今回ご紹介するのは
「逆境経営 7つの法則」
水尾順一著
朝日新書です
本書にある7つの法則とは
1 壊すことから始める
2 カネを惜しむな
3 何があっても「顧客満足」
4 「威張らない上司」を養成せよ
5 社員がのびのび働ける環境をつくろう
6 「らしさ」で団結
7 社会から離れない
この厳しい逆境の中企業の取るべき道を説いた本書。
特に「パナソニック」「トヨタ自動車」「資生堂」の
3社のエピソードが多く紹介されています。
私がやっぱりスゴイと思ったのは「松下幸之助」さんです。
徹底的な現場主義を通された松下幸之助さんは、
町の電気屋さんにもマメに足を運ばれていたようです。
余談ですが、その電気屋さんに今も
ラミネート加工されて保存されている名刺を
見てみたいと思う私は単なるミーハーですが‥。
大阪で開催された万博の「松下館」でのエピソード。
VIP専用口から入ろうとしなかった松下幸之助さんは
普通のお客と一緒に炎天下並び続け、
その結果、屋根にひさしをつけることと、
紙の帽子を配ることを命じたそうです。
「費用対効果」が叫ばれる昨今、
ひさしや帽子を作ってどれだけ売上が上がるのかなどと
考える経営者もいるかも知れません。
本書を読んで改めて感じたことですが、
企業とは先にgiveがあって儲けがあるものではないのかと。
しかし、不祥事を起こす企業はこのことを忘れているのではないかと。
そして働いている社員に対しても締め付けることが先ではなく、
まずはのびのび仕事をさせて、
その結果を見ることが大切なのではないかと。
いろんな意味で気づきを与えてもらえた本書でした。
「逆境経営 7つの法則」
水尾順一著
朝日新書です
本書にある7つの法則とは
1 壊すことから始める
2 カネを惜しむな
3 何があっても「顧客満足」
4 「威張らない上司」を養成せよ
5 社員がのびのび働ける環境をつくろう
6 「らしさ」で団結
7 社会から離れない
この厳しい逆境の中企業の取るべき道を説いた本書。
特に「パナソニック」「トヨタ自動車」「資生堂」の
3社のエピソードが多く紹介されています。
私がやっぱりスゴイと思ったのは「松下幸之助」さんです。
徹底的な現場主義を通された松下幸之助さんは、
町の電気屋さんにもマメに足を運ばれていたようです。
余談ですが、その電気屋さんに今も
ラミネート加工されて保存されている名刺を
見てみたいと思う私は単なるミーハーですが‥。
大阪で開催された万博の「松下館」でのエピソード。
VIP専用口から入ろうとしなかった松下幸之助さんは
普通のお客と一緒に炎天下並び続け、
その結果、屋根にひさしをつけることと、
紙の帽子を配ることを命じたそうです。
「費用対効果」が叫ばれる昨今、
ひさしや帽子を作ってどれだけ売上が上がるのかなどと
考える経営者もいるかも知れません。
本書を読んで改めて感じたことですが、
企業とは先にgiveがあって儲けがあるものではないのかと。
しかし、不祥事を起こす企業はこのことを忘れているのではないかと。
そして働いている社員に対しても締め付けることが先ではなく、
まずはのびのび仕事をさせて、
その結果を見ることが大切なのではないかと。
いろんな意味で気づきを与えてもらえた本書でした。
もし幸之助さまのラミネートの名刺をご覧になりたいということでしたら、ご紹介しますよ。
是非、皆さんにご感想をご紹介くださいね。
ありがとうございます。
多謝です!!!
駿河台大学教授・経済研究所長 水尾順一
コメントありがとうございます。
私のような知識のないものでもとても
わかりやすくて楽しみながら読ませて
いただきました。
厳しい時代だからこそ企業の真価が
問われるのだなと思いました。
幸之助さまの名刺見てみたいです。
ほんとミーハーで恥ずかしいのですが。
これからも益々のご活躍を期待しております。