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科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻

2022-07-28 11:33:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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酒の肴になる酒の話


禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻

さて、前回はテキーラに続きウォッカの事語りました。また美味い酒が増えましたね!お酒飲めない人も歴史や地理、製法やメーカーの思いなんかを楽しんでいただけると幸いです!ちなみに、私もほぼ飲めなせん!てへ!年間でビール500mlくらい!甘いものも、お酒も苦手です!


禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻


さてさて、今回は天下の悪法とうたわれたアメリカの禁酒法のお話!

禁酒法の時代!映画アンタッチャブル!ゴットファーザー!バグジー!などの時代!アルカポネ、チャールズルチアーノなど名だたるギャング、イタリアンマフィア、ファミリーなどの時代です。お酒の密造、密輸、密売などがマフィアの資金となり、それを取り締まるアンタッチャブルとの物語の時代です!



アルコールによる犯罪は1650年代より、政治的論争の一つであり、1920年に大統領の反対にもかかわらず、禁酒法可決!13年間にも及ぶ法案でした!アルコールを飲んではいけないって法律ではなく、造ってはいけない!売ってはいけない!輸送してはいけない!と言う法律でした。ですが、手に入れる方法が無いので多くの人が闇市、地下酒場、密造、密輸などの犯罪に手を染めました。そこで利益を上げたのがマフィアです!さらに海外に酒を求め人々が流出!カナダ、キューバ、メキシコなどのアメリカ近隣の酒造会社も大いに利益を上げました。さらにさらに!取り締まり組織の運営維持に予算を割き!毎年あった5億ドルの酒税がゼロ!失業者の増加!ニューヨークだけで地下酒場の数、なんと約35千軒!1年間に飲まれたであろうアルコールの量、禁酒法前に比べて460%増!犯罪件数、アルコール中毒による死者増加!何よりマフィアとの抗争で警官、マフィア、一般市民の死者数も相当なものだったそうです!

さて、ここで注目したいのは!バーテンダーの行方!そうです!スピークイージーと呼ばれる地下酒場へ潜るか、ヨーロッパなどに移り住む事に!地下では、お酒を飲んでいることがバレないように、沢山のカクテルが生まれました!スクリュードライバー、ブラッディマリー、ロングアイランドアイスティーなど





ロングアイランドアイスティーは紅茶の名前を持つ超アルコール度数も高めのカクテルです!クラッシュアイスを詰めたグラスに、ラム!ウォッカ!テキーラ!ジン!ホワイトキュラソー!40°にお酒をそれぞれ15mlづつレモンジュース30ml、ガムシロップ10ml、コーラ適量、レモンの輪切りを添える!完成!単純に同じ量のウヰスキー水割りの2.5倍のアルコール量!素敵な時間を過ごすのにはあまりお勧めしません!早く酔いたいのであれば、さらにストローを追加するとより効果的!


スピークイージーも色々あったみたいです。ブラインドピッグ(盲目の豚)、ブラインドタイガー(盲目の虎)とも言われ、要は見せ物小屋、豚を見るために料金を支払いおまけとしてジンのカクテルだ飲める的な!お酒は飲んじゃいけない訳ではないし、販売もしていないと言う言い分!他にも壁についた引き出しを開けて金を入れて閉める、ほしいものを呟き、合図の後再び引き出しを開けると希望の酒が入っている!有人自動販売機的な!

優良な市民が酒欲しさに犯罪に手を染めたそうです。

この時代に色んなドラマが生まれ消えていったようですね!


次回 禁酒法時代!バーテンダー海を渡るの巻


ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


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