くわ仙のブログ Be a persuasive breeding technology

羽化情報・飼育情報を中心に不定期発信します。

73:今年のブリード状況

2023-11-11 13:30:00 | タイワンオオクワ
今年のブリードは例年に比べて遅くなってしまった。初夏〜秋にかけて植物管理で急ぎの対応を迫らた事により、ペアリング作業も8月末にずれ込んだ次第。
その分、ゆっくり取り組みが出来て良かったのですが、冬期の管理温度が高くなり電気代も高くなりそう。
GG血統、BB血統ともに今期がブリーディングのタイミングで、両血統ともそこそこ組んだもののGG血統(Gタイプ固定の大型)は、9月に入ってからのセットとなったため、10月半ばまでケース内に幼虫を確認できず不安で有ったが、最近に入って幼虫確認が出き一安心である。
下記画像はGG血統の80㎜







72:シン・海南島

2023-08-20 13:13:43 | 海南島
記事65・67で書いた今後の方向性から発現した、選別海南島〈CBF7〉とKKF-SP〈F11〉からのアウト〈CBF1〉ラインです。管理ライン名をシン・海南島としています。
今後、海南島ホペイブリードの主軸にします。
一部ご紹介します。
ベイスで販売中のペアは兄弟個体になります。





顎曲線の美しさ


こちらは、75.5mm(頭幅27.4)で顎基部は
ご覧の太さです。








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ごあいさつ長年オークションを主販売してきましたが、直接のお取引もご要望頂くこともありショップを開設することになりました。こちらでは自身の目で選別し、交配・累代し...

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71:BB血統とGG血統

2023-05-08 13:39:48 | タイワンオオクワ
オークションで出品中の看板血統を、改めてご紹介しておきます。
※出品個体ではありません。



BB血統の74ミリ
BB血統の78ミリ



BB血統の75ミリ





GG血統の80ミリ













70:オークション補足

2023-04-02 22:12:12 | オークション
オークションの補足になります。
爆神王の♀単品出品です。
ラインの特徴は記事No.27.42辺りをご覧下さい。
現在、自己血統の『BB』『GG』に注力しているため、爆神王のブリードに関しては数をと採りませんでした。また♂が羽化後すぐに落ちたため♀のみでの出品となりました。
大きい♀で魅力的ですが『BB』『GG』には共にコンセプトが違うためアウトにも使えません。大型で短歯・顎基部極太ラインの♀になります。
同血統を保有の方や
大型で短歯、顎太狙いのアウト用に狙い目です。


69:ブリード経費節約アイテム

2023-02-09 20:18:19 | グッズ
久々にお勧めアイテムを紹介させて頂きます。

最近は、菌糸ビン・菌糸ブロックなどブリードに必要な周辺商材の価格が昔に比べて、随分と値上がりしました。
更には円安による物価上昇で、ブリード周辺商材は高騰の一途てす。
管理頭数が多ければ勿論のこと、ブリードを始めた方にも堪えます。
そこで、私が実践している少しでもコストを抑えるアイテムを2点紹介します。

たまたま気付いて、自分でやり始めた方法です。私は他のブリーダーの方と交流や情報交換をしませんので、既に同じようにしているブリーダーの方もいらっしゃるかも知れません。
また、巷で既に当たり前になっていたらご了承ください。

①成虫の管理用マット
針葉樹マット・ミズゴケ・木材ペレット・ペーバーペレット・小動物用圧縮床材など使用してきた経緯がありますが、いずれもゼリーの食べかすなどでベタベタになり短期間での交換、廃棄となります。管理ケースに沢山入れれば、それなりに持ちますがコストが上がります。で、私が使用しているのがコレ。

市販の昆虫マットですが、素材がヤシガラなんです。しかも、粒の大きさと硬さが丁度良い。
何が丁度良いかと言うと、ある程度の塊感があるので洗って再利用するのに良いんです。
使用前と洗った後の比較画像です。
多少、毛羽立ち感が出ますが最低でも1回は再利用出来ますので経済的です。


②成虫管理ケース
羽化した成虫は、そのまま羽化した菌糸ボトルにマット等を入れて、コンテナに並べて管理している方も多い?(私の場合はそうでした)と思います。
そうすると、新たに菌糸ブロックを詰めるにボトルが必要になります。
必然的に空きボトル管理数も経費も増えます。
そこで、代替容器がコレです。
海苔の容器です。
汎用サイズかどうかは分かりませんが、底の直径が10cm、高さが11.5cmのものです。
一番多いタイプではないでしょうか。
更に背の高いのもあります。
800ccの菌糸ボトルとの比較です。
底の直径が同じで、高さが低い。
コンテナに並べると、見事に並びます。
高さが低いので、多く積み上げれます。
昔からブロー容器というものがありますが、
海苔容器は海苔を食べるご家庭なら、容器は結果として無料で手に入るので経済的です。
メルカリでアクセサリー容器として出品されていますが、送料の関係もあり1個あたり10円換算になるのものが多いようです。
海苔を食べないご家庭内は、友人・知人から分けてもらうのが良いと思います。