4月8~9日行ってきました。
上越新幹線の上毛高原駅からバスで30分ほど、三国山ふもとの温泉です。
この2日間東京はポカポカ陽気だったようですが、猿ヶ京温泉は、
寒い
そのうえ、
雪が降りました。(ガタガタブルブル~~~~)
標高高い地で新潟も近く、東京の感覚のまま行ったら完全にアウトです。
実は今回の旅行は、私は行き先を知らされていないミステリーツアーでした。
旅行代理店企画のものではなく、あくまで個人的なものですが、去年私が乗り物と宿の手配をして、連れには目的地を知らせず旅に出たというのが好評だったので、そんじゃこんどは逆ということで、連れが企画して私はまったく行き先を知らないという旅行となりました。
現地は寒いので暖かい服装で、というのは一応きいていたのですが、せいぜい箱根くらいだろー、とタカをくくってしっかりした防寒はせずに出発。甘かった。
上毛高原駅に着いたときからいきなり底冷え。しかも山からおろしで吹いてくる風がこれまた容赦なく・・・・・ヒィ~~~~~~~さみ~~~~~!
遠くにそびえる山々は真っ白ではありませんか。ひー。
しかし寒ければその分温泉がありがたくなるというもの。
泊まった宿「吉長」には岩風呂の内湯と露天、檜風呂の内湯があって、お料理もおいしく、満足満足~でした。
決して大きくはない、7部屋くらいしかないこじんまりとした旅館なのですが、おちついていてこぎれいで、そこかしこにお花が生けてあって、過剰なサービスもなく、とても落ち着けました。
温泉以外は赤谷湖の散策をしたり、「たくみの里」と呼ばれる工芸の体験施設で、陶芸の体験なんぞやってきました。信楽の土をこねて四角い小鉢をつくったのですが、焼き上がりはどうなることやら。2ヶ月後に配送されてきます。
「たくみの里」のそばにある熊野神社で、春祭りが催されていました。
甘酒をご馳走になり、地元の人が対象であろう富くじまでひかせてもらい、
800mlの巨大ママレモンをもらってしまいました。地元のみなさん、ありがとうございます。
猿ヶ京温泉から少し下ったところに湯宿温泉という所があり、共同浴場もいくつかあります。もっぱら地元の人だけしか入れない施設なのですが、ひとつだけ、ビジターOKの共同浴場があったので、新幹線の駅へ戻るバスを待つ間、ちょっとだけはいって暖まってきました。
バスの時間の都合上、着替えをふくめて10分くらいしか時間がなく、湯船にはちょちょっとつかってすぐに出てしまったのですが、さすが源泉かけ流し、温泉成分が濃いのでしょうか、ちょっとの時間なのにぽかーっとあったまって、体が軽くなりました。すごいぞ!