイスノンをいれて落ちないように片側だけストッパーとして、縫い目をいれます。これに、冷やしたアイスノンをいれて使います。
自称『氷袋』です。布の両端をからげたり縛ったりすることで、冷やす面積を増やしたり、ポイントに固定することが出来ます。実際使ってみて、かなり重宝しています。
使う生地は、タオルでは厚すぎ、サラシでは薄すぎました。
手拭いが良いと思います。(冷えすぎるなら、一枚布をはさめばいいのです。)
イロイロ工夫しなから、日々のリハビリを楽しんでいます。