ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀を往く-5①

2024年07月03日 | 旧仙北町を往く

<今回のログ(足跡)>

●歩いた日:2024年6月18日(火)

●歩いた所

 ・堀見内: 藍野、置上、北藍野、谷地、西福嶋、下東中屋布、堰端、福嶋、南福嶋、南谷地

 ・高 梨:八嶋、下八嶋、車瀬(旧仙北町高梨)

●歩いた位置


 
●歩いたログ(足跡)(道のり7.6km)

(以上の地図:国土地理院地図に加筆)

 今回からは「川口川」シリーズになります。細かくて見づらいですが、位置図をご覧いただくとわかるように、「川口川」は「丸子川」の支流で、「東山」を深く分け入る「川口渓谷」(位置図の「権現山」辺り)を源に、「旧太田町」、「旧仙北町」を流れ下る川です。

 今回はシリーズの第一回目ですので、「丸子川」との合流地点をスタートし、川の左岸(東側)を遡るように歩いて来ました。

 なお、川の右岸(西側)については、これまでにだいぶ上流部まで歩いておりますので、しばらくは左岸を歩く記事が続く予定です。

 それでは本文に入ります。

 ログ地図左下、「大仙市仙北ふれあいセンター」のすぐ南側を走る道を西から来て「県道305号」との十字路を突っ切り、「川口川」にかかる橋を渡る。渡ってすぐ右折し、川沿いの道を行くと左手に広い駐車場があるので、そこに車を停めてスタート。まずは「川口川」が「丸子川」に合流する地点に向かう。

(「藍野」の「ふれあい親水公園」)

 右手下の川が「川口川」、奥が「丸子川」。

 ログ地図を見ると分かるように、私が立つ場所のすぐ東側を、もう一つの支流である「矢島川」が流れており、「丸子川」に注いでいる。従って、この場所は三方をこれらの川に面しており、それが公園の名称の由来のようだ。

 看板の脇を通り奥に進む。

(「丸子川」と「川口川」の合流地点)

 右手が「川口川」で、左手から流れ下る「丸子川」と合流する。

 「丸子川」にかかる青い橋脚の橋は「田茂木橋」、その奥に「姫神山」が見える。

 「丸子川」の対岸にひと際大きな木がそびえる。何の木だろうか。近いうちに訪ねてみたい。

 同じ場所から「川口川」の上流方向を望む。

(「相野橋」を望む)

 右端に我が「ラパン」が小さく写る。

 見える橋は「相野橋」。先ほど車で左から右に渡り、川沿いを手前に来たところ。ここから「東山」の麓まで歩いて行くことになる。

 ところで、橋の名称であるが、この後引き返して橋のプレートを見て「目野橋」とメモ帳に記入した。帰ってから、「珍しい名だな。この辺に「目野」という地名があるのかな」と思って調べると、無い。改めて橋の名称を調べると「相野橋」とある。現地で見た時は、プレートが古くなって、「相」の「木へん」が見えなくなっていたようだ。

 なお、「ふれあい親水公園」があるこの一帯の地名は「藍野」である。橋には読みやすい簡単な字を使ったということか?。

 引き返して、「相野橋」に向かう。車を停めた駐車場の奥は「こども園」である。午前中の涼しいうちに園児を外で遊ばせている。

 私が園裏の広場の脇を通ると、一人の園児が大きな声で「わー、きゅうりだ、きゅうり」というとほかの園児も次々に集まってくる。見ると、広場の道端に「きゅうり」や「とまと」などを植えたプランターが並べられており、「きゅうり」が大きくなっている。

 みんな思い思いに遊び回っている。小さな子供の声を聴くのはいいものだ。

 川沿いの道を進み、橋の東たもとで道を横断したところで振り返る。

📸001:「藍野」の「こども園」

 左端の丸い立て看板のところが「こども園」の入口。看板に近寄ってみると、上の方に「せんぼくちびっこらんど」とあり、下の方に「幼保連携型認定こども園 みどり園」と書かれている。

 昔は幼稚園と保育園が別々に設置されていたが、国の行政改革もあり、最近は幼保連携型の「こども園」があちこちで見られるようになった。

 小さくて分かりづらいが、正面広場の木の下にも園児の姿が見える。広々とした、農村ならではの環境にある「こども園」だ。

(②に続く)


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