ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町高梨を往く-7(その1)

2022年04月15日 | 旧仙北町を往く

<今回のログ(足跡)>

●歩いた日:2022年4月6日(水)

●歩いた所

・高 梨:上高梨、繁昌、一ノ坪

・払 田:境田、高柳

・上野田:道添、中村、上添、道合、川端、四十八

・安城寺(旧千畑村畑屋):切上、竹花

●歩いた位置


●歩いたログ(足跡)(道のり6.2km)


(以上の地図:国土地理院)

 左足の術後の回復にそれなりに時間がかかり、その間に雪の季節に入ってしまったことから、昨年の8月に「旧仙北町横堀」を歩いて(その様子は「横堀を往く-4」で掲載)以来、「仙北平野」歩きには遠ざかっておりました。

 足の痛みも薄らぎ、調子も次第に良くなってきた頃を見計らって、雪の日は「イオン・モール」内の散歩、晴れた日はかんじきウォークや歩くスキーなどでリハビリに精を出した結果、ようやく一万歩(6km余り)程度のウォーキングに自信を持てるようになり、この(2022年)4月初めの晴れた日、7カ月ぶりに「仙北平野」歩きに出かけてきました。

 歩いた場所は「払田の柵跡」のある「長森」に程近く、「丸子川」のすぐ南側に当たるところです。この後も「丸子川」沿いの地域を、「東山」に向かって川を遡るように歩いて行きたいと考えております。

 それでは本文に入ります。

 「大曲」の街から東に向かって車を走らせ、「大仙市役所仙北庁舎(旧仙北町役場)」、「高梨小学校」を過ぎてさらに東に向かう。やがて、以前(「高梨を往く-6」)に歩いた「上高梨」に入り、そこで車を停める場所を探しながら進むと、道右側の家並が途切れたところにあぜ道があるので、そこに車を停めてスタート。

 車を走らせて来た道に引き返したところで、行く手を望む。

(「上高梨」から東を望む)


 この辺り、道の右側は「上高梨」、左側は「繁昌」である。「繁昌」とはめでたい地名だ。手元にある「地名へのいざない」には、番所あるいは見張り番役所の意味か、という記述とあわせて、「高梨」を訪れた「菅江真澄」は、この地に昔住んでいたと伝えられている「万千代姫」の「万千代」が転じて「繁昌」になったと記している、との記述もある。

 この日は晴れてはいるもののやや雲が多く、道の奥の「東山」は麓の辺りしか見えない。

 ここは「高梨小学校」児童の通学路らしく、歩行帯を示す青緑の線が引かれている。「あれだけ積もっていた雪もあっという間に消えてしまったなあ」などと思いながら青緑の線に沿って東に向かう。やや大きな水路を越えてすぐの十字路で振り返る。

📸001:「上高梨」を望む


 振り返ったのでこの写真では道左が「上高梨」。奥に「西山」がのぞく。

 道左、手前から二本目の電柱の奥に我が愛車「ラパン」が写る。

 十字路を左折して田んぼ中の道をしばらく北に向かう。右手前方の「境田」の家々が近づいたところでまた十字路になり、その角から西を望む。

📸002:「境田」から西を望む


 西に向かう砂利道の脇に、高さの異なる二本の水路がある。水面が高い左側の水路が用水路、右側は排水路である。

 道奥に雪が残る「西山」が、右手に「丸子川」にかかる橋が見える。

 十字路から「境田」の道を東に少し進んだところで、来た方向を振り返る。

📸003:「境田」から南西方向を望む


 見える家並は、左手前が「道添」、右奥が「繁昌」。「道添」の家々の手前を左から右に歩いて来たところ。

 屋根下にうず高く積み上がっていた雪がまだ所々に残っている。

(その2に続く)


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