タペット♪ ハーレー メカニズム。。。。。

ＨＦメカです
世間の連休が終わり本日から通勤ラッシュの始まりです。。。
朝はなぜか皆さんイライラしているらしくかなりイケイケな運転の方が多い宇都宮
事故ったらどうしようもないＹＯ

本日はＥＶＯのエンジンの組み付け準備でタペットを分解、清掃しております



「タペット」ハーレーを乗っているとどこかで耳にする言葉ですが。。。現物を見る機会はなかなかないはず
このトレイに入っているばらばらの部品が４つ分。。。これがタペットです

各バルブ、プッシュロッドに対して１つなので計４つです



１つ分の分解写真。。。
一番左のタペットボディにその他の部品が順番に収まっております

さて。。。何をしているかですが。。。。。

ある一定のストロークを与えるとオイルを吐き出すという習性から、シリンダヘッドにオイルを圧送する
もう1つはバルブステムとロッカーアームのクリアランスを常に０に保つ
が主な働きです。。。

ここがいかれると最悪、オイルがヘッドに周らず焼きついたり。。。なんてことにも
ガチャガチャとメカノイズが出たりしたら疑いありです

予防策としては、やはり定期的なオイル交換や管理をしてあげることが重要です
こんなに小さな穴を通って各部分にオイルがいきわたる構造なので、汚れたオイルガいかにダメージを増大するかはご想像の通り



ここのところ使っているタペットのメーカーです。。。
純正は値が張るので、リーズナブルな社外品で対応します
しかも作りも純正よりも優れているので文句なし

ＨＦメカはこの新品を分解、清掃しておりました

何故
それはやはり量産品。。。。。
オイルホールの位置や、向きの習性と、防腐剤しか入ってこないタペットにオイルを入れてやる為で御座います

１つ１つを丁寧に

ジーザス！オイル下がり。。。。。

ＨＦメカです
近頃、急な修理が増えておりますハイフィールドですが、皆様本格的に乗り出した
感じですね
しっかり整備して夏を乗り切りましょう

1995年式のＥＶＯですが。。。凄いことになってます



本日の私めの机の上ですよく見る光景ですが



ヘッドを降ろした直後のピストンヘッドです
スゴイオイルだらけです



60000㎞選手ですがしっかり組んでばっちり走れるようにしていきます
白煙や異常な排気臭がしましたら疑い有りです。。。
早めにご相談下さい

エーデルブロック For EVO 。。。。。

ＨＦメカです

本日は。。。以前トラブルがあったＥＶＯ（オイルポンプギア等）のヘッドからはじめます
エンジンフルＯ／Ｈとなりましたこの際に全てリフレッシュの予定です



エーデルブロックカッコイイのもそうですが。。。パフォーマンスもまた
お高いヘッドなのでリペア&調整でベストコンディション狙います



まずはカーボン除去



綺麗さっぱり
マシニング加工の痕が素敵です



この光景ぞくぞくきます



そして。。。。。クランク



こちらもこれから分解、各ＢＲＧ等交換予定です
しっかり作業させていただきます

XLH1200S スポーツスター ヘッド組み付け♪

ＨＦメカです

Ｎ．Ｏ氏の１２００Ｓのバルブのシートカット、すり合わせが終わったので組み付け開始

私めの机の上です。。。。。



この光景にいつもやる気満々
内燃機は楽しいです

バルブは新品、当たりはばっちり



ステムシールしっかり組みます
レッドラインのエンジン組み付けルーブお勧めです




リフレッシュされたＥＸポート
好調に期待です



リングギャップ測定
よし準備万端
明日から組み付けに入ります

スポーツスターのヘッド掃除♪

HFめかはきょうもせっせと作業を進めます

N.O氏の1200Snoヘッド
カーボン落とし中



綺麗になりました



プラグホールも修正
プラグ取るとき硬いのは嫌だし、ねじ山にもカーボンが蓄積しています。。。。。



すっきり
そしてバルブたち




左側４つが新品　これから取り付けます
右側が外したバルブ。。。カーボン＆あたり幅ががたがた
これから、シートカット、摺り合わせで仕上げます

スポーツスターのプライマリ

ＨＦメカです

本日は大安とあって例のＸＬＨ1200Ｓは無事納車となりました



Ｓ．Ｍ様ありがとう御座いました
うれしさで寒さを感じさせない軽装さすが若者（ばか者）は違います
今後に期待の22歳です楽しいハーレーライフをお祈りしております。。。

調子の良い1200Ｓもあれば。。。カスタム予定でお預かりした1200Ｓがなんと、な、なんと。。。重度の修理に発展してしまいました。。。。。
原因は色々御座いますが。。。
オーナーのＮ．Ｏ様と長きにわたり話し合いの結果、修理のＧＯサインがでましたので早速作業に取りかかっております。。。
「なくなるとさびしい。。。」とのお言葉に是非答えれるよう、気合を入れて行きたいと思います
遠くからのご依頼ありがとう御座います。。。




まずは。。。。。プライマリチェーンがかなりたるんでいたのでプライマリ周りの点検、清掃です



スラッジが大量そして、来店していたお客様もきずくほど異臭がしていました。。。。。
オイルが古かったのでしょう。。。。。
幸い、カバー側に少しチェーンで削った後があっただけで、修正でいけそう



