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民主党「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」の問題点―1

2010-05-02 17:37:45 | 日記
インターネットで記事を見ていたら
『 民主党議員らが28日、「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」(滝実会長)を設立し、国会内で初会合を開いた。

 小沢民主党幹事長が検察審査会から「起訴相当」の議決を受けたことを念頭に、審査会のあり方の見直しを求めていくことで一致した。

 会合には20人が出席。滝会長は、「司法制度改革は権力が独走する仕組みを変えるものだったのに、そうではない実態が出ている」とあいさつした。

 鈴木宗男新党大地代表も「検察審査会を可視化しなければならない」と訴えた。
会合後、辻恵事務局長は記者団に、「国民感情で司法制度が揺さぶられている。裁判員制度も検察審査会もおかしい」と強調した。

 東京地検が小沢氏を不起訴にしても、審査会が再度起訴すべきだと議決すれば、小沢氏は強制的に起訴されることになる。こうした中で、民主党の議連が審査のあり方に言及したことで、「圧力ではないか」との批判が出る可能性もある。』と言う記事が出ていた。
元検事の郷原信郎名城大教授が出席。郷原氏は「検察がわれわれに理解できないような捜査をやって、(捜査が)止まってしまったら、それをあおるような方向でこの制度が使われている」と指摘したともありました。

私はこの議連の動きに反論したいろ思います。

まず検察審査会と言うものを勉強しましょう。
『「裁判員制度」とならぶ、昨年の司法改革の目玉のひとつが、検察審査会法の改正だった。これによって、いままで検察が独占してきた公訴権(起訴して裁判にかけること)を一般市民も持つことができるようになった。

 検察審査会とは、検察官が下した不起訴処分が適切だったかどうかを、市民が審査し、「起訴相当」(3分の2以上の賛成が必要)か、再捜査を求める「不起訴不当」、あるいは「不起訴相当」か、3つのうちのいずれかの議決をおこなう場所だ。審査員は有権者のなかからくじで選ばれた11人で構成される(いままで54万人が選ばれている)。検察審査会は、全国の地方裁判所(支部を含む)の所在地に置かれ、現在は149カ所に165ある。全国の検察審査会がこれまでに審査した事件は、約15万件。なかでも水俣病事件、羽田沖日航機墜落事件、薬害エイズ事件など、行政の不作為が問題になった事件が知られている。

 昨年5月21日の改正によって、検察審査会で2度にわたり起訴相当の議決がおこなわれたばあいは、強制的に起訴(裁判所が指定した弁護士が検察官に代わって起訴、公判をおこなう)ができるようになった。

 この強制起訴第1号となったのが、01年の兵庫県明石市の花火大会事故で不起訴となった明石署の元副署長だ(1月27日、神戸第2検察審査会によって強制起訴)。また、東京地検特捜部が不起訴とした(2月4日)民主党の小沢幹事長の「陸山会」事件も、2月12日、市民団体から不起訴不当の申し立てがあり、目下、検察審査会の審査の行方が注目されている』という説明がある。

この説明からすると、検察審査会は、滝会長の言う「司法制度改革は権力が独走する仕組みを変えるものだった」ということにはなっていません。

あいつは法を犯していると思えるのに検察が不起訴にすれば、その理由を検証し不起訴が妥当かどうか検証したくなるのは国民の権利です。従ってこの検察審査会、検察を監視する立場にある組織は価値があり、アメリカから輸入したものです。

民主党は東京地検と裏取引してか小沢氏をせっかく不起訴に持ち込んだものの、審査会なるものが出てきて起訴相当と議決すれば、ほぼ起訴される可能性が高くなるのでこれはおかしいとだだをこねだしたのです。

独走というのは何かを無鉄砲にやることだけをいうのでは有りません。「やらないこと」・「不作為の無謀な権限の行使(=独走)」もあるのです。

容疑者を怖がったり或いは裁判で負けることを怖がった地検が我が身の保身に為にか何もしない方針を立てるのです。
そうしてそのことを明らかにおかしいと国民が考えるのに検察がなのもしないことがあるのです。そうするとそのことが犯人に「私は無罪を証明された」と言わせているのです。

買収されて真剣に証拠を集めなかったり、起訴する気を無くした場合、賄賂がはびこったり、悪人が罰せられない社会になってしまいます。

国民の代表11名が、検察が不起訴とした理由を慎重に検証し、これは起訴すべきだと判断することは良い制度だと思います。

検察審査会の起訴決定の判断理由を読みましたがもっともだと思えるものでした。私が裁判官だったら有罪とします。・・・ということで民主党は裁判員制度も国民感覚で判定が下されるようになってきているのでそれは不利だと考え、その裁判員制度もおかしいと言い始めたのです。つまり国民感覚での判定が行われるのは小沢氏には不利だと考えたのです。

