油壷8センチ水平砲台 2015年07月10日 | 戦争遺跡 小網代湾の奥にあった第27震洋隊基地を守るための洞窟砲台であり、第11嵐部隊の所管になります。 この砲台は、大戦末期昭和20年頃に建設されたもので、8センチ砲ということなので、たぶん8センチ高角砲が据えられ、水平砲として使われていたのだろうと思います。 砲口からは三戸、黒崎から荒崎方面の海面が望めます。 今は、ヨット、クルーザが行き交う風光明媚な平和な風景です。 しかし、当時この砲台に勤務し、敵の上陸に備えていた兵士達は、どういう思いでこの景色を見ていたのでしょうか。