ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★雪降りも一休み

2022年01月22日 | 四季のたより

 今年(2022年)の1月19日の朝は気温が-11度まで下がり、この冬一番の冷え込みとなりました。前日(18日)は終日断続的な雪で、夜も降り続きました。朝起きて外を見ると雪は止んでいて、やがて日射しが降り注ぐいい天気になりました。キッチンから外に目をやった妻が「きれいな景色だね」とつぶやきました。

 朝食を食べて雪寄せに向かう時、家のすぐそばの「ケヤキ」がこんなになっておりました。


 枝の太いところには降った雪を載せ、細いところには霧氷を着けております。

 顔が冷たくて口が回らないようになりながら(この時の気温はまだ-8度)、妻と二人で雪寄せを終えた後、雪景色を撮るため、例の如くカメラを手に車で出かけました。

 車で走っているうちに日が陰ってきましたが、新雪をまとった景色には何とも言えない気持ちにさせられます。

 近くを流れる「玉川」を西に越えて、里山が近くに見えて来たところでカメラを向けました。


 日射しが途絶えて沈んだ感じになっておりますが、山を覆い尽くしている杉木立が新雪をまとっている姿は格別です。

 写真中央、山の中腹にわずかに木立が途切れているところがあります。ここに神社が鎮座しております。

 少し行くと、今度は田んぼの中に神社が見えてきました。


 鬱蒼と茂る杉木立の間から社殿がのぞいております。日射しがない分、よけいひっそりたたずんでいるように見えます。

 写真を撮った後、奥の里山の方に目を向けると、雲の切れ間から届いた日射しで山の一角が輝きだしました。


 積もった新雪も、それをまとった木立も輝いております。

 日射しはあっという間に広がり、目の前の景色全体が輝きだしました。


 雪は生活には何かと負担になりますが、こんな景色は雪国に住んでいる人たちへのご褒美のような気もします。

 しばし見惚れた後、帰路につきました。

(終わり)


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