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パンピーテッケナー専用メモ

鉄拳プレイ中のメモ

初ランクマ 〜蘇る母親の笑顔〜

2018-08-21 21:55:58 | ゲーム

初ランクマッチ記念記事。



ずっと避けていた、鉄拳ランクマッチにデビューした。

格ゲーをやり始めてもう10年以上になるが、
今だにランクマッチをやるときは手が震えるし、
マッチングした相手のプロフィールを見ていると動悸が起こる。

情けない話、相手の力量を知らないことが怖いのだろう。

減っていく体力ゲージ、痛いほど鳴り響く心音。

どうしても気楽にプレイできず、ランクマッチに手が出なかった。


過去の話をするが、私が初めてランクマッチを経験したのは、
およそ10年前、ストリートファイター4をプレイしていたときだ。

バレバレな透かしジャンプからのレイジングタイフーンが決まり、
対戦相手のアベルの体力残り半分を一度に奪った際、
隣で見ていた母親が歓喜の声を上げた。

そして、最終ラウンド、アベルの無空に倒れたTホークを見て、
「あれはすごい技だったね」と母親が呟いた。
これが私の初めての公式試合だった。



社会において、脚光を浴びるのは勝者だけである。
しかし、母親だけは敗者であっても私を見ているのだ。

だからこそ、結果が出ないことへ申し訳なさを覚える。

私がランクマッチに必死になってしまうのは、
この青い記憶によるものなのだろう。