ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀を往く-4(その8、終)

2021年10月29日 | 旧仙北町を往く

<歩いたところのS51年の航空写真>

●歩いた日:2021年8月18日(水)

●歩いた所

  ・堀見内:寺村、西穴沢、穴沢

  ・福 田:中村、大面、穴沢、内巻、上福田、川原道下

 ・横 堀:杉下、星宮、南福島

        ※ 「穴沢」は、大字の「堀見内」と「福田」の両方にある。

 ●歩いたログ(足跡)(道のり6.3km)


(以上の地図:国土地理院)

 次にS51年の写真。


 中央に見える「横堀小学校」の校舎の配置がH28年と異なって、東西に長い建物が2棟あり、その南に体育館と思われる建物が建つ。

 小学校のまっすぐ北に📷06の屋敷。しかし、S51年の写真を見ると、この屋敷が特別に大きいという訳ではなくて、似たような大きな屋敷が点在している。

 この屋敷から北に向かって突き当たる、東西に延びる道の道沿いにある家に注目いただきたい。ほとんどの家が道から少し奥まったところに建ち、屋敷が道に接していないことに留意しておいてほしい。

 H28年の写真で紫色で囲んだ、家が密集しているところに、よく見ると細い道が通っている。この後のS23年の写真と比較するとわかるが、この道が昔の幹線道路で、その道沿いに建ち並んでいた家々だったようだ。この道をさらに紫色で伸ばしたのが昔の道筋である。

 S23年に写るグランドの場所を示してみた。その脇の十字路(➡)がロータリー式のような交差点になっており、そのまん中の植え込みがよくわかる。

 次にS23年の写真で、歩いたところの南側の部分。


 下に改修前の蛇行する「川口川」と「向川寺」。田んぼは右下と右上の部分だけが区画整理されており、それ以外は未整備のままである。

 「横堀小学校」は道沿いが広い校庭で、その南側にコの字型の校舎が建つ。学校からだいぶ西に離れたところにグランドがあるが、これが小学校のグランドだったのだろうか。

 グランドの東側を通る当時の幹線道路の道筋がよくわかる。現在の道筋は紫色の線。

 ここでH28年の写真で注目した「A」の屋敷を見ると、当時の道は屋敷の北側を通っていたことがわかる。建物はこの道と並行になっていたため、現在の道とは方向がややずれる結果になっているのだろう。

 最後に同じくS23年で、歩いたところの北の部分。


 📷06の屋敷のすぐ南に、H28年の写真にも印した木立(➡)がはっきりと写る。この周辺の田んぼが何度か(2度?)整備されたものの、墓地があるこの場所は昔のままに残されたことがわかる。

 紫色の線は現在の道筋である。その北側にある家々は当時の道に接して建ち並んでいたが、田んぼの整備と併せて通された道は少し南側に移動したため、家と道が少し離れる結果になったようだ。

 現在「柳田医院」が建つ場所には建物が見えない。

(終わり)

〇ブログに掲載したログの累計(累計の道のり:518.4km)

 

 緑の線が今回のログ(足跡)。

 ブログの掲載が間遠になってしまったことに加え、途中で入院することになったため、「横堀を往く-4」の掲載が2カ月にもわたってしまいました。

 足の回復がまだ十分でないので、退院してから「仙北平野歩き」には出かけておりません。しばらくは身の回りの風景や気付いたことなどのブログが続くと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。


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