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TEAM OLIVIER

お~おりびえ~おりびえ おりびえ おりびえ
はいはいはいはいはい

<決勝>イタリア-フランス

2006-07-16 21:14:21 | ワールドカップ
しっかり、ブログも停滞してしまいました。

この所、仕事で毎日が2時3時帰りとかっていう悲しい生活しているせいではあるんですが…おかげでワールドカップも佳境に入るにつれて試合が見れない状態に。悲しい限りですね。

今年のワールドカップを振り返るのはまぁおいといて、
正直、まだイタリア-フランス戦を全部みていないので試合についてはなんとも言えないんですけど、まぁそれなりの感想を。

非常に「硬い」試合だったと思いますね。いろんな意味で。お互い、硬い守備の中でチャンスを作るものの、なかなか得点に結びつかない。しかし、決して引きっぱなしでなく、お互い攻めてるんだけど、フランスはビエイラ、マケレレの最強ダブルボランチとテュラムらディフェンスラインが、イタリアはカンナバーロと今回大活躍?のマテラッティのディフェンスラインとなによりガットゥーゾを効かせた守備で決め手に欠けると言う展開が続きました。
個人的には、こういう試合はキライじゃありません。スペインのように華麗にパスをつなぐサッカーもキライじゃないけど、ハイレベルでボールを奪い合う展開、1チャンスで得点に結びつく試合は見てて楽しいです。(個人的には…ですが。)ただ、一つ間違えると退屈な試合になるのも否定できないわけで。

その中、ビエイラが負傷退場したのは痛かった…ちょっとフランス優勢かなぁと思っていた矢先だったので、どうなることかと思いました。
案の定と言うか、それ以降ちょっと試合が退屈になった気がしました。中盤からの攻め手がジダンだけになったフランスが、ちょっとどうしていいかわからなくなりましたね。

まぁ、疲れもあって少し退屈になってしまった試合ですが、結局1-1でPK戦になってしまうわけですが。
ここで、巷で大騒ぎになっている「ジダン頭突き事件」が起きるわけですね。まぁ詳細はいろいろ世間で言われているのではしょりますが。
個人的見解としては、やっぱりジダンがNGかなと。こういう挑発とか野次とかっていうのはよくある話であって、まぁワールドカップという大舞台で起きたせいで大きな騒ぎになってはいますが、やっぱり手を出した方が悪いんですよね。
人種差別的発言は、特に欧州のサッカーではよくあります。本当にタチが悪い。サポーターも大っぴらに差別発言をするなら選手もよくやってます。
でも、やっぱり手を出した方が負けというのは、現状では変わらない。もし言ったほうが非があるというのならば、そういうルールを作るべきです。審判への暴言がイエローをもらう現在のルールであれば、選手への暴言もイエローないしはレッドが出るルールを。今は無いんじゃなかったかな?試合中に聞こえない部分で言ったものに対してはしょうがないですが(接触プレイも。審判が見えなければ…という部分はあるわけだから)、それくらいすべきでしょう。それが無い限り、今はやっぱジダンが悪い、それのみです。ジダンは後悔はしないと言った?それはまた別の話ですね。

で、PKでフランスは負けました。外したのはフランスのトレセゲ1人のみ。(噂ではもう泣きそうな顔だったらしい)しょうがないですね。精神的支柱が抜けたフランス…ジダン退場の時点で勝負は決まったのかもしれません。


<予想>スペイン-フランス

2006-06-27 23:38:21 | ワールドカップ
6月27日
予想:スペイン 2-1 フランス

はい、とうとうきました。
個人的には、今年のスペインをかなりかっているので、一回戦の中でもこの一戦が私は非常に楽しみにしていました。

ただ一つ残念なのは、地上波でこの試合をしないので私は見れないと言う事…残念無念。
まぁ、でもとりあえず予想だけでも…(地上波で見れないと予想しないつもりでしたが、例外例外)

