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日々の、あれこれ

毎日起こったこと・思ったことの他に、映画や本の感想なども。

No Music No Life !

2006-03-03 22:08:37 | 音楽


今日は久々にタワレコ新宿店へ。狙いは「おさるのジョージ」サントラだったけど、久々にいったもんだから「あ!これも出てたのか!」とか「あ!これもいーじゃんか!」という具合にあちこちの試聴機にひっかかってしまった。

今日買ったのは以下の3枚。

「Sing-A-Longs and Lullabies for the film “Curious George“」by Jack Johnson

「ひとまねこざるのジョージ」という絵本をご存知でしょうか?ジャングルから都会にでてきた好奇心いっぱいのおさるのジョージの物語。私が子供のころによく読んでいた絵本だったのですが、その絵本が映画化されることになり、ジャック・ジョンソン(と、彼の友人たち←これもまた豪華)がサントラをてがけました。
ジャケは座ってギターを弾いてるJ・ジョンソン。Tシャツにジーンズ、そして裸足という姿はこのアルバムの雰囲気そのもの。絵本の世界にぴったりの、あたたかで、のんびりとしてて、気取らない、とっても気楽なスタイルのアコースティックギター・サウンドなのです。
輸入版にも歌詞つきのブックレットがついてて、ジョージのイラストがふんだんに!
うぅぅ~~~~~かわいい!!!!!

「Shiplaunching」by冨田ラボ

「日本のバカラック」とタワレコでは紹介されてましたが、ホント、この人が手がける音楽はくやしいまでにキャッチー。ラジオでながれる「お、いいなこの曲。しかしこの展開と進行パターンはどこかできいたことが…」と思うとたいてい冨田恵一。小西康陽と同じく一聴して彼の仕事だとわかるくらい特徴があり、ともするとワンパタだと思ってもしまいがちになるのですが、やっぱり耳が向いてしまう~。ボリュームあげてしまうぅぅ。
前作はユーミン・ハナレグミ・畠山美由紀などとコラボしてましたが、今回はケミストリー・高橋幸宏・大貫妙子など、これまた豪華メンバーとコラボ。

「Jukebox」by Bent Fabric

か、か、かっこいい!
「ベン・フォールズ+ファットボーイ・スリム」とタワレコでは紹介されてましたが、まさにそのとおりなサウンド!この2者が好きな人は即買いましょう。どっちか一方でもモチロン可。ピアノがリードするダンス・ミュージックとでもいいましょうか。そのピアノをひいているのベント・ファブリック氏は御歳81歳!!若手ミュージシャンとのコラボは今すぐ立ち上がってぐるぐる踊りたくなるノリのいいサウンドばかり!かっこよすぎ!
本国デンマークでは2年前にリリースされたものですが、遅れて日本にも上陸。そのせいか、日本版でも1980円という安さ。しかも、シングルカットされた表題曲のPV入り。このPVがまた、切り絵チックレトロ調アニメでGOOD!かわいくておもしろい!!おすすめですよ、これは。

Director's Label アントン・コービン Best Selection

2006-01-25 21:59:36 | 音楽
(アントン・コービンについては先月アップしましたが、他の3人のDVDコメントをアップしたので、ついでに再掲します)


エコー&ザ・バニーメンやデビッド・シルヴィアンなど、収録されているPVは80年代後半から90年代前半のものが主なので、そのころ洋楽にはまっていた人にはかなり懐かしい内容になってます。

まだMTVやPVというものがアーティスト活動としてあまり重視はされていなかった時代、写真集やジャケ写のフォトグラファーの副業としてビデオのキャリアをスタートさせた彼は、いわばMTV黎明期の人。そういう意味でみると「そうか、はじめはクールなPVってこんな感じだったのね」とMTV史としてもみることができ、これはボックスセット中是非一番最初に見ることをおすすめします。でないと、どうしても現在の映像処理バリバリなものと比べるとどうしたって見劣りしてしまうからです。

とはいっても見劣りしてしまうのは「技術的」な面だけで、アート的な面は今みてもとっても良いのです。さすが写真家といいましょうか、構図とか色遣いなどがかっこえーです。特にシロクマの出てくるPV最高。


