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今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 さすが!春日大社!の巻

2024-08-07 00:51:00 | 旅行

連続大河ブログ 原付旅

レイラインポイントコンプリートの旅

古都奈良編


さすが!春日大社!の巻


さて、前回までの記事はフツヌシを祀る石上神宮で伝説の剣のお話から始まり、日本最古の道山辺の道のお話、オオモノヌシを祀る大神神社のお酒の話や三輪山の話、伊勢神宮の始まりの地である元祖元伊勢の檜原神社、三輪そうめんのお話でした。実際の時系列ではココで帰路に着いたのですが、またしても過去の奈良のお話に突入です。この記事も結構前の出来事ですが(笑)


さすが!春日大社!の巻


さてさて、日本最古の道の一つである山辺の道(やまのべのみち)を仏教伝来の地「海柘榴市(つばいち)」から一路北へ!三輪山!檜原神社!箸墓古墳!そして、崇神天皇陵!最初に立ち寄った石上神宮(いそのかみじんぐう)をさらに北上します。大抵の観光案内や山辺の道の地図などには石上神宮までしか書いてありませんが、本来まだ続いています。山辺の道の終点春日大社です!




奈良時代の政治の中心地「平城京」からみて、日出る方向に位置しています。

御祭神は四柱の神様。

鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、

香取神宮の布都主大神(フツヌシノオオカミ)

天岩戸(アマノイワド)で祝詞(のりと)を読み上げたと言われる天児屋命(アマノコヤネノミコト)とその妻である比売神様の四柱!

御蓋山(みかさやま)の麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っていて、全国の約3000社の春日神社の総本山でもあります。

創建は1250年ほど前!平城京を守護し国民の繁栄を祈るため、現在地に本殿が建てられたのが、春日大社のはじまりです。




茨城の鹿島神宮より武甕槌が鹿に乗ってこの地にやってきたそうです。奈良の鹿はこの時にもたらされたとか、今もずっと大切にされています。ちなみに現在、鹿島神宮にいる鹿たちは奈良から来た子達みたいですね。里帰りですね!

春日大社はとにかく灯籠(とうろう)が沢山あります。年に3日だけ全ての灯籠に火が灯される「万灯籠(まんとうろう)」が有名です。2月の節分とお盆8/14、8/15!機会があれば行ってみたいものですね!

社殿の奥の一角に万灯籠が擬似的に体験できるスペースがあります。中に入ると昼間でも真っ暗で沢山の灯りを灯した灯籠が迎えてくれます。そして、壁が全て鏡になっていてどこまでも続く闇と何万もの灯籠が広がっています。是非体験してください。




そして、今、大河ドラマでも活躍している、平安時代の権力者であり、ここ春日大社の天児屋命を氏神とする藤原家!都を平安京に移しても、「春日詣」を行っていたそうです。しかも、政治に関わる役職者を200名も連ねた行列で40kmの道のりを歩いて往復!実はコレは藤原家の同志の権力争いで、「俺の行列に参加するの?それとも敵対するの?」と言う、無言のプレッシャーだったらしいんですよ!

さすが春日大社!

次回 藤原家の氏神、天児屋命の巻


ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


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