Sの放浪記

成り行きで40代にして言葉も分からない中国へ来てしまった。漫然と今後を模索中。国外引越しに伴いブログも引越すハメに。

もう完全に冬かな?

2012-11-01 21:17:12 | 北京

北京の一番寒い時を知ってるので、まだ弱音を吐く訳にはいきません。最近は日によっては朝方霜が張ってます。日中も手袋姿が目立つようになりました。当然、上着(コートやジャンバー)は必要ですが、帽子やマフラー、使い捨てカイロまでには至っていません。最近カメラを持ち歩いていないのが残念なんですが、街路樹の葉が黄色く変わり、歩道には落葉が目立つようになりました。スーパーの食品売り場も様々なキノコや栗、柑橘類が並び季節の変化を感じます。日本では恐らく農業団体の圧力じゃないかと思うけど、中国の食品のネガティブな部分ばかりを誇張して報道されていますが、こっちの農産物は正直美味しいですというか不味くはないです。値段も安いし。狭い田畑で世界一非効率でコストのかかる方法で作られた作物を買い続けなければいけないのは日本居住者の大きなハンデだと思う。食品の自給率がどうのこうのなんて言ってる暇があったら、軍備を増強した方が余程費用対効果が高いと思う。米も正直まあまあ美味しいです。結構日本で無駄に旨い物ばかり食ってた人間が言うんですから、有る程度信用して貰ってもいいと思います。地主制の復活も少しは考えた方がいいんじゃないのかな?外国の農産物に変な関税掛けるんだったら、米国とか韓国とか中国の電気製品にも関税を掛けろといいたい。どっちが国益を損なうのかちゃんと考えて貰いたい。魚ももしかしたら日本近海で中国漁船が捕った魚を日本が輸入した方が、日本の漁協から買うよりも安いかも知れないぞ。冷凍業者さえしっかりしてたら鮮度は問題ないだろうし。

最近はこっちの旅行会社の人と行動を共にすることが多いんですが、話を聞いているとこっちの国内線の航空券はレポのGCみたいに先にショートを振ってから後でカバーするような感じで仕事してますね。SCの銘柄で手当てできなくても、こっちの旅行会社だったら顧客にごめんなさいで済ませてしまいそうです。こういうの見てたら多少高くても大事な用事の時はちゃんとした切符で乗りたい。こっちの国内線がやたらと遅延する一因かもしれません。航空会社がT+0で粘って高いプレミアムを旅行業者から巻き上げてるんじゃないかと疑っています。第一通訳の次の帰国は1カ月位先になりそうなので、しばらく旅行方面のやりとりが継続しそうです。ホテルの部屋も近からず遠からずという感じで売買されています。航空券は対顧客市場はT+3までの決済のようです。DVPじゃないですよ。インターバンクじゃなくて業者間ではT+1とかまでかかって融通することも珍しくないように見えました。こんなことに詳しくなってもしょうがないんだけど、、、、。

来年には日本に引き揚げようと思った矢先に中国が楽しくなってきた。最近は第二の故郷とまでは行かないけれども、中国に愛着が出てきてしまった。どうしたんだろ?日毎に会話の通用度が少しずつですが、上がっていくからかもしれない。それに道路にやたらと詳しくなったせいもあり、落ち着ける範囲が広がりました。

ここ数日の日本の企業決算見てたら戻ってもあまりいいこと無さそうですね。。。。面倒だったので非居住者のまま株を寝かせてあるから配当金の税率は安くなるんだけど、株価は大きく下がるし、配当もかなり減るから結局は踏んだり蹴ったりです。

先週、地元の友人が香港に来ていたようですが、「〇×日から香港に行くんやけど、一緒にメシ食わへんか?」なんてメールが来て冗談だと思ってほっといたら、本気だったようです。いくら初めての海外旅行だからと言っても、地図位見てから連絡して貰いたいもんです。こっから香港に行くんだったら、そいつが大阪にいるときに北京から直接行った方が早いと言ったら「中国はやっぱりごっついのう!」と本気で驚いていました。その人は同級生なんだけど、もうすぐおじいさんになるんですよ。地図は少し苦手だけど、人間としては幼少期から輝いていたままの格好いい奴です。年末に難波か阿倍野で飲んだ後に、大池橋か巽か田島辺りで盛り上がるのが僕達にはお似合いです。彼はもうすぐ孫ができるけど、僕よりも5歳以上若く見えるのが不思議です。木工所を経営しているせいか、腕も材木のように太くて堅いです。

第一通訳の日本の新しいお店につきましてはここで詳しく述べてもしょうがないと思うのですが、とにかく今後ともよろしくお願いいたします。ここに関しては出したお金も日々の食事代が賄える位ののんびりした回収で十分なので、とにかく地元密着の財布に優しいお店にするようにと珍しく釈迦に説法をしてしまいました。我々からしても景気の影響を受けにくいお店を持っていた方がいいと思うんです。従業員の年齢は若干高めですが、それだけに鼻の穴を広げてやってくる一見のお客さんも少ないと思いますのでその分お寛ぎいただけると思います。僕みたいな一般人と比べると、2倍位の濃い人生を歩んできた経験豊かなお(ば)姉様がお店の責任者ですので、会話の懐は深いですよ。 

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