クラッチパック分解



クラッチ板とフリクッションプレート
やけ色が入ってかなり素敵な状態
分解してよかったです綺麗に磨いて残量測定です

チョットアップで



今回、他県からの作業依頼とあって、ブログで作業状態をお知らせできればと思っております。
Ｎ．Ｏ様　がんがん作業進めてまいりますので、よろしくお願い致します

こんな時間ですが。。。。。。。で。。。できた♪

ＨＦメカです

ずっとほったらかしていた、私めのＴＣ９６のシリンダヘッドとバルブ研磨が今終わりました

達成感と期待でいっぱいで、早速ブログアップです
全く早く帰れって話ですよね

まず加工前



荒肌の燃焼室



同じく、インテークポート。。。バリや荒肌だらけです
ここからガソリンと空気の混ざった混合気が送られます



そしてエキゾーストポート。。。
ここから燃焼された混合気がマフラーを通り、排気されます

ここからが加工後



なんて素敵な燃焼室つるつるでカーボンが付くのを防止



同じく、インテークポート
バリもなくスムーズに混合気が送られます



そしてエキゾーストポート

さらに仕上げに。。。このバルブ



馬鹿の傑作
「これメッキじゃなくて、研磨だよ」これが言いたかった



ピッカピカ

そして装着



うーむなんていい光景
さ。。。最高だじぇ

この仕様でＥＶＯキングさん対策といきましょうか



こんな感じです。。。
あとは、インジェクションのセットアップをちょいと変更

私めはサンダーマックスのフルコンを使っておりまして。。。くわしくは追っってアップいたします。。。

がんばってくれよエンジンちゃん

基本の磨き♪

近頃、初心に帰り、磨きに励んでおりますHFメカです

ハーレーを買ったばかりの頃は、青空の下
メタルコンパウンドやWAXを片手にせっせと磨いたものです

今となっても磨きは楽しく、大好きな作業ですが。。。。。
磨く場所が、外側から内側に変わってきました



団子3兄弟ならぬバルブ3兄弟です

バルブ→エンジンにガソリンと空気を混ぜた混合気を送る弁。。。吸気バルブ
　　　　エンジンから混合気を燃やした空気を排出する弁。。。。排気バルブ

超簡単に説明しますと上記のようになります。
ハーレーにはフロントとリアにそれぞれ、１つずつ装着されています。

ですが、やはり使っていくと、燃えカス（カーボン）が蓄積しこのようになってしまいます



これはまだやさしいほうですが、物によってはおかきみたいになっている物も。。。。。

そして、真ん中の状態（一枚目の画像）はカーボン除去後。
ハーレー純正状態
そして右が磨き後です。。。

こんなん。。。。。



なんでこんなに磨くのか。。。。色々と理由はありますが。。。。。
一番は、カーボンの蓄積するのを抑え、エンジン内部をよりクリーンに保ち
より長く、よい状態で乗っていただけるようにですね。。。

もうひとつは、少しながら、レスポンスの向上や出力アップに貢献していただいております
厳密にはバルブの加工よりもシリンダヘッドの加工も必要ですが。。。。。
現在ヘッドも加工中完成しだいアップします



In the beauty内面からの美しさ

いかがでしょうか？？
長く乗るおつもりでエンジンを開けたなら、いっそ美しくなされては

TC96 ヘッド♪

ＨＦメカです

無事、Ｚ１もエンジンがかかり、調整終了。。。ほっとしております
後は試乗のみ

私めのＴＣ９６のヘッド、燃焼室カーボン落とし中。。。
4000㎞だと。。。。。めっちゃ綺麗で拍子抜けしました

こんな形です



この梨地の肌どうにかしたい。。。そしてポートもバリとって。。。。あーして。。。

いろいろ考えた結果、作業開始

結局、カーボンの蓄積防止や、空気の流れを、良くする目的で加工していきます
設計図に近ずけるべく、量産品の宿命の製品誤差を取り除くなどなど。。。。。

で現在。。。。。。。。



ＥＶＯキングさんのＥＶＯは速いですからねもうすぐ空も飛べるはず。。。（笑）

二気筒なので同じ作業がもう一回。。。。。そして燃焼室の容積を量って、整えて。。。。。
さきは長いな。。。。。

WISECOそしてBORE UP。。。

昨日の休日も、工場で何やらＥｎｇバラシたりと。。。
休みでも工具を握らずにはいられない今日この頃やはり新型をばらすのは面白い
ＨＦメカです。。。。。

ＢＯＲＥ　ＵＰと聞くだけでもテンションがあがる方も多いはず手っ取り早く出力を上げるのに最も効果的ですが。。。

今回は、くたびれたエンジンで車両は1993年式ＥＶＯ、白煙噴いていて開けてみると。。。。。とってことで。
ヘッドＯ／Ｈ、シリンダボーリングでピストンはＷＩＳＥＣＯの0.020inオーバー
1340ｃｃから1353ｃｃとたった13ｃｃですが

純正のオーバーサイズよりもＷＩＳＥＣＯのほうが安く、シリンダもそこまで削らなくて良いということと、純正のピストンよりも軽量なため
レスポンスの向上がねらえます。



かちょいいですね



ボーリング加工が終わったシリンダ
美しく綺麗

そして、ピストンを点検していると。。。バリ発見



内心、「やっぱりな。。。」とおもいました。。。
ＷＩＳＥＣＯがだめってことが伝えたいわけではありません（笑）
金属加工の経験ある方は分かると思いますが、穴あけなどをするとどうしても
バリができてしまいます。
一流の機械を使ってもそれはおなじことなのです
ですから、最後はやはり人間の目で確かめることこれにつきます。。。

良い状態で少しでも長く走り続けてほしいですからね

先ほど組みあがり、無事エンジンもかかり好調です

後は。。。公認申請にいくだけ。。。
きょうもお疲れ様でした。。。。。