【収録内容】
<ミュージックビデオ>
U2「Electrical Storm」「One」、ニルヴァーナ「Heart-Shaped Box」、ジョニ・ミッチェル&ピーター・ガブリエル「My Secret Place」、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ 「Straight to You」、ジョイ・ディヴィジョン「Atmosphere」、メタリカ「Hero of the Day」、マーキュリー・レヴ「Opus 40」「Goddess on a Highway」、デペッシュ・モード「Barrel of a Gun」「Walking in My Shoes」、エコー&ザ・バニーメン 「Seven Seas」「The Game」他

<コマーシャル短編 他>
「Some YoYo Stuff」(ショートフィルム抜粋/出演:キャプテン・ビーフハート)/「MTV Promos」(米MTVコマーシャル/出演:ベック&デイヴ・グロール)/デペッシュ・モード It's No Good(ツアー用映像)/パレ・シャンブルグ Hockey(初監督ミュージック・ビデオ作品)

<映像特典>
メイキング(U2「Electrical Storm」)/アントンを巡るドキュメンタリー「NotNa」/U2、サマンサ・モートン、ニック・ケイヴ、ニュー・オーダー、カート・コバーン他のインタビューと音声解説



DIRECTORS LABEL ジョナサン・グレイザー BEST SELECTION

2006-01-25 21:57:49 | 音楽
この人もなかなかかっちょいいPV作る人です。
床が動く(ように見える)PV、ジャミロクワイ「Virtual Insanity」で一躍有名になりましたが、その他にもかっちょいいセンスの映像がいろいろ見られます。
おすすめはなんといってもUNKLE「Rabbit in Your Headlights」です!DVDの一番最初に入っているので、これから見る人は迷わずこのPVからみましょう。ここで詳しく述べるのは楽しみを奪うことになるので控えておきますが、放送された当時はかなり物議をかもしたPVです。
UNKLE「Rabbit in Your Headlights」やマッシヴ・アタック「Karmacoma」など、「不条理」を扱った作品がこの人の特徴かな、と思いました。有名映画のパクリなどもありますが、それをあえて自分で自分にツッコミいれてパロディーにしてるとこなんて、茶目っけありますね。
PV少ないのですが、そのぶんCMがけっこう入ってます。CMの映像もかっちょいいし(特に波の中から白馬が現れる映像がかっちょいい!)、ユーモアたっぷりです。ギネスの「目覚めたらリスだった」CMも面白い!

【収録内容】
<ミュージックビデオ>
レディオヘッド「Street Spirit」、ジャミロクワイ「Virtual Insanity」、リチャード・アシュクロフト「A Song for the Lovers」、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ「Into Your Arms」、ブラー「The Universal」、UNKLE「Rabbit in Your Headlights」、レディオヘッド「Karma Police」、マッシヴ・アタック「Karmacoma」

<コマーシャル短編 他>
ラングラーCM「Ride」、ギネスCM「Surfer(ロング・ヴァージョン)」「Swim Black」「Dreamer」、バークレイズCM「Bull」「Chicken」(出演:サミュエル・L・ジャクソン)、フォルクスワーゲンCM「Protection」、ステラ・アルトワCM「Last Orders」「Whip Around」、リーヴァイズCM「Odyssey」

<映像特典>
長編映画「Sexy Beast」「Birth」からの抜粋映像とベン・キンググレイ、ニコール・キッドマンのインテビュー/ニック・ケイヴ、リチャード・アシュクロフト、ジャミロクワイ、ドニ・ラヴァン、3D、ブラー、トム・ヨーク、ジェームズ・ラヴェル等のインタビューと音声解説

DIRECTORS LABEL ステファン・セドゥナウィ BEST SELECTION

2006-01-25 21:44:25 | 音楽
この人はちょっと私の好みではなかったなあ~。
前衛的でアブラギッシュでヘンチクリンな日本趣味、という印象。特にマッシブ・アタックのPVって…・・なんじゃ~こりゃ~って感じです。西洋人は大喜びなのだろか。
インタビューゲストにJPゴルチエの名前があって、なんとなくうなづけます。ちょっと似てるとこある気がします。
その他印象に残ったキーワードを挙げると、「妄想」(「幻想」よりも暗くてねちこい感じ)と「肉感的でセクシャルな場面が多い」ってことかな。つまりはエッチな妄想ってことで。
エッチな妄想と前衛的でアブラギッシュでヘンチクリンな日本趣味って……・
言いたい放題ですね…ファンの方すみません。

