Sの放浪記

成り行きで40代にして言葉も分からない中国へ来てしまった。漫然と今後を模索中。国外引越しに伴いブログも引越すハメに。

結局、蘇州行きになってしまった。

2012-06-20 00:20:52 | 中国

腹立たしいけど、怒らない方がいいんですかね?分からないときは多分怒らない方がいいんじゃないかと最近は思い始めています。ほんの数年前までは分からないときはとにかく積極的に怒ってましたが、あまり賢い振る舞いじゃなかったかも知れないと今は思います。

夕方に、明日は無錫に行くことになったと蘇州にいるあいつから連絡がありました。なんだ上海じゃないのかと、気乗りしないながらも明日のG129の北京南駅⇒無錫東駅の切符を家の近所で買いました。切符屋さんでは窓際の席じゃないと嫌だと強く主張しました。二等車なのに値段は飛行機より高いかも知れないと思いながらも、上海のいずれの空港からも無錫は遠いし、初めてG組の電車に乗れるからまあいいかと自分を納得させて帰宅しました。すると再び電話が有り、やっぱり蘇州滞在を数日伸ばそうと思うとの事でした。ふざけんなよ!と思ったものの相手はそばにいた誰かと訳の分からない言語(上海語のはず)を話しながら電話している様子だったので、素直に言うことを聞きました。暫くして届いたメールには明日は無錫東駅で降りないで蘇州北駅まで乗り越してそのまま改札に来たら話はつけておくという旨の内容が書いてあった。一旦はメールの内容に納得したものの、あの人の癖で酔っぱらってるときに中国語のメールの誤字脱字が多いから念のためにネットで確認したところ、G129は蘇州北に停まらないことが判明しました。私が無錫東に着く16時39分には無錫東から蘇州北に行く新幹線は終わっています。これらの二つの駅は日本の新幹線で言うと岐阜羽島駅みたいにこだま号しか停まらないような感じの新幹線専用の駅で在来線と繋がってないんです。私が蘇州に向かうためには無錫東駅から無錫駅に向かい在来線に乗り換える必要が有ります。しかし、無錫東から無錫駅ってどのくらいの時間がかかるのか予想がつかない。行ったことが無いから夕方の渋滞の感じも分からない。一番厄介なことは中国の地下鉄を除く鉄道(国鉄)は駅について直ぐに来る電車に乗れるとは限らない、というか何時間も後の電車になってしまうことが大半です。あらかじめ北京で時間を見越して買っておく必要が有ります。幸い無錫から蘇州の切符はご飯一食位の運賃なんで、在来線の切符は最悪捨ててしまってもいいから賭けてみます。ダメなら買い直すか、最悪タクシーで向かいましょう。北京に住んで半年になるけど、外国人にはいささか難題です。それよりあの辺って、北京語は通用するのかな?それも、北京でも通用しにくい北京語を片言しか話せない外国人が話す北京語を別の町の人が聞きとってくれるのかな?うちの奴もさっき上海語を話していた感じだったけど、通用しないからかな?それともあの辺だと上海語の方がカッコいいから話していたのかな?

明日の朝に北京南駅で今持っている切符を払い戻して蘇州北に停まる新幹線の切符に買い直すという方法も選択肢ですが、明日は払い戻しをする時間の余裕が有るかな?515元は天津までの切符と違い捨ててしまうには少し大きい金額です。以前も触れたように退票は結構手間がかかるんですよ。明日朝の私の段取り次第では切符の買い直しで蘇州に向かえるかも知れませんが、かなりタイトです。そんなにしんどい思いをしてまであいつらに会いたくないとか考えてしまうのは良くないですかね?住んで半年にもなるんですけど、少し込み入った手続きの会話は結構緊張するんですよ。私も今日になって用事が出来て、来週の火曜の正午には一旦北京に戻らないといけないことになったし、色々と厄介事だらけです。明日は一人で無錫に泊まり、明後日に合流するというのも有りかな?でも、中国の経営者同士の話し合いって勢い次第で先が読み辛いからなるべく早く合流した方がいいのかな?

たかが乗り物の問題で臨機応変に対応出来ないことが情けない。この国での自分の生活能力は小学生レベルです。自分の年齢を考えたら言語力が今後伸びても、ここでは生活困難者であり続けることに変わりはないと思う。 

 


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