<「上村」の風景>
●歩いた日:2024年5月12日(日)
●歩いた所
・斉内(旧太田町):川原
・大神成 :前田、上村、フカウヂ
●歩いたログ(足跡)(道のり5.4km)
(以上の地図:国土地理院地図に加筆)
大きくカーブしながら登坂になる「みずほの里ロード」を進み、段丘の上に出る。
📸002:「上村」の風景
段丘の上は「上村」である。「大神成」の上手(カミテ、川の上流側)に当たることが地名の由来だろう。
道は「上村」の台地を縦断して、すぐまた上り坂になって山の中へ延びている。
道案内標識にある十字路のすぐ手前まで進む。
📸003:「上村」の「菅原神社」参道入口
鳥居前の十字路は、前回の「豊岡を往く-3」で、右手から来て横断し左手の「前田」方面に向かった十字路である。
鳥居の脇に「菅原神社」と刻まれた石柱と白い標柱が建つ。その近く前まで行く。
(「菅原神社」参道入口2)
白い標柱は「菅江真澄の道」の標柱である。前回ここを歩いた時には、標柱がすっぽり冬囲いされていて、何が書かれているか分からなかった。
標柱には、「文政2年(1828年) 大神成村と記録」とあり、また「一郷の鎮守」ともある。「明治」が始まる40年も前にここを訪れた「真澄」はどんな景色を見たのだろうか。それにしても、「江戸」時代に「仙北平野」のこの地まで足を延ばしていたことには驚いてしまう。
十字路を右折し、鳥居の前を通って少しだけ東に進む。前回も立ち寄った「第二田沢開拓」の用水路をもう一度のぞいてみる。
(「上村」の「第二田沢開拓」用水路)
3月に来た時には全く水が流れていなかったが、5月中旬の田植え時なので水が満々と流れている。
石段に見える細いホースは、ポンプで水を汲み上げるためのものだ。スノーダンプをかぶせたポンプからハウスの方に緑のホースが延びているので、ハウス内の水やりに使っているのだろう。
ログ地図を見ると、埋設された(破線で描かれている)用水路がしばらく道と並行して延びている。その道を道なりに進むと、やがて右手から来る道が合流する。そのすぐ先で振り返る。
📸004:「上村」の風景2
右手奥から来たところ。この辺り、道は段丘上の縁を走っている。
「第二田沢開拓」の用水路は、写真のY字路付近を横断して、段丘下へ延びているようだ。
(③に続く)
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