例年とは異なり、昨年秋以降にブリード開始しになったBB及びGG血統。
春〜夏場は趣味の園芸関連作業が忙しく、結果としてブリード時期が遅れることに。
しかしながら、経過として1〜2月の1回目交換時体重の乗りが良い状況も嬉しいが、何より菌糸ビン交換に集中し、また楽しく行えたことが嬉しい。
交換自体は作業には変わりないものの、一瓶毎に丁寧に扱える精神的余裕があり、楽しむことが出来た作業になりました。
集中して丁寧に扱えることは、観察もより正確になり、自身の知識の更新や新たな経験の積み上げになります。既にあるかもしれない正解を他者に求めているのではなく、自身が行ったプロセスからの結果。それに対しての『附落ち感』を求めることが、私のブリードに求める本質または醍醐味と言っても良く、つまりは自己満足感の追求です。
今回はそれを改めて感じることが出来ました。
他者の経験値や知識を通してその世界観を共有し、さらに享受し浸るのも良いし、反対に自己に籠もり閉鎖的で自己展開するのも良い。
日常のクワガタ飼育に掛ける時間やその世界感。それに対する満足感の落としどころなんて良し悪しではなく、人それぞれなんですから。
さて話を虫に戻します。
さきほど体重の乗りが良いと書きましたが、
特にBBに関しては中央値が高く、20g後半幼虫が多く期待感が膨らみます。
実際には色々な要素があり、所詮は個体差という身も蓋もない表現を避けるなら、経験から想像できる節はあります。
対して、Gタイプ固定でさらなる大型化固定を求めるGGは今回絶対数が採れていません。
体重はBBと変わりませんが、2本目で伸びてくるタイプと踏んでいるので、これからと言ったところです。
2024年はシン・海南島のブリードになりますが
BB血統を1ペアをベイスにアップしています。
これが売れ残ったら、ブリードする予定です。ちょと気になるペアです。
そうです。さりげなく宣伝しているのです。