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国の戦略を練ることは大切だーまた一つ民主党の公約違反が・・

2010-07-16 19:54:05 | 意見発表
asahi comの記事

国家戦略局」菅首相が断念 実権ない知恵袋組織に縮小2010年7月15日

 菅直人首相は、重要政策の司令塔を担う目的で設置した「国家戦略室」について、政策決定の実権を持たない首相の「知恵袋」的な組織に縮小することを決めた。昨年の総選挙の民主党マニフェストに政治主導の予算編成や国家ビジョン策定を担う目玉組織として盛り込まれた国家戦略局構想は、大きく変質することになった。

 菅政権は2011年度の予算編成については、首相、仙谷由人官房長官、野田佳彦財務相、民主党の玄葉光一郎政調会長の4人で相談しながら基本的な方針を決めていく考えだ。政治主導で大胆な予算の組み替えが実現できるかが問われることになる。

 政権交代当初の構想では、財務省や外務省が握ってきた予算編成や外交方針決定の権限を、首相直属の「国家戦略局」に移すと想定されていた。ムダ削減を担う行政刷新会議と共に、政治主導の車の両輪との位置づけだった。

 官僚のおぜん立てに乗らずに政権の基本方針を打ち出す狙いで、鳩山政権はまず法改正の必要がない「国家戦略室」を新設。初代の国家戦略相に菅氏、後任に仙谷氏と重量級が起用された。

 しかし、昨年末の10年度予算編成では、マニフェスト実現のための財源確保に手間取り、最後は当時の小沢一郎幹事長が裁定に乗り出した。当時、国家戦略相だった菅氏は「総予算の全面的な組み替えを十分進めることが出来なかった」と、その限界を口にしていた。

 「ねじれ国会」で、法的な権限を持たない「戦略室」を権限のある「局」に格上げする政治主導確立法案の成立にめどが立たなくなった。このことも首相の判断を後押しした模様だ。

 首相は、英国で首相に政策を提言したり情報提供したりする「ポリシーユニット」と呼ばれる組織が日本にも必要だとの思いが強く、そうした役割を国家戦略室に任せる考えだと見られる。(鯨岡仁、岩尾真宏)」


戦略ということは大切なこと、碁や将棋で言えば深い読みみたいなもの、参謀みたいなもので常に作戦を考える部署は必要です。その大所高所の戦略を練りその作戦を受け入れるかどうかが政治判断になるのです。

これを有効に働かせると、より練られた案になり、効率的効果的な策が出来上がると考えられます。

民主党の目玉商品で大々的に売り出して選挙で支持を得たのです。それを引っ込めるのは勿体ないし公約違反です。「官僚のおぜん立てに乗らずに政権の基本方針を打ち出す狙い」はどうなるのでしょう。また官僚政治に戻るという事でしょうか。そう言えば解散前の国会答弁は韓流の作文丸読みでした。


ねじれ国会で「政治主導確立法案の成立にめどが立たなくなった」というが、捻れとどう関係が有るのでしょう。
要は生かし方、使い方の問題でしょう。
民主党発足時からみて、出される案が良く検討されずに思いつきで出されている印象が強い。
そう言うことを無くす上からも戦略室は考え方としては良かったと思います。

戦略室を打ち出した構想、それを無くしたらどの様に補うのでしょう。ねじれ国会になったときこそ戦略構想が必要ではないでしょうか。

一体民主党のマニフェストは何だったんですか。またもやマニフェスト破りが出たと言うことです。あまりにもマニフェストが軽すぎて、マニフェストという言葉が「嘘つき」という印象与えていたものが、また一つその印象を強めた感じです。

民主党って思いつきで物言う党で言う政党で信用できません。
テレビの前で喧嘩したり、選挙演説で自党の足を引っ張るようなことを言って回ったり、国の政治を預かる政党では有りません。

偽のマニフェストで当選した民主党政権。正しい国民の選挙で選ばれたとは言えません。
マニフェストが国政を変える変動があった場合選挙をやり直して改めて民意を問うべきです。

参院の結果が新しい民意です。
選挙詐欺の民主党、起訴の可能性がある小沢抱えている民主党、選挙時の党首が退陣した民主党、ねじれた場合衆院解散すべきとは民主党が言ってきたことです。有言実行でやって欲しいものです。

民主党は衆院解散して民意を問い直すべきです。

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