【収録内容】
<ミュージックビデオ>
U2「Discotheque」「Mysterious Ways」、R.E.M.「Lotus」、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Give It Away」「Scar Tissue」、ビョーク「Big Time Sensuality」「Possibly Maybe」、アラニス・モリセット「Ironic」、マッシヴ・アタック「Sly」、ネナ・チェリー&ユッスー・ンドゥール「7 Sconds」、ザ・ブラック・クロウズ「Sometimes Salvation」、ガービッジ「Queer」、トリッキー「For Real」「Pumpkin」「Hell is Around the Corner」他

<コマーシャル短編 他>
DVD限定新作ショートフィルム(ルー・リード「Walk On The Wild Side」、ビョーク「Army of Me」)/「Aqua Natasa」(新作ショートフィルム/音楽:ミルウェイズ)/「Reche Reve」(初監督短編作品)

<映像特典>
ニュー・ヨーク大学でのプレゼンテーション映像/ボノ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、マイケル・スタイプ、ジャン=ポール・ゴルティエ、ビョーク、トリッキー等のインタビューと音声解説

DIRECTORS LABEL マーク・ロマネック BEST SELECTION

2006-01-25 21:32:32 | 音楽
今回のボックスセットの4人の中ではこの人のPV集が一番気に入りました。
マーク・ロマネックという人を気に入ったというより、この人の作る作品が気に入ったというのが正確。他のディレクターたちは、音楽のジャンルが違ってもでてくるアーティストが違ってもなんらか共通点がみられるものです。「作家性」といえばいいのかな。それがこの人にはうまく見出せない。でもだからといってこの人がディレクターとしてダメなのかというとそうでなく、出てくる曲もアーティストも、この人の手にかかると実に魅力的に映し出されるのだ。毎回演出やアプローチは違うのだけど、常に、どのPVも曲とアーティストの魅力を存分に映し出していて、ある意味これは「職人の仕事」といえるなあと思いました。
共通点といったらそこなのかもしれない。「アーティストと曲にマッチしたアプローチで、そのアーティストを魅力的にみせることのできるひと」だな、この人は。

レッチリはキテレツなやんちゃぶりがいかんなく発揮されてるし、赤目のフィオナ・アップルはまさに「犯罪的」な魅力をふりまいてるし、ジャネット・ジャクソンもとっても魅力的に映ってるし、マドンナは美しすぎます。そしてレニクラもD・ボウイもかっちょいいぞ!
しかしなんといっても最高だったのはオーディオ・スレイヴ!!!
打ち上げ花火をバックに演奏、と、文字でかくと「ふーん」でおわってしまうのですが、花火が開くのと音楽が完全に同期してて、「スゲー!!!!!かっちょえーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」と思わず拳をふりあげてしまうほどのかっちょよさなのですよ。必見!



【収録内容】
<ミュージックビデオ>
ジェイ・Z「99 Problems」、ジャネット・ジャクソン「Got Til It's Gone」、ベック「Devil's Haircut」、ウィーザー「El Scorcho」、ソニック・ユース「Little Trouble Girl」、マイケル&ジャネット・ジャクソン「Scream」、マドンナ「Bedtime Story」「Rain」、フィオナ・アップル「Criminal」、R.E.M.「Strange Currencies」ナイン・インチ・ネイルズ「Closer」「The Perfect Drug」、レニー・クラヴィッツ「Are You Gonna Go My Way」、アン・ヴォーグ「Free Your Mind」他

<コマーシャル短編 他>
「The Work of Director Mark Romanek」(ロマネックを巡るドキュメンタリー/出演:ベック、ジェイ・Z、トレント・レズナー、アンソニー・キーデイス、キース・リチャーズ等)/「Romanekian」(熱狂的なロマネック主義者ベン・スティラー&クリス・ロック&ロビン・ウィリアムスが語り合うロマネック論)/メイキング(ジェイ・Z「99 Problems」/ロマネックとミュージシャン、キャスト、スタッフのインタビューと音声解説

