Sの放浪記

成り行きで40代にして言葉も分からない中国へ来てしまった。漫然と今後を模索中。国外引越しに伴いブログも引越すハメに。

午後まで寝ていた。

2012-02-19 21:02:47 | 日記
昨晩はかなり飲んであまり目覚めは良くなかったのですが、マンションを出たときは気分のいい眺めでした。
その後は昨晩一緒に飲んだ中国娘がiPhoneで調べてくれた合鍵屋さんに散歩がてらに歩きました。





上の写真は我が家の団地です。
この団地内に合鍵屋さんはありました。しかし、作ってもらった合鍵が2つとも合いません!合鍵を作りたいという
言葉は昨晩紙に書いて貰ったのですが、鍵が合わないなんていう言葉は教わっていません。そこで、昨晩誘ってきた
某D銀行にいる友達に電話したら、そんな難しい言い回しは分からないと眠そうな様子で断られました。
千葉にいる仲良しに電話したら「今、水を運んでいます。重たいのに何を考えてますか?」などと意味不明な理由で
拒絶されました。米を研ぐにも水道水を使わない家庭です。日本の水は飲めると言っても、「どうせ、日本政府のウ
ソに決まっています!」と頑なに信じないままです。その気持ちもこっちにいると分かるけどね。
昨晩、家にいなかったことを引きずってるのは明白です。
しかし、昨晩新しい通訳を見つけたから気持ちに余裕がありました。四川省出身の娘に電話したら、即解決しました。
でも、また来週末に飲みに行くことになってしまった。

言語力をつけないとコストがかかるなと、合鍵問題が解決してから王府井にある北京最大級の書店に辞書を買いに行き
ました。そもそも辞書も持たずに外国に住もうなんて魂胆が間違ってましたね。


王府井の交差点の北京飯店です。



王府井は国内外の観光客で込みあってます。


これが王府井書店です。


帰宅後撮影した、今日買った本です。辞書にバス路線案内にと、これらで当面暇潰しが出来そうですな。
しかし、辞書なんて購入するのは昔タイ語の辞典を買って以来ですね。
バンコクの南方に有る、シャム湾に面したパタヤという町で買いました。しかし、日本人はそんなに多くないのか
そこには日泰辞典なんか売ってなくて、やむなく韓泰辞典と泰韓辞典を買いました。結構その後は活用出来ました
が、自分は何人なんだろうと少し混乱しましたね。でも、何年か前からはナナとかカウボーイでは日本語を話すより
韓国語を話す娘が増えたような気がします。軍事力と経済力を合わせた勢いで勝負が決まるからね。日本は軍事力
をつけなくていいのかな?




買い物の後はやはり観光名所にも少し足を伸ばしました。

サソリ、ヒトデ、タツノオトシゴの串焼きです。サソリはみんな動いていましたよ。


何かのさなぎと蝉の幼虫ですね。


豚の足かな?


黒サソリ?
これらのものは、美味しいかも知れないけど今日は遠慮しましょう。でもサナギは食べても良かったかな?
ソウルや釜山だけでなく、ぼくの実家の大阪の生野のコリアンタウンでも普通に食べてましたよ。


これは僕が食べる羊肉を焼いているところですよ。


美味しかった!中国のこのあたりから北部と、モンゴルの人が大きいのがわかる!こういうのを恒常的に
食べてる人達に日本人が体力で敵うはずがない。この辺の人は男女ともにアメリカ人よりも大きいだろうな。


酔い覚ましにショッピングモール内を散歩して東単駅まで数百メートル歩きました。途中でもう少し飲みたくなり
寿司屋で一杯やったのですが、白人のグループが中国の寿司は美味しいと頷き合いながら食べていました。日本が
政府一体となって宣伝しないと、寿司は日本食じゃなくて中国料理の一環として世界に広まりますよ。昔、サツマ
イモが鹿児島の芋だと広まってしまい、今も定着しているみたいなパターンになったらちょっと悲しいな。因みに、
あれは沖縄の芋ですよ。
しかし、恐ろしく不味くて高い寿司でした。刺身と寿司ネタの包丁が同じなんですよ。つまり同じ切り身です。刺身
は包丁の切り方が味を決めるのにね。亡くなったうちのおじいさんは日本料理店を経営してましたが、僕の高校の先
輩で以前経済企画庁長官を務めた人は、「S君のおじいさんは口の肥えたお客さんには、酔い方とかそれまでに食べた
量によって、刺身の大きさや暑さ、寿司の握りのしゃりの多さとかも絶妙に調節してくれた。」と褒めていただいた
ことがある。
ぼくもこっちの3種類だけ包丁を持って来たけど、ネタが恐くて刺身包丁はあまり活用できていません。野菜を切る
のに薄刃を使う程度です。

寿司屋でべらぼうに高い日本酒を2本飲んだ後に東単に着きました。




この辺は馴染みが有るというか、都会ですね。住むにはどうかと思うけど、落ち着くな。初めて北京に来た時はこの
辺から始まりましたから。


最後はこの街のいつものこれです。

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