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医学部生改め、研修医のUSMLEお受験ブログ~第3章

アメリカ臨床留学を目指している新米研修医
4月から医療に英語にと奮闘予定!?
(ただいまSTEP2CK結果待ち)

しばしのお別れ・・・

2006年03月25日 13時39分46秒 | USMLE STEP1
ブログを閉鎖するわけではありません。ちょっとSTEP1とはお別れです。

受験が終わった私への多くのコメントありがとうございました。私をよく理解してくれている人、すでに受験した人たちからの言葉ほど落ち込んだ私に効くものはありませんでした。できは悪かったですが落ち込み・あきらめ・解放感と多くのものを同時に感じている複雑な心境です。

当分はSTEP1関連の記事はなくなると思います。もし不合格だったらもう一度勉強しないといけないのですが、今はまず日本の国家試験の勉強ともう少し臨床的なことの勉強の必要性があります。だから今後はSTEP2とか国試とかそういう内容でいきます。

アメリカですでに医師として働かれている先生に「一度落ちたぐらいであきらめるな」といわれました。たしかに一度不合格がついたり点数が低いとマッチングで不利になるのが常識なんです。でもそれぐらいなんだってことですよ。元々アメリカはアウェイですからね。殴りこみかける以上は強気でいきます。

終わりました…なにもかも

2006年03月23日 17時42分02秒 | USMLE STEP1
今新大阪駅です。17時前には終わってしまい、暇な時間を過ごしてます。終わっても解放された気分になれません。

詳しくは帰ってから書きますが。何よりも落ち込んでるのは最後の一問を解答しそこねたこと。しかも高地での酸塩基平衡という簡単な問題…まあこれできたところで他が難しかったので何とも言えません。

簡単な感想としては、よくもここまで問題のバリエーションを考えつくなということ。捻りを加えられた問題に驚き戸惑うばかりの私を容赦なく長時間の試験が苦しめる展開。

問題の詳細をこのブログで書くわけにはいかませんが、一日の私の行動でも書いてみなさんの参考になればと思います。

出発します

2006年03月22日 10時21分27秒 | USMLE STEP1
前日に解きなおしたサンプル問題が思いのほか間違う。一度解いた問題だと思うとなぜか焦って、いつもの悪循環に突入~。ベットでもなかなか寝付けず、朝も目覚ましの前に起きてしまった。

これもひとえに自分の準備不足が不安を助長しているのだろう。とはいえ今更一から勉強できるわけでもない。やったことしか反映されない。たとえ分からない問題ばかりだろうとやりぬくしかない。野球と同じ、最後まであきらめてはいけない。こういうときこそマグレ正解が連発で起きるんだ!!!

思えば元々12月に受験予定だった。ブログ仲間のERさんよりも少し早く受験する予定だったのが今では彼より3ヶ月もあとに受けることになった。この3ヶ月間は今までの大学生活が本当に悔やまれるほど焦って勉強した。自分がこれほど勉強していないのかと本当にわかった。人生の大きな失敗・ターニングポイントだと思う。

アメリカで働くかは別にして自分は最終的には日本で医療をするわけだから「よきアメリカの医者」の前に「よき日本の医師」にならなくてはならない。そのための準備期間は最終学年の1年間ある。自分が詰め込んだ時間よりも十分に長い。その時間が長くも短いことを思い知ることができたのは本当によかった。

弱気な発言ともとれるが、それぐらい反省した。そしてECFMG certificationの取得はあきらめないだろう。まだまだやれますよ。

23日の夜に帰ってきたら色々まとめて受験のこと、自分の感想をぶちまけちゃいます。受験の流れとか会場の雰囲気、そしてあれやこれやと・・・。

ふがいない、胸の鼓動~♪

2006年03月21日 22時49分01秒 | USMLE STEP1
今日も朝から図書館。でもドキドキがとれない・・・なんともびっくり情けない。
そんなときにもらったブログへのコメントは本当に精神的な助けとなりました。本当にありがとうございました。

残り家でしておくことはサンプル問題の復習と答えの暗記。この問題だけは同じ問題がプールされてるわけですから答えを覚えておけば150問を予習したことになるわけです。もちろんプールの総数はどれくらいかわからないので何%出題されるかもわからない。でも受験した人たちはかならず同じのがでたという。これはやっぱりお得だ!