本日のお買い上げ

2006-01-24 22:02:44 | 音楽

甘く危険な香りのコロン。東京事変「ADULT」でありんす。

新宿駅東口にてHMVの出店を見て、そうだった発売日だった(正しくは明日が発売日)、これは買わなきゃね、と、HMVを通過して向かうはタワレコ。すいませんね、私はタワレコラヴァーなもので。

タワレコJ-POPフロアはものすごい混雑になっていた。レジというレジには整列用のロープがはられ、それすらもおいつかない人々の列が通路を埋め尽くすほどにひしめきあっている。平日なのに?給料日前なのに?
不思議に思ってスタッフさんにきいてみると、火曜日と水曜日はたいていこのフロアは混むのだという。いわく、邦楽の発売日はたいてい水曜日で、火曜日は入荷する日だからこの両日が混むのだとか。なーるほど。
しかし今日はビッグネームの発売日とあって、「今年一番の混雑ですね」といっていた。
リスニングの島はこれまでにみたこともない高さになっている。「島」というより「山」だ。Mt.Tokyo Incidentsを皆が仰ぎ見ている。

DVD付きの初回版を買いました。これからききます。

Director's Label(第2弾)BOXセット買っちゃった!

2005-12-12 21:23:17 | 音楽
いえ~い買ったぜ!Director's Label!!

第1弾BOXセットはもう売りきれだそうだけど、それは持ってる人にみせてもらうことにして、自分は第2弾の買っちゃいやした!

とりあえずこの週末でざざっと全部みましたよ。感想は後日!!
第1弾にはさすがに負けるけど、こちらも買って損はないですよ!!

【収録商品】
「マーク・ロマネック Best Selection」「ジョナサン・グレイザー Best Selection」「アントン・コービン Best Selection」「ステファン・セドゥナウィ Best Selection」

キリンジのLIVE

2004-09-28 21:01:02 | 音楽


キリンジ
のLIVE行ってきました!渋谷AX!

スタンディングのライブは久しぶり。遅れて入場したのでかなり後ろのほうだったけど、幸いモニターがあったので、みえにくさを補うことが出来ました。

ファンになってかれこれ3年くらいたつけど、ライブいくたんびに「さらに頼もしくなってるな~」と感じます。
はじめ弟のボーカルがあぶなっかしくってヒヤヒヤもしていたのですが、年々うまくなってて安定感があるし、かつ表現力がでてきてる。兄のソングライティグの才能にはじめほれこんだ私だけど、だんだんと弟の声の表現力やソングライティングにも惹かれてきてるってのも事実だ。

今回のライブの印象を一言で表すと、「図太さ」を感じました。もちろん、いい意味での。
さっきもいったように弟のボーカルが安定したのをバネに表現力をのばしたっていうのもあるし、なんとなく歌い方に余裕と「難しい歌だって歌いこなせるぜ~」という図太さを感じたのです。

バンドのメンバー紹介のところでも、「今回のツアーを手伝ってくれた・・・」と言っていた、この「手伝った」という言葉が、今回ステージに立っているのは「キリンジバンド」ではなく、「キリンジ+サポート」という考えになっているのも、図太さを感じたひとつでした。まあこれは細かいことで、本人にしてみればそんなつもりはなかったのかもしれないけれど。

あと、一番「図太さ」を感じたのは「外見」ですね(笑)
二人とも長髪で・・・・・
ちょっと似合わんなあ、ぷ、と思ってしまったけど、「散髪よりもライブだぜ!」っていう意気込みのような熱いものも感じ、ま、これはこれでいいかも、なんて思いました。
デビューしたての頃と、かぶるものあるし。

さて内容。うう~んもう最高!!
楽曲の充実度でいったら、今までのライブの中で一番だったと思います。
ニューアルバムを受けてのツアーではないので、昔の曲を惜しげなくバンバン演奏してくれたのがチョーうれしい。インディーズのころの曲なんて、まさか生できけるとは思っても見なかったのでめっちゃ嬉しい。「茜色したあの空は」「休日ダイヤ」に加えて「水とテクノクラート」!!!!!これ一番好きなんですよー。うきー。

会場のノリも、昔の曲だと3割増ほどよくなりますな。

MCも、昔に比べると全然よくなってるよ。あのたどたどしさと兄弟のかみあわなさに魅力を感じていたファンには少しものたりないけど。

ともあれ、足腰の痛みも忘れて楽しんだ2時間余でした。