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日々の、あれこれ

毎日起こったこと・思ったことの他に、映画や本の感想なども。

神保町ブックフェスティバル

2006-10-29 23:59:35 | お出かけ
に、今日行ってきました。

目的は古本めぐりよりも「印章まつり」。去年・おととしと体験してきたハンコ彫りです。ハプニングもあったのですが、詳しい話は後日。

書きたいことはあるけれど

2006-07-05 21:08:59 | お出かけ



あるけど、疲れてるのか「よし、かくぞー」という勢いがない。
7月1日には「間宮兄弟」「インサイド・マン」(どちらもまあまあってところ)の映画はしごしたり、
東京都現代美術館にカルティエ財団現代美術コレクションみにいったり、
天気がいい日に1日中部屋で「タイガー&ドラゴン」のDVDみてたりとか。
ネタはいろいろとあるのだけれど。まあ時間と勢いがついたら後日かきます。

とりあえずこれからの予定でも。

予定では、あすあさってはおそまきながらのバーゲンめぐりをして、
週末はブリヂストン美術館で「坂本繁二郎展」をみて、
たぶんついでに日本橋でお買い物なぞして、
余力があればシネスイッチで「ブルートで朝食を」をみるつもり。

あと、暑くなってきたのでそろそろ、毎年恒例の「お引越し」もせねば。

群馬県 猿ヶ京温泉

2006-04-18 21:44:20 | お出かけ



4月8~9日行ってきました。
上越新幹線の上毛高原駅からバスで30分ほど、三国山ふもとの温泉です。

この2日間東京はポカポカ陽気だったようですが、猿ヶ京温泉は、



寒い







そのうえ、


雪が降りました。(ガタガタブルブル~~~~)



標高高い地で新潟も近く、東京の感覚のまま行ったら完全にアウトです。
実は今回の旅行は、私は行き先を知らされていないミステリーツアーでした。
旅行代理店企画のものではなく、あくまで個人的なものですが、去年私が乗り物と宿の手配をして、連れには目的地を知らせず旅に出たというのが好評だったので、そんじゃこんどは逆ということで、連れが企画して私はまったく行き先を知らないという旅行となりました。

現地は寒いので暖かい服装で、というのは一応きいていたのですが、せいぜい箱根くらいだろー、とタカをくくってしっかりした防寒はせずに出発。甘かった。

上毛高原駅に着いたときからいきなり底冷え。しかも山からおろしで吹いてくる風がこれまた容赦なく・・・・・ヒィ~~~~~~~さみ~~~~~!
遠くにそびえる山々は真っ白ではありませんか。ひー。

しかし寒ければその分温泉がありがたくなるというもの。
泊まった宿「吉長」には岩風呂の内湯と露天、檜風呂の内湯があって、お料理もおいしく、満足満足~でした。
決して大きくはない、7部屋くらいしかないこじんまりとした旅館なのですが、おちついていてこぎれいで、そこかしこにお花が生けてあって、過剰なサービスもなく、とても落ち着けました。

温泉以外は赤谷湖の散策をしたり、「たくみの里」と呼ばれる工芸の体験施設で、陶芸の体験なんぞやってきました。信楽の土をこねて四角い小鉢をつくったのですが、焼き上がりはどうなることやら。2ヶ月後に配送されてきます。

「たくみの里」のそばにある熊野神社で、春祭りが催されていました。
甘酒をご馳走になり、地元の人が対象であろう富くじまでひかせてもらい、
800mlの巨大ママレモンをもらってしまいました。地元のみなさん、ありがとうございます。

猿ヶ京温泉から少し下ったところに湯宿温泉という所があり、共同浴場もいくつかあります。もっぱら地元の人だけしか入れない施設なのですが、ひとつだけ、ビジターOKの共同浴場があったので、新幹線の駅へ戻るバスを待つ間、ちょっとだけはいって暖まってきました。
バスの時間の都合上、着替えをふくめて10分くらいしか時間がなく、湯船にはちょちょっとつかってすぐに出てしまったのですが、さすが源泉かけ流し、温泉成分が濃いのでしょうか、ちょっとの時間なのにぽかーっとあったまって、体が軽くなりました。すごいぞ!

猿ヶ京温泉

2006-04-10 17:03:05 | お出かけ
週末は群馬県の猿ヶ京温泉というところにいってきました。

近日リポートアップしますが、山が近くて高地のため、すんごい寒かったです。
東京が気温18度っていってるころに、こっちじゃ雪がふってたよ!
桜はおろか、梅もまだこれから咲くところでした。

泊ったお宿は落ちついた雰囲気でくつろげる良い宿でしたよ。
食事も美味。

猿ヶ京温泉 旅籠 吉長


日記かきだめ

2006-02-26 20:48:58 | お出かけ


またもためこんでしまいました。
だって忙しかったのよ~。

既に何人かには言ったけど、三ヶ月ほどまえから企業の財務情報についてのDB仕事をやっとくれーといいつけられてしまい…・
言っとくけど簿記も会計も財務も経理も、専門的な知識はまーーーーったくないのに、だよ?!いくら人手不足だからって横暴すぎ。やってくうちにわかるかとおもいきや、教えてくれる社員もまた、財務畑はようわからんときた。横暴も横暴すぎ。

