<南から「唐関」集落を望む>
●歩いた日:2020年12月11日(金)
●歩いた所
・高関上郷(四ツ屋):野際、二ツ屋
・花館:唐関、中台、萩台、葛野、富士見町、上佐渡、東裏地、下中野、上中野、下大戸、中大戸、上大戸
●歩いたログ(足跡)(道のり8.3km)
(以上の地図:国土地理院)
杉木立が並ぶ「唐関」集落の北縁まで進む。
📷03:「唐関」の一角
ここまで進んで来た道から、集落の中へ向かう道をのぞいたところ。
ログ地図を見ると、「唐関」の集落は南北に走る広い道の東側に多くの家々が集まり、そこをぐるっと回るように細い道がある。それが古くからの道だろうと思い、写真の道を奥(東)に向かう。
すると、道が右手(南)に折れる角に神社がある。
📷04:「唐関」の一角2
道端の鳥居の奥に小さな神社がひっそりと建つ。神社のすぐ前に聳える、葉を落とした大きな木は神社には付き物?の銀杏だ。
鳥居の左奥の建物は集落会館で、入口脇に「唐関会館」の看板が下がる。
右手、奥に延びる細い道は昔の道跡のようにも見えるが・・・。
集落の東側から南側を進んで、元来た道の先に出る。北の方を望むと道端にまた鳥居が見えるので、近づいてみる。
📷05:「唐関」の一角3
道奥の杉木立の向こうの道を右に入り、集落の外周を回るようにしてここに出て来たところ。
鳥居があるので、社は?と思ってよく見ると、鳥居の左奥に小さな石祠がある。また、人の背丈よりも高い杉の切り株が立つ。元々は杉木立の中に社が建っていたのだろう。
南に向かい、集落を抜けると道の両側は一面の田んぼである。
途中、かなり長い区間にわたって舗装工事が行われていて、片側通行になっている。自転車の私がそこに差しかかると、通ってもよいとの合図なので入って行く。私が長い工事区間を走っている間は車が入らないようにしてくれる。立ち並んだ車を見て、悪いな、と思いながら通り抜けたところで振り返る。
📷06:南から「唐関」を望む
「唐関」は周囲を田んぼに囲まれた孤立したような集落である。「地名への・・」によると、「唐関」は「カラ(枯れる)」・「セキ(堰)」で「流れの少ない用水路か」とあり、この辺りは少し小高い台地になっていて、そこに集落が形成されたためだろうか。
台地といえば、写真の道の右手(東側)に「中台」、左手(西側)に「萩台」、さらに「萩台」の奥(北側)に「西台」の地名が並んでいる。すぐ近くを流れる「玉川」の氾濫原の、すぐ上の台地に由来するようだ。いずれも一面に田んぼが広がっている。
(その3に続く)
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