tecchyの日記帳

わがままな内容のこのブログにおつきあいいただき
どうもありがとうございました。

マセで、やってまっせ~

2006年05月20日 07時26分22秒 | マセラティ
おはようございます。 土曜ですね。 皆様お休みですか?  オラは仕事ずら。

職場の近くで行方不明になった人がでたらしいです。
消防団に所属している職場の長、昨日に引き続きまた今日も
見つかるまで捜索に加わるとのこと。 
すると今日は職場にオラ独り!? 気楽なのはいいんだけど・・。
対応しきれないお客様が来た時なんかは困るのよねぇマジで

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日曜におこなったイタ車のエンジンオーバーホール作業の続きの記事です。
え・・と、どこまで書いたんだっけ? 
そうそう。 洋平です。様のお宅でジンギスカンをご馳走になったあと
そのまま酒盛りに突入するわけでもなく(?)
しっかりと整備を続行したのでありましたってなあたりでした?



ヘッドをブロック側に慎重に降ろし、ヘッドボルトを締めるナットをはめている場面。
この時はタービン&マニホールドをヘッド側に仮組みしての搭載でした。
 
            

解説書のページを抜粋しました。 拡大して御覧下さい。
イタリア語と英語。 幸いにして洋平です。様に翻訳をお願いしているため
確実に作業できているはずです。 その語学力。 素晴らしい!!
わたしももっと真面目に勉強していれば良かったなぁ~~と思わずにいられません。



トルクレンチで規定トルクに締め付けているところです。
最初に6キロで締め、3~40分ほどおいてからまた8キロで締め、
更に時間をおいて10キロ(!)で締めなさいと指示されていました。
うーん。 イタリアの車。 日本人にはわからないナニかがあるのかもしれません。
いずれ、次のステップまでは少々時間があきます。



航空無線を聴きながらです。 左上のピストンリングはその昔
R30スカイラインにL28ターボを載せた頃の名残です。  そう。
ハイブーストがたたり、ピストンが逝っちゃったんだったよねぇ。 懐かしい~。

・・ま、同じ2800ccの六気筒ターボでもこのイタリア製とは全然モノが違います。
思えば日産L型エンジンは整備しやすくてとても幸せでした(笑)



今度は左バンク側のヘッド搭載準備にかかります。
この状態。 無造作に床に転がっていたこの保管状態。 うーん。 この状態・・。



一個1600円程のナットです。 高トルクで締め付けるために
山がなめってしまったナットが続出したために、5個ほど準備していただきました。



鼻歌まじりで 搭載☆
こちらバンクのターボ&マニホールドはかなり自由に動かせるので
ヘッドをドッキングしてからでも取り付け出来るだろうと思い何も考えずに
そのまま作業してしまいました。

・・さて、2回目の締め付け(8キロ)の前に、マニホールドをくっつけるかな?



どうです? 余裕ではまりそうでしょ?
ヘッド搭載時に邪魔になるので、わざわざ仮組みしてなんて誰も考えないっすよね?
ところがこの場面でもう、一同が困り果ててしまいます。



クライアントである某・サダ○コ様もお見えになり、それこそなんとかどうにかと
懸命にがんばってみましたが・・・・・みえます?
ターボチャージャーの下にある、エンジンマウントブラケットがぶつかり
邪魔をして、ヘッドから出ているスタッドボルトにマニホールドがはまりません。
はまりそうではまらない!!! なに? なんで?

この時点でもう、ダメだと悟った私、マセラティーに寄りかかって寝てしまいました


起きてみてはっ!!  
お二人がまだ頑張っています。 色々な角度でどうにかこうにかしようと懸命にであります。
うーん。 頑張ってます。 素晴らしいその頑張り。 でも、はまりません。

なんでじゃ~~~!!!

解説書にも、参考にさせていただいているHPにもそんな注意事項は存在しません。
第一変じゃないすか?
ターボ交換するときにわざわざヘッドまで脱着するんですか???

まさに 『 ありえなぁ~~~~い 』
ここでつい、私の携帯を鳴らしてしまいます。

いずれ、2~3時間位は頑張ったでしょうか?
まさににっちもさっちも状態でもう、本当にイヤになり(笑)
この日はおひらきとなりました。



一応、両バンクのヘッドは搭載されています。
規定トルクできちんと締めるのも忘れていません。
ここまでは組んだヨってな絵でヨロシクです。
  

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腹いせにこんなのを撮影してしまう自分・・。 

うーむ。 結局はまだ打開策がみつからないままです。
でもでもいずれなんとしてもその場面からの続きとなるわけですのよてっちーさん。
逃げられないのよ?  なんとかせなあかんぜよ
むむむ・・・・。

さて。なんか中途半端に終ってしまうけど、そろそろ出勤時間なので
このマセラティーのシリーズもまだまだ続きます。 
作業するたびにきちんと記事にしていく予定であります。 お楽しみに~~。


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