民主党は検察は何とか操作出来るが、国民は操作不能だと考え国民を排除しようと考えたのです。

「起訴議決により公判が開かれ、被害者参加制度で直接質問できる意義は大きい。有罪か無罪か勝ち負けを意識するこれまでの裁判とは違って、国民感覚に立って事件を解決し、刑事責任を判断するのが大切との視点を打ち出した」と高く評価しているという意見もあります。

もし、小沢氏が何時も言っているように何もやましいことがなければ率先して国会の証人尋問も受け、説明すればいいのです。堂々と率先して、早くしないとこのままでは小沢は黒と国民に思われてしまいますよ。

やましいことがあるので、起訴されると不味いので側近が幹事長擁護の動きをしているのです。が・・・却って小沢は黒という印象が強くなった感じです。こう言うことで騒げば騒ぐほど民主党の本性が国民に理解され、国民は離れて行きます。

総てによい制度というものはありません。民主党もこの法案には賛成してきて成立したのです。

ところが、今回自分の所の党の幹事長がこれに引っかかったので、問題だと騒ぎ出しているのです。こう言うことは得手勝手、わがまま、自分勝手と思います。

しかし、この議連は小沢幹事長が検察審査会から「起訴相当」の議決を受けたことから検察審査会(裁判員制度も)は良くない制度だというのです。本来目的とした法の精神を勝手な解釈で曲げて行こうとしています。こう言うことがまかり通れば恐いことです。

民主党の勝手な判断で法のあり方を変更して行こうとする、国会法改正の思想が見える感じです。民主党が進めている国会法改正は小沢独裁化の道と言われていますので、今後注意して見守らなければならないものの一つと考えます。

どんな法律も憲法さえも民主党流、取り分け小沢流に解釈してやってしまおうとする方向、その方向は独裁化、その先は韓国への日本売り渡し・・・そのための外国人参政権が大切なのですとインターネットを調べると出てきます。

国会法改正の内容は
「(1)国会で答弁する政府特別補佐人から内閣法制局長官を除く
(2)副大臣、政務官の定数を増やす
(3)政府参考人制度の廃止
(4)行政機関の職員や学識経験者らからの意見聴取会の開催」
となっていますが、この法案が通ると、“法の番人不在に“内閣法制局長官の答弁を禁止。

つまりは邪魔する人は排除して民主党は法律を作り放題、完全独裁政治の開幕です。

もはや、外国人参政権や人権侵害救済法案に、国民がいかに反対しようと憲法違反であろうと、もはや何の歯止めにもならなくなるのです。

憲法の解釈も全て、民主党が好きなように解釈でき、それが通ることになります。なぜかマスコミは報道せず放置です。」という記事がありました。これが本当だとすると恐い話です。

今回の議連の動きは正にこの動きの方向にあります。

こうやって自分に不都合な法律は解釈を変えてしまう可能性があるのです。それをやれるのは現在は国会の議員を過半数占めることです。数は力なのです。今はまだ数で調整が出来ていますが、その内に数を無視するようになるか、どこかの国で行われている選挙の誤魔化も行われる可能性があります。

民主党はその議員の数を増やすために何をするのかと言えば国民の票を集めるマニフェストを掲げるのです。子ども手当のようなばら撒きと高速料金無料化、・・・この方法は支出を増やし、収入を減少させ、結果的には国家財政破綻を招く方向なのですが、選挙に勝つためにウソを言うことも意識的に行うことも出てきます。うそも方便でしょうか。

この夏の参院選、民主党は天下を取るチャンスだったのですが・・・検察審査会に邪魔されそうなのです。違法な手段を使ってでも選挙で過半数を取りたいのですが・・・

民主党の財政政策を国民は心配し子ども手当を貰うことは反対しています。高速無料化も反対しています。でも国民にとっては喜ばれることもあります。外国人で自国に子どもがいて一定の要件を満たせば月1人26000円貰えるのです。外国の子どもの金を出すのは友愛精神だそうです。

そう言う点で民主党の狙っていることは、日本の売国と言うことです。その言う観点から小沢幹事長の動きを見ると総て説明がつき納得できるのです。日本支配の支配・・・・日本の売国

来る参院選挙は国民は民主党の狙いをよく勉強して(とは言ってもあの櫻井よし子さんでさえ小沢幹事長の狙いは分からないと言っているのです)投票すべきです。

ともかく、日本の売国化を認める人は民主党、その反対をする人は、みんなの党、日本創新党、たちあがれ日本の中で選ぶべきでしょう。

小沢幹事長が目論む民主党過半数を達成されたらもう日本は小沢独裁が達成され、例え起訴されていても、今回の議連のような活動で、法を改正して、無罪にしてしまう事を考えていると考えられるのです。

それを阻止し牽制力を強めるのは有力野党に頑張って貰うしか有りません。民主党の過半数だけは絶対阻止しなければなりません。

今回の民主党の動きは背景に大きな危険性を持っていると言うことです。

この主犯を捕らえようとする国民の動きが、検察審査会の起訴相当の議決なのです。日本の正義を守る国民の民意の最後の砦なのです。

鈴木宗男はつまらん男で無視しましょう。

「民主党「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」の問題点―2」に続く


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