天真学園高等学校だより

酒田にある天真学園高等学校での行事を紹介

沖縄総体最終日  決勝戦そして有名なボクサーと会う

2010-08-04 | 天真学園高校ニュース


今日は、沖縄総体ボクシング最終日。全国のトップを決める決勝戦の日。わざわざ、この決勝を観戦するため東京から元世界チャンピオンの具志堅用高さんが来ていました。新庄南の柳谷くんと本校の渡部元生くんが一緒に写真を撮らせてもらいました。二人とも感激していました。



今日の注目のひとつ、酒田工業の的場くんと対戦したウェルター級青森工業の三浦くんの勝敗は・・・。いつもと違い動きが悪いのと減点されるなど本来の力が出し切れず、負けてしましました。



肝心の本校渡部元生くんと今月20日から始まる東北総体の対戦相手にもなる東北の怪物、ミドル級青森工業の荒内くんの試合は・・・落ち着いた試合運びで2ラウンドRSC(レフリーストップコンダクト)で優勝しました。



閉会式も優勝者、準優勝者だけのものであっという間に終わりました。帰り際、記念に元生くんの写真を一枚撮りました。本当に元生くんお疲れ様。次の東北総体は県代表で思いっきりがんばってきてください。



夕方、元生くん含め県の生徒たちは国際通りに行ったり近くの海に行ったり自由行動にしたため、私と酒田工業の顧問の先生とで世界遺産2つ見ようということになり午後4時近くから行動開始しました。首里城と識名園という順で見てまわりました。



首里城の正殿は現在朱塗の最中で左半分は完成していましたが、右が現在作業中でした。今年いっぱいかかるそうです。




意外と驚いたのが首里城の近くに世界遺産 国指定特別名勝の「識名園」というところがありました。写真の通り観光地なのに人もほとんどいなく、静かで別世界の雰囲気を感じてきました。毎日会場とホテルの往復だけだったのでようやく最終日に沖縄の有名なものを見た感じです。

沖縄総体6日目  準決勝とその他いろいろ

2010-08-03 | 天真学園高校ニュース



本日、沖縄総体ボクシング6日目。ピン級からの試合が始まった。



ライト級の試合では青のユニホームを着ている岡山県代表の藤田くん、もうひとつ上の階級にも兄が出場しています。この家族は5人兄弟で長男はすでにプロボクサーで女の子2人も格闘技に進んで格闘技家族とのことでした。みごと兄弟ともに決勝に出場することになったようです。



ウェルター級では、酒田工業の的場くんと戦って勝った青森工業の三浦くんがRSC(レフリーストップコンダクト)で勝ち決勝にすすみました。さらには、昨日東北の怪物といわれる青森工業の本校渡部元生くんと同じミドル級の荒内くんが、優勝候補である南京都の山元くんから3ラウンドに逆転してRSC勝ちで決勝に出場することになりました。この荒内くんの試合を見て帰り渡部元生くんは打倒荒内に燃えていました。20日から始まる東北総体での渡部元生くんの試合ぶりが楽しみです。



沖縄にきてようやくフリーな時間ができ昼に元生くんを連れてラーメン屋に行きました。ホテルのフロントの人から紹介され行ったのですが沖縄放送の取材や各局からきているくらいおいしいところみたいでした。実際食べてみると博多ラーメン系でした。でも、ヒットな味でした。


沖縄はアメリカ軍の駐留しているところ。町を歩けば国際色豊かで写真のように国道をアメリカ軍の車が普通に走っているのがやや目をひきました。



何で焼肉屋?・・・。酒田工業、新庄南そして天真学園で生徒たちのインターハイお疲れ会をこの焼肉屋でしました。沖縄特産豚アグーもありで生徒たちは計量に解放され思いっきり食べていました。明日は最終日です。長いようであっという間の一週間のように感じられます。本人ともども一緒に行った私もあと少しで勝ちベスト8という夢を見せてもらい明日閉会式をむかえます。


沖縄総体5日目  県勢ベスト8にいない・・・

2010-08-02 | 天真学園高校ニュース

今日も一日朝から暑そうです。ホテルからの景色です。左側には那覇港が見えます。


大会始まる前の沖縄の豊見城高校の会場です。沖縄のお土産品や総体記念のTシャツ、タオルなどを販売しているテントです。



準々決勝にもなり観客の数も多くなりまた、試合ひとつひとつが昨日よりさらに技術的・スピードともアップして見えました。

本校の渡部元生くん、昨日は敗れてなかなか寝付かれなかったそうです。同じく一緒に行った私も同じでした。一生懸命、東北総体に向け気持ちを切り替えようとしていました。



昨日、酒田工業の的場くんが対戦した青森工業の三浦くんは順調にベスト4に進みました。本当にあの減点がなければと終ってみてつくづく考えさせられました。

本校の渡部元生くんの対戦した広島県の崇徳高校の加納くんは僅差で南京都の選手から判定負けでした。今日の試合を見ても決して元生くんは引けを取らないことを再度確認しました。ただ・・東北には怪物がいます。青森工業の荒内くん。今までの試合すべてRSC(レフリーストップコンダクト)で判定での勝ちはほとんどなくすべて一方的な攻撃による勝ちです。今月、20日~23日の東北総体でまたまた元生くんと対戦する機会があります。対策を練らないといけないと言いながら会場をあとにしてきました。

沖縄総体4日目 惜しくもベスト8逃す

2010-08-01 | 天真学園高校ニュース

今日も朝早くから計量・検診。ベスト8めざし思いっきり行くと本校の元生くん。右隣のオレンジのシャツの生徒が今日の対戦相手。身長では元生くんのほうがやや大きい。



山形県の選手でベスト16に残ったのが4人。日大山形のフライ級の佐藤一馬くんが敗れ、新庄南の柳谷くんがバンタム級で試合をしているところ。結果勝ったと思いましたがジャッジの目とは違い4対5の僅差で敗れました。



残す本校の元生くんとウェルター級の酒田工業の的場くん。的場くんは主審からホールドの注意を何回も受けたことより減点4。結局優勢であったものの減点4が大きくひびき5対9で敗れました。減点が無ければ僅差で勝ったかも?


いよいよ、本校の渡部元生くん。山形県勢がすべて敗れ元生くんにかかる期待は大きいものでした。本人もそれを知ってか最初から前に前に行く試合運びでした。

手数も相手選手よりも多く出ていたものの決めてになるパンチが少なかったように思えました。



身長差もあり優位に行けてましたが、逆に相手からボデーにパンチを何度かもらいその分ポイントになったみたいでした。

山形県の監督からセコンドでアドバイスをもらっているところです。ダメージもそんなになく、いい感じでしたがやはり相手からのボデーにパンチをもらったのが敗因のようでした。相手の選手もかなりの実力を持っているようでしたが、それに対応して最後まで戦い抜いた元生くんには心から拍手を送りたいと思います。



結果2ポイント差で敗れましたが、今回のインターハイを通して感じたことは高校3年間で渡部元生という生徒は全国に通用するまで成長したんだと嬉しく思いました。また多くの方々の協力のもとここまでこれたことへの感謝を忘れないでほしいと思いました。まだ、甲子園の野球のように元生くんのボクシングは終わりません。8月20日~23日までの東北総合体育大会(ミニ国体)へ県の選抜ででます。さらには千葉での国体にも出場できるかも知れません。最後まで気を引き締め燃え尽きてほしいものです。明日からは準々決勝でさらにレベルの高い試合を見に行こうと思います。