ということで明日出発します。福岡も大阪も雨のようです・・・

STEP1で求められるもの、そして今の自分が得たもの

2006年03月21日 01時02分23秒 | USMLE STEP1
もう少しで試験日になってしまう。何をやっても大きな変化がないような気がする。そう考えると本当に勉強が進まない、そして焦ってしまう。これは試験当日にも言えることだと思うが、人間目の前のことにはまってしまうと本当に先に進めなくなってしまう。悪の螺旋に飲まれて抜け出せなくなってしまう。こういう状況をどうにか試験中に味わいたくはないと本当におびえている。

さてこんな混乱の中勉強しているときは「ドラゴン桜」風に自分が何をしてきたかを考えてみるのがいいと思う。Q-bankをとにかく解いてきた、足りない情報をFirstAidに書き込んだ。今その知識がどれほど身についたかは正直自分でもわからない。範囲の決まった定期試験じゃないから覚えたことがそのまま点数につながるというわけでもない。でもやってきた。

そして手に入れたもの・・・それは間違いを見つけることと医療の常識。非常に簡単な例をあげれば、突然起きた痛みは慢性というより急性の可能性が高いはずだから解答にはacuteというキーワードがあるはずと推測する力だと思う。ビシッと病気の診断ができなくても5つの選択肢から正解を選べばいいわけである。正しい推察力>臨床の実力な試験だと思う。

だから今は残り一年しかない自分の医学生としての能力が心配だ。だからSTEP1が終わっても今の勉強のペースは変えることができないだろう。STEP1の受験だけで満足はしてはいけない!

気分転換はいかが?

2006年03月19日 19時24分13秒 | USMLE STEP1
スコアがよくない私のような人間が気分転換など考えてはいかんのだが、どうも試験が近づくと気分が下がってくる。こんなときはIpodの曲を聞いて回復しかない!

FirstAidかKaplanの本か忘れてしまったが、最後に一日は気分転換に映画でも見ろとのこと。さすがにそんなに余裕を見せる気はありません。少なくとも前日午後は新幹線で移動しないといけないから緊張が続く・・・大阪を歩くのはたぶん中学の修学旅行以来のはず。

もうひとつの気分転換として、ともに戦う仲間が近くにいることは大切だと思った。これはUSMLEに限ったことではなく国試にも十分にいえることができる。自分の思ったことをぶつけれる相手が必要だ。勉強だけに限らず愚痴を言えることは人間のストレス発散のよい方法であると思う。ちなみに私はここのブログに書くことも愚痴のようなときがある・・・

周りにUSMLEに興味のある人がいなくて愚痴れない人はこのネットで思いを吐き出しちゃってください。

勉強を始めた頃は

2006年03月17日 11時25分34秒 | USMLE STEP1
最近色々な方から勉強法や申し込みについての質問メールをいただくようになりました。それだけ多くの人にブログを見てもらってると思うととてもありがたいです。まだ合格すらしていない私だが自分の経験が少しでも役に立てばと思い返信しています。

その返信メールの内容から少しずつ書いていけば、よりよい情報の共有になると思い書いていこうと思います。

今回はUSMLEの勉強を始めたがなかなか進まないという内容です。質問を送ってくれたのはまだ2年生ですから本当にすばらしい志だと思います。この話を聞くと自分が2年生のころにNational Medical Series for independent studyのPhysiologyを買って読み始めたのを思い出します。わからない単語だらけで、いたるところに意味を書きなぐっていその本は今も本棚に並んでします。当時は電子辞書なんて普及してませんから辞書といえば紙の辞書か、パソコンにインストールしたステッドマンぐらいでした。だから単語を調べながら読むのに本当に時間がかかりました。今思うとこんな勉強して満足してたのが留年につながったのかもしれませんが・・・

