ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★2023年秋、銀杏並木と旧地主邸①

2023年11月14日 | 四季のたより

<「横手市黒川」の銀杏並木>

 毎年秋になると、連れ合い(妻)の口から「今年はどこの紅葉を行こうか」という言葉が出てきます。昨年は「角館」の武家屋敷に行きました。その前には「田沢湖スキー場」、「抱返り渓谷」、「岩手網張スキー場」、「栗駒山」麓の「須川温泉」、「玉川ダム」、・・・。連れ合いの言葉は、「近くの見どころと言われるところは大概行ってしまって、行くところがなくなってしまったね」と続きました。

 そんな言葉を聞いて、どこに出かけようかと思案している時、最近、「横手市黒川」にある下水道処理施設の銀杏並木が話題になっていることを思い起こし、そのことを連れ合いに話すと、「行って見たい」という返事が返ってきました。そこで、晴れ上がった11月5日(日)、銀杏の紅葉も見頃になったというので二人で出かけました。

 あわせて、以前から連れ合いが見たいと言っていた「大仙市角間川町」の地主だった「旧本郷家住宅」(12月に行われる、将棋「竜王戦」第6局の対局会場となっていたが、藤井竜王が4連勝で防衛したので、対局がなくなってしまった)にも訪れました。

 まずは、銀杏並木と「旧本郷家住宅」の位置図です。


 
(地図:国土地理院、以下の地図も同じ)

 すこし見づらいですが、「銀杏並木」は「奥羽本線」の「横手駅」の北西7kmのところ、また、「旧本郷家住宅」は同じく「大曲駅」の南7km、「飯詰駅」の西3kmのところにあります。

 まずは「銀杏並木」に向かいました。その付近を拡大した地図です。


 
 橙色の線が「銀杏並木」。ここには「秋田県流域下水道 横手処理センター」があり、センターの東側を南北に走る道が「銀杏並木」になっております。

 右下隅の県道(黄色線)の十字路から南に向かい、すぐ「処理センター」方向へ延びるまっすぐの道に差し掛かると、正面にまっ黄色の「銀杏並木」が見えてきました。

 スマホのナビを見ながら、処理センターに近づくと、入口に向かう道路に車が長々と連なっております。その後部に我がラパンを停め、処理センターの正面入口に向かって歩き始めました。

 道奥が処理センターの入口で、ご覧のとおりの車の列。入口両脇に「銀杏並木」が連なります。

 路上右側を歩いているのが、先行した我が連れ合い。

 処理センター入口前。奥の建物に「秋田県流域下水道横手処理センター」の文字が見えます。

 入口付近から北の方を望みます。

 北の方は少し緑っぽいところもありますが、見事な眺めです。

 地図や航空写真で調べると、「銀杏並木」は、入口北側が144mで28本、南側が227mで42本、計371mの70本でした。

 この日はサイクリングの団体が訪れておりました。

 まずは南に向かいます。少し行ったところで振り返りました。

 手前には葉を落とした枝がみえますが、その奥は紅(黄?)葉最盛期です。

 小さくてよく分かりませんが、道奥中央に着物姿で傘をさした女の子が二人立っております。盛んにポーズをとりながらお父さんが向けるカメラに収まっておりました。少し離れたところから大勢の人たちがその様子を眺めておりました。

 南端に来て、また振り返りました。

 南側の方が少し早く葉を落としているようです。

 引き返します。

 敷き詰められた銀杏の葉。ありふれた表現ですが、黄色の絨毯です。

 奥に小さく4人連れの親子が写っております。先ほど脇を歩いて来た時は、子供が銀杏の葉をかき集め、立ち上がってその葉をまき散らす様子を、これもお父さんがカメラに収めておりました。

 入口前を通り過ぎて、さらに北に向かいました。北の端辺りで振り返りました。

 やはり、北側は落ち葉の量が少なく、紅葉の進み具合が少し遅いようです。

 散策したり写真を撮ったりと、みんな思い思いに楽しんでいるようです。

 葉をアップして見ると・・・。

 「蝶々」が羽を広げたような形、「イチョウ」の「チョウ」は「蝶」かしらん、と調べてみたが、そのようなことは全くありませんでした。

(②に続く)


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