えー、
ジダンのことを考えると、正直フランスにも頑張って欲しいところですが、いかんせん今のフランスが今のスペインを崩せる気がしません。
予選2試合で予選突破を決めて、万全の体制で決勝に来たスペイン、対してギリギリの試合で予選突破したフランス、今の両チームではスペイン有利と考えます。(あくまで「今の」ですね)
しかも、予選を見るにスペインには今までに無い「強さ」が見えます。ラウールという存在に頼らないチームを作り、なお且つ、いざと言うときにラウールが活躍できる。なんて理想的な状況?とさえ思いますね。層も厚く、なにより若手が多いおかげもあってモチベーションが高い!
もし負けるとしたら、先制されたときかな?選手たちが、「あーあ…」という気持ちになってしまったら、逆転は難しいかと。

しかし今のフランスではちょっと厳しいかも?当然ジダンが先発してくるでしょうが、正直厳しい。スペインのディフェンスもそんなに良いわけじゃないですけど、あの韓国に1点取るのがやっとのフランス攻撃陣ではどうかな…
ただ、攻撃陣のタレント的潜在能力が高いのは間違いなく、かつディフェンス陣は安定しているので、この試合としては、フランスが大勝するか、接戦の末スペインが勝つ(内容としてはスペインに押されっぱなし)かどっちかかなぁと思ってます。

で、予想としては後者で。


<感想>イタリア-オーストラリア

2006-06-27 00:04:27 | ワールドカップ
6月26日
イタリア 1-0 オーストラリア

予想してなかったけど、ずっと見てたので感想だけ。

非常にイタリアらしくなく、かつイタリアらしい試合だったなと思いました。
つーか、最後のPKはしびれましたね。そんな事があるんだ…という意味で。

前半はイタリアらしくない攻撃的な姿勢が見えました。今年のイタリアは、いろんな所から「カテナチオからの脱却」とか言われてますが、あくまで基本はカテナチオかなと。でもどんなこ攻撃していてもいざ守りに入るといつのまにか守備に人数が増えている…凄いなと思いました。
で、何度もチャンスがイタリアにきます。でもトーニが決められない…ちょっとモヤモヤする感じでしたね、トーニの不調がわかる前半でした。
対するオーストラリアも立派に対抗してました。攻守の切り替えが早い早い…いい試合とは言えないものの、結果的に拮抗した試合でした。

そして後半、マテラッティにレッドが出てから一気に試合が動きます。あれは厳しかった…マテラッティがやっちまったか!とも言えるけど、イエローでも良かった気がしましたね、レッドは厳しいかな。
そしてオーストラリアが主導権を握ります。しかしゴールが決まらない…イタリアがしぶとさを見せます。終了間際までほとんど攻めなかったんじゃないでしょうか?はい、攻められなかったんじゃなくて攻めなかったんじゃないかと見えました。最後のロスタイム、攻めに入って仮に失敗しても反撃を食らわない時間帯まで攻めなかったんではないかと。それだけ自分たちの守りに自信があったんではないかと。イタリアらしい一面でした、
そしてその通り守りきりました。基本守りに徹し、チャンスがきたら一応攻めるんだけどボールが取られたらすぐ守備に人を割く、結果として人数で負けることは無い…あの人数の推移は見事でした。
結果的に、それがヒディング監督の交代を間違えさせました。イタリアが攻めてこないから延長になると予想したんでしょう、結局オーストラリアは交代枠を1人しか使わずに延長用にとっておきました。イタリアが3人使い切ってましたから。
たぶんそれは間違いない選択だったと。
で、ロスタイムに攻めに入ったイタリアがPKをとります。劇的でした。そしてトッティがそれを決めてイタリアの勝利。
あのPKは誤審では?とも思えますが、まぁマテラッティのレッドとプラスマイナスでトントンかなと。不幸は、それらがペナルティエリアの中か外かだっただけかなと思ってます。そしてオーストラリアは交代枠を使うことなく負けました。

結果的には、イタリアの試合巧者ぶりに負けたオーストラリアとなってしまいました。もし10人になったイタリアに押し勝っていたら…悔しいでしょうが、イタリアがらしさを見せて巧かったということでしょうね。


