Sの放浪記

成り行きで40代にして言葉も分からない中国へ来てしまった。漫然と今後を模索中。国外引越しに伴いブログも引越すハメに。

とうとう死人が出た

2013-01-15 18:00:50 | 北京

そもそも、大気汚染で毎年8千人以上が死んでるようですな。その内の一人になりたくないな。今はマスク二枚重ねです。ヘビースモーカーのおっさんにとってもこの汚い空気は恐いです。喘息とか有る人は絶対に香港やマカオ、中国には近づかない方が無難です。中国のニュース見てたら喘息のおばあさんが亡くなったようですから。ネットの写真ですが、マスクの値上がりと品不足が発生しています。空気汚染の写真は本当にシャレにならないレベルです。実際に目で見た方が写真よりも遥かに激しいです。我が家の近所の写真も含まれています。日本では絶対に目にすることの無い地獄絵巻です。露天市場どころかスーパーで売っている食べ物すら恐くて食べる気にならない。今は以前買った乾麺や冷凍食品で凌いでいます。農作物はかなり危ないだろうな。日本でも中国産の冷凍食品とか恐ろしいかも知れない。工場内とはいえ、この毒ガスの国で作られた食べ物は恐ろしい。こっちに住んで初めて、中国の食べ物に対し食べる気を無くしてしまった。

  

 

 

 

 

 

 

 

最初にも書いたけど、香港もこんな感じで危険です。大気汚染が原因で毎年結構死んでるらしい。さっき見てたら、香港市民の死因の200分の1が大気汚染という記事もあった。同じ中華民族国家の台湾やシンガポールも危ないのかな?根本的に日本人は突出した綺麗好きだと思う。

 

 

 

 

 

 

北京で死者も…中国覆う大気汚染が悪化 

2013.01.15


北京市中心部のビジネス街のビルもかすんでいた=14日、ロイター【拡大】

 【北京=川越一】北京を含む中国各地で11日ごろから大気汚染が悪化し、当局が市民に外出を控えるよう“警報”を出す事態になっている。場所によっては200メートル先も茶色にかすむほどで、北京では死者も出た。今後数日間は続くとみられ、市民は不安を募らせている。

 国営新華社通信などによると、北京などでは晴天が続いて放射冷却現象が起き、地表近くの高湿度の空気が飽和状態となった。風も止まって濃霧が発生。空気中に汚染物質が滞留し大気汚染が悪化した。

 車の排ガスなどに含まれ、肺がんなどを引き起こすとされる直径2・5マイクロメートル以下の超微粒子物質「PM2・5」の濃度が国際基準の3倍近くまで上昇。6段階ある国内の基準でも最悪の水準に達した。

 専門家は「新しい現象ではない」と冷静を装うが、北京大学と環境保護団体グリーンピースの調査によると、北京、上海、広州、西安の4都市では昨年、PM2・5が原因で約8600人が死亡している。今回も各地の病院で呼吸器の不調を訴える患者が急増。北京ではぜんそくの持病を持つ60代の女性が外出後、発作を起こし急死した。

 また、各地で高速道路が封鎖され、空の便でも欠航や遅延といった影響が出ている。同大などの調査では昨年、PM2・5がもたらした経済的損失は10億ドル(約890億円)に上る。

 北京や天津、河北省で深刻な大気汚染は沿海部や内陸部にも拡大する気配だ。専門家はシロキクラゲのスープや梨などの果物を摂取するよう指導。自衛策として「酢に氷砂糖を溶かした飲料が予防に効く」との流言も広まっている。

 中国のインターネット上には深刻な状況を憂う声が次々に寄せられ、旧日本軍が中国に遺棄したとされる化学兵器とからめて「まるで鬼子(日本)が毒ガス弾を放ったようだ」という投稿者もいた。

 中国外務省の洪磊報道官は14日の定例記者会見で、「中国政府は環境保護を重視しており、積極的にさらなる大気汚染防止策を展開していく」と述べたが、国際的な汚染基準の採用を求める声が国内外から高まりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

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