とにかく勉強を始めた頃はやはり誰でもうまくいかないもの。単語力がなければ本は進まない、進まないから問題もどんどん解けなくていやになる。でもこの地道な時間が必要です。いくら日本語で一度勉強していてももう一度英語の本は読む必要があると思います。できればネットなどでお勧めのUSMLE対策のような本を読んだほうがいいと思います。絶対読むなとは言いませんが、バイブルのように分厚い専門書は挫折への近道になります。まず知識の骨組みを、そして問題を解きながらわからないことを調べて肉として足していけばいいと思います。

今USMLE STEP1が一応の終わりを迎えようとしている私です。どちらにせよまずは国試対策をしないといけないので、当分英語だけの勉強とはお別れになると思います。同じような意気込みで国試も勉強できたらよいのですが・・・

今日はやばかった

2006年03月12日 21時18分03秒 | USMLE STEP1
Q-bankも終わりなんかほっとしてしまった。そんな時にECFMGから送られてきたサンプル問題を解いてしまったのがよくなかったのかもしれない。

2005年版の1,2回を解いて両方とも正答率は60%台・・・これはやばい。久しぶりにマウスのクリックで解答する手が妙に震え、たった3行の問題文が何度読んでも理解できないしキーワードのピックアップもできない。そのに全くわからない薬の名前が出てきたりしたらお手上げだった。

そんな2時間を午前中にすごしたのでなんか午後は落ち着かない。彼女に電話したりと、とにかく話したい衝動にかられたり落ちると思ったり色々クルクル頭の中をめぐった。

結局4時ごろに落ち着いた。一から苦手の薬理学を勉強し、Web上のUSMLE受験仲間のブログを読んだりしてなんとか。

多分国試のときは周りに同じ勉強をしている人がいるから焦ることはないはずだ。だがこの焦りの感覚は医学生になってから久しく感じていなかった。今この緊張を味わえたことで多くのことが学べた気がする。そういう精神論としてもこのUSMLE受験での”孤独な戦い”はいいのかもしれない。

ふと思い返してみる

2006年03月04日 03時29分50秒 | USMLE STEP1
かなり今詰め込んでいます・・・間に合わない予感もだんだんとしてきてます。でももうやるしかない!


そんな時USMLEの勉強を始めようとしている友人に何からはじめるのがいいかと聞かれた。自分はどうだったか思い出してみたが、今思えば情けない勉強だった。基礎がおろそかであるにも関わらずいきなり問題集を解き、とにかく難しいと叫び、友人との勉強会でも遅れをとっていた。なんとアドバイスしたらよいのか・・・参考にならない履歴だ。

じゃあということで、今少しだけ考えてみる。やはり生理学、生化学、薬理学のような基本の科目を最初から読むのがいいと思う。もちろんいいと評判の教科書を。Behavioral Scienceは時間があるときにまとめて読むと後々楽になる。一度やってしまえば日本でも勉強する内容と重なる部分があるから問題が解けるようになると思う。

さらにこれは理想だが、USMLEの勉強を始めるまでに国試の問題を一通り勉強しておくと病理学が簡単になる。日本の病理学と違い、臨床の病態に重点を置いた問題が出題されるUSMLE、案外国試と平行で勉強するといいようなことも聞いてます。

色々と勉強しながら思ったことをダラダラと書いてみました。

結論:早いうちから勉強するにこしたことはない。

うちの大学は大丈夫だろうか?

2006年02月18日 18時47分37秒 | USMLE STEP1
無事5年生の実習が終了しました。これでUSMLEに集中!でも本当はこの時期には国試向けにしっかり臨床の知識を見につけて、マッチングのために興味の有る病院に見学に行かなくてはならないのだが・・・

いつもお世話になっているERさんのブログに書類の不備でSTEP1の結果が通知されないというアクシデントの記事がありました。うちの大学はまあ大丈夫そうな情報を得てはいたものの信用できないので質問。

どうせこの事務の人はわからないだろうと、ややこしく説明していると案の定はてなな顔をされた(?_?)しかし

「それってECFMGの書類?」

といい返事が返ってきたではありませんか。

「その手の書類は送られてきたらちゃんと認証して返送するようにはしていますよ」

とのこと。

実際に自分がまだ受験をしていないのでなんともいえませんが、事務の人の理解はあるようで安心?