<結果>イタリア-チェコ

2006-06-24 22:37:44 | ワールドカップ
イタリア 2-0 チェコ

チェコは、非常に残念な結果となりましたが、これもワールドカップという事なんでしょうね。なにより、ガーナに負けたのが痛かった…

チェコは、コラーの負傷欠場により、予想通りバロシュを先発させてきました。対するイタリアも、トーニが不調により欠場。
しかし先発メンバーを見てビックリした事が二つ。
まずは、チェコが選んだ戦術がバロシュの1トップだったこと。確かにコラーがいないことで頼れるFWがいないこともわかるが、バロシュは1トップを張れるようなFWじゃない。FWでボールをためて2列目を待つ…この戦術がバロシュで可能なのか?バロシュの得意はすばやい動きとシュートの上手さであり、2トップの一人として使うには適しているが…
そして、もう一つはイタリアも1トップだった事。トーニの変わりはインザーギだと思っていた私はビックリでしたね。チェコ対策?でもイタリアの4-5-1など見たことも無く、どうなることかと思いました。(あ、ユーロ2004の時は4-5-1でしたね…失敗しましたが。)

で、結果。お互いのフォーメーションが機能したとはいえないものの、なかなか良い試合でした。得点は、負傷したネスタと途中交代したマテラッティがコーナーキックから1点、同じく途中出場のインザーギが1点とイタリアが勝利しましたが、内容的には互角かと思いました。唯一違うとすれば、チェコの決定力が無かったことですね。

チェコは案の定、バロシュでボールが全く納まらず、ネドヴェドら2列目の上がりを生かせませんでした。そして、ロシツキーが全く機能していなかったことが致命的でしたね。
対するイタリアも、トッティが抑えられ機能していませんでした。これらによりイマイチ迫力のある展開にはなりませんでしたが、全体を通して緊張感のある試合だったのは確かですね。紙一重だったのは間違いないでしょう。

圧巻は何といってもネドヴェドでした、攻めに守りに…常にボールのところにいてボールを持っている、というくらいの運動量とテクニック、そしてボール奪取力ですね。すばらしいを通り越して凄まじい活躍でした。
できれば決勝トーナメントでもネドヴェドを見たかった…残念です。

チェコは、これで一つの世代が終わりになるでしょう。来年からはロシツキーを中心とした全く新しいチームとなる。期待となるか、期待はずれとなるか…来年までわかりませんね。でも楽しみです。


<予想>イタリア-チェコ

2006-06-21 22:44:50 | ワールドカップ
6月22日
グループE
予想:イタリア 2-2 チェコ

さて、
予選グループ最大の山場がやってまいります。
しかも、お互い予選2試合目でやらかしたせいで、本当のガチンコ勝負となってしまいました。

イタリアは、2戦目で左サイドバック・ザッカルドがやっちまったオウンゴールが記憶に新しいですね。あんなのワールドカップでみれるんだなぁと感心してしまうくらい見事な空振りでした。まぁしかし、あれ以外はイタリアの守備は見事なものです。いつものセンターバックコンビ、カンナバーロとネスタが堅実な守備を見せています。
対して、攻撃陣はやや停滞気味か?ジラルディーノはともかく、トーニの不調はいただけません。やはり、チェコ戦はトーニを変えてくるでしょう。インザーギあたりかな?それと、ちょっと消え気味のトッティが復活すれば、チェコからは2点くらいは取れるとみます。(チェコの出場停止選手の影響も含めて)

対して、チェコは厳しいですね。センターバックの中心、ウイファルシが出場停止になってしまいました。これにより、守備がやや薄くなるのは間違いないでしょう。
加えてFWコラーが微妙で、おそらく出場できないでしょう。こうなると攻撃力は半減してしまいます。中盤はロシツキー、ネドヴェド、ポボルスキーら長い事同じメンバーで戦ってきた面子がそろい万全に近いものの、やや不安です。

では、何故チェコがイタリアから2点も取れると予想するのか?それは、チェコは4年前からほぼ固定メンバーで戦ってきた、いわゆる結束力の塊のようなチームなのです。数人の退場者によりチーム力は劣っても、不安に思ったりおたおたするようなことはまずないかと。そのうえ、ワールドカップではあまり見せきれていませんが、実はヒディング監督もビックリな攻撃型チームでもあると言う事。4-1-4-1という基本フォーメーションがそれを物語っています。
加えて、ユーロ2004でも得点王になったバロシュが怪我から復帰するという話もあります。センターバックの弱体化により、吹っ切れたチェコが猛攻勢をかけてイタリアを脅かす…それに耐えつつイタリアがカウンターを加えて得点を重ねる…そんな展開を考えます。