花立毛鈎工房

テンカラを中心とした『お外遊び』のブログです。

花桃咲く和知野

2008年04月29日 | Weblog
 4月29日、花桃が満開の和知野川へ。川沿いの道路に美しい花が咲き誇っていました。もしかすると1年中でもっとも良い季節かもしれません。
 流れの際に毛針を流すと、アマゴが飛びついてきました。
 日中、疲れて昼寝をすると、浅い眠りの中、雨音が。しかも、車の屋根を激しくたたく音。あぁ、今日はこれで釣り終了かな、と思いつつ、睡魔に負けて眠りに・・・・。目覚めたのはクマゲラが木をつつく音のせいでした。

カバニー

2008年04月13日 | Weblog
 カバ兄と書いて「カバニー」と読む。榊原一門の兄弟子という意味で、みんなが敬意を表して、名前の後ろに「兄」の字をつけて呼ぶ。他に、「カズ兄」という、いろんな意味で「スゲェ」兄さんもいる。
 カバ兄は本当に心優しき、尊敬すべき人物である(顔はちょっと怖そうだが・・・・)。私が師匠に手渡すものがあって「和知野川に出かける」とカバ兄に話したら、わざわざ私に会いに、はるばる福井県の釣り場から駆け戻ってくれた。私が坊主で帰ることのないように、テンカラを教えなければ・・・・という使命感で帰ってきてくれたのだと思う。実際、川に入っても、いいポイントはすべて私に「やれ!」という。それどころか、私に先行させて、すべてのポイントを私に打たせた後、自分も少しだけ竿を出す、という釣りスタイル。なかなか魚が出ないと、近づいて、見本も見せて、教えてくれる。「こんな感じで誘えば魚は出るで、やってみやぁ」(名古屋弁的なニュアンスは文章では伝わりにくいなぁ)と声をかけ、自分は竿を出そうとしない。私が23㎝のアマゴを1匹かけたら、「う~ん、今日は良かった。いい日だ。」といって竿をしまおうとする。
 自分が釣れるのが楽しみな私と比べ、仲間が釣れることに喜びを感じるカバ兄はすごい。そういう境地に早く立てるようになりたい。

流れから出す

2008年04月06日 | Weblog
 4/6、榊原師匠から声がかかり、気田川に。アウェイの釣りは、野呂川以外、いい思いをしたことが少なく、どうかなと心配したけれど、師匠は「今日1日でこいつを育てる」という思いでいてくださったようで、自分は竿を出さず、1日中、付きっきりで教えていただけました。
 いつも流れと流れの間の鏡の部分は狙うものの、ごうごうと流れる流芯は捨てていたことが多くありました。しかし、この日は、流芯の底から魚を出すことを教えていただきました。
 この釣りはフライではできないものです。やっぱり、今年はテンカラでいきます。