マセ、やってまっせ～～

こんばんは。　

今日は概要文にもあるように猿・・もとい、去る１４日に珍しく午前から活動開始・・。
作業再開したマセラティー・クアトロポルテのエンジンＯＨの模様をレポートしたいと思います。

前日（土曜）、糸井神社様と深夜まで怪しい電話をしてしまい
まして調子こいて深酒しての迎えた日曜朝。　寝てました。
『　こんこん　』　　　　・・？　　　・・・・・？　　　ん？

はっ！！　　
次の瞬間、悟りました。　洋平です。様が部屋の外からノックしているのであります。
あわてて起きる私。　・・・が、ふらふらです。　・・・


なんでも電話をいただいていたみたい。
その履歴をみると、ちょうどプリキュアが終った時刻にかかってきていた模様。
どこまでも奥深い配慮が素敵な洋平です。様とのお戯れ。　ようし、やるすか。


　　　＊＊＊＊＊＊＊


まずはブリーフィング。　今日はどのへんまで！？

はい。
とりあえず前回の続きであるヘッドを載せ、時間をかけて３段階で締め（！）
エキマニ＆ターボ一式をドッキング後
ブレーキのマスターバックを組み付けるところまでやりましょう☆
と、云う予定に決定しました。

口で調子ぶっこくのは簡単なのですがいざ取りかかるとなるとこれがまたなんともはや（笑）
我が家の車庫ないの様子を眺め・・しばし硬直・・後、覚悟を決め
おもむろに新聞紙の包みをあけてシリンダーヘッドをサルベージしました。
予想どおり結構錆びています。　
そういえば面研＆ＯＨに出して戻って来てから約四半世紀・・は、嘘。
かなりの時間が経っているのでまぁ、仕方ないかもですね。
よって番数の高いペーパーで錆を落としてごまかすこととします。　（？）
そしてそれはブロック側も同じであります。
ライナー周辺も丁寧に磨きます。　



なんとなくまだ赤いけど・・。　あまり細かいコトは気にしません。



ね？　ライナー部分が赤いでしょ？　　これはまだ作業開始直後の絵ですね。



ヘッドを搭載するに際して必要なのがこの立派なガスケット。
当然、新品ですね。　・・・・・高価なんですよ。　とても。



でもその新品のガスケット、あまり良い出来とは言えません。
洋平です。様がなんとしてもこの絵を残した方がイイと仰るので掲載しました。
反ってますね。　日本のエンジン用を数多く見てきたこの私も思わずクビをかしげてしまいます・・・？



向きを間違えないようにブロック側へそっと置きます。



こちらは左バンクの絵。　ブロック面とガスケットの隙間・・反り具合をご堪能ください。
結局規定トルクで合体させればきちんと密着するはずなので
ナンの問題もないかと思われますがやはり・・不安になるのも事実。
さすがに３セット目（！）ともなればそれなりに慎重に捉えてしまいがちです。
などとあれこれ談義しつつ、解説書の手順に従い脱脂。　↓↓↓



うん。　良い具合だね。



↑の絵、エキゾーストマニホールドのガスケットです。　
ヘッドに搭載する際、この面が下になるためにこのガスケットが落ちてしまいます。
これまでは紐や針金で軽く留め、仮組み後にその紐他を引っ張って外すという
手法を採用してきましたが今回はこの瞬間接着剤にて組み付ける事としました。
そしてこれがばっちり！！　当然にして洋平です。様のアイデアであります。



搭載している途中です。　
ところがここである重大な事実が発覚しました！！
ブロックとヘッドの正確な位置決めをかって出ている巨大なノックピン
（正式名称なんだっけ？）
を入れるのを忘れていたのであります。　こりゃぁいかんとあわてて装着。
んでもってこれが・・なかなか上手く入らないのでありました・・



わかりやすく○をしてみました。
何度試してもうまくはまらないので、重いヘッドをもう一度取り外し、改めてセット。
この時点でお昼も過ぎてました。　
なんでも、洋平です。様のお宅でジンギスカンを準備してくださっているとのコト！！

きゃ～～～　素敵～～～～　　　　いただきま～～～～す

かくして某・ふ○ごーり様宅の素晴らしい庭を一望できるテラスにての
素晴らしい昼食会。　堪能させていただきました。　
うーん。　お昼のは効くねぇ～～～～

ゆるやかに流れる日曜午後の時間。
シエスタを・・・。　是非、シエスタを・・・・・・・・・

なんて言っていられませんでした。
まだこの時点ではヘッドすら載っていないのであります。
ようし。　気合いだっ！　　　午後の部の作業再開です。
大体２時半前だったでありましょうか？　
順調に推移して逝くと思われたこの日の分の作業、このあと大きな壁にぶち当たるという事態に陥ります。
ナニがどのようには、次回のこのマセラティーの記事にて！
では！　　　　　　　　　　　　～～～～～