飲むのかよッ！

　何気にテーブルの上で食後のまどろみに浸るイクラさんを見ていると紅茶のカップに鼻を寄せクンクン…。
「まさか」と思いながらも見つめていると徐にピチャピチャ…。
　飲んだ！
　紅茶を！！
　猫なのに、明らかに色付いてたのに…。
　今までなかったことなので驚きました（偶々見ていなかっただけかも知れませんがでも15年…）
　
　今、その紅茶猫が左７時方向からじっと見つめております。
　そして10時方向の籠の中ではギャーが時にピクピク身体を痙攣させながら寝ております。そういう時は身体をゆすって一度起こしてあげるのですが一度それをやってイクラに本気で噛み付かれ起こる前に驚きで硬直した事がありました。
　イヤー、イクラはイクラで我に返ったものの牙が抜けないほど食い込んでいたので一度猫の口を押さえて針にかかった魚を外すようにゆっくりと、でもその後イクラがチョービビッテいたので殴りませんでした。

　今でこそ体調にビビリ上げ奉っておりますが買い始めの時は教育的指導（ようは叩いていた）をしていたのですが今は悪い事もしないし（私の身体に爪を立てるぐらいは何でもありません）
　で、猫って飼い主の個性でビビル壷が違うなーウチのは目の前で掌を翳すと尻込みしますが（ギャーは殴ったことがあまりないので効果なし）姉の猫は指で丸を作って弾く動作を見せるとビビリます。
　他は、大きな物音立てたりとか…以前はイクラもそうだったのですが環境が変わって大分経つのでモノを落としたりすると「うるさいな」と云う顔で睨まれます。
　因みにギャーは不意の物音にはビビッて部屋中を走り回り大変な事になります。
　まぁ、危険と隣り合わせの野良生活が長かったからしょうがないか…。