教える方も教えられる方もわけわからんというかなり乱暴なシチュエーションのまま、仕事は繁忙期に突入。山場には連ちゃんの残業。それでも終わらず、家で続きをやるというはめにも。

しかしまあ、先週でやっと納品も終わり、今はほっとしております。

ついぐちってしまいましたが、そんなわけで日記がとどこおり、いつまでも「トリノオリンピック開会式」のまんまで止まっていたわけです。

ちなみに、開会式のビデオ、さっきみおわりました。

もうすぐ閉会式だつーのに、やっと、開会式のビデオ見終わったところです。




さて



平日は仕事で忙しくはしておりましたが、そんな中でもいろいろとトピックスはありましたので、ここでまとめてご紹介。

2月18日
千代田区の千鳥が淵の桜並木の、冬の観察会がありました。
桜を咲かせる準備はどのように行われているのか?桜はどのように冬を過ごしているのか?桜を再生させる区の取り組みとともに、樹木医さんからの解説をきいてきました。
当たり前だけど桜の木は1年中桜の木であって、花を咲かせているとき以外にも生命活動をちゃーんと行っているわけです。花が咲いた時しか見ないのも失礼だな、と思い今回参加したのですが、すごくためになりました。

2月19日
こりこさまと映画「ホテル・ルワンダ」を見に行って来ました。
日本でのヒットが見込めないとの判断から配給が見送られた去年のアカデミーノミネート作品です。日本の映画ファンの署名活動により今年やっと公開となりましたが、噂通り、本当に良い映画でした。ってかこんな良い映画を配給しない日本映画界そのものに疑問も。まあたしかに役者は日本では知名度少ない人ばかりなのですが、ストーリー(脚本)が本当に良いのです。主人公のふるまいが本当に素晴らしいのです。民族紛争・大量虐殺ということで重いテーマではありますが、本当に良い映画です。どんなに酷い状況にあっても、品格と尊厳を失わない主人公に涙。これが実話だというのにも驚きです。是非一人でも多くの人に見て欲しいです。
渋谷では連日満員とのことですが、私の行ったユナイテッドシネマとしまえんは、比較的すいててゆったりと見ることができました。おすすめです。

2月25日
完全な暗闇のなかで視覚以外の感覚を研ぎ澄ますイベント、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に再びいってきました。
正確にはクリスチャン・ディオールの新作バッグ「ガウチョ」発売記念のイベントで、真っ暗闇のなか、手の感触や音、匂いの感覚をフル稼働させてガウチョの生まれた背景や理念などを体験します。
イベントは3月5日までの期間限定。予約制なので、行きたい人はディオール表参道までTELを。
表参道に行ったついでにヒルズも、と思ったけど案の定すんごい人人人。外観だけ眺めて帰りました。

2月26日
1日中雨がしとしとふってて、なんとなく気分もふさぎこんではいましたが、お世話になってる美容院の2割引期間が明日まで。今日しかいくチャンスがない、と、スッパリ切ってもらってきました。セミロングまでのびてたけど、ショートにしちゃったよー。



と、こんな週末でした。仕事はそんなに忙しくなくなった(ハズな)ので、みなさん、あそびましょーねー。

日本科学未来館

2006-01-29 20:25:14 | お出かけ


日本科学未来館へ行ってきました。初めて。てかお台場自体がはじめて。ミーハーなデートスポットには興味ないよーと思ってきたのだけど、博物館好きにとって日本科学未来館は気になる存在。ずっと前から行きたいと思っていたのだけど、今日めでたく行くことが出来ました。

しかし結果から先に言うと
朝から行って半フロアしか見られませんでした。えーと、4フロアあってそれぞれ宇宙だのナノテクだの医療だのジャンルが分かれているのですが、最初に行ったフロア(地震・宇宙・深海)で、いろんな展示をみるたんびに未来館のスタッフさんの説明をきき、いろいろデモンストレーションしてもらったり質問にこたえてみたりしていたら、1時間ちょいたったのにまだ半フロアしかみてないことに気がついた。
企画展のチケットもかっていたので常設展で時間くうのはなんだよね、と、途中から企画展のフロアへいったため、常設の展示がじっくりみられたのはこの半フロアのみ。

企画展は
『サイエンス+フィクション』ナノ世界とグローバルカルチャーのはざまで
という展示が開催中でした。これはいわゆる「SF」とは違い、アートと科学のコラボといったところだろうか。概要は以下サイト引用
* **「人間のもつ想像力や希望」をテーマに、科学者から提供されるデータをもとにアーティストが作品を制作。 また、アーティストの創り出すフィクションの世界に科学者がデータを提供する、というユニークな手法の展覧会。***

「脳科学」「グローバリゼーション」「解剖学」などをテーマに科学的データとアート作品の融合を試みているのだけど、「科学」自体がジャンル広すぎて、いまいち展示全体に統一感が感じられなかった。もっとジャンルやテーマをしぼってもよかった気がする。
でも、恋愛を科学してみたり、「時間旅行」をテーマにしてみたり、これまで未来館はわりと興味深いテーマの展示を積極的に行っているので、これからも頑張って欲しいなあ、と思う。

そのうちまたきっといくと思う。なんたって常設展半分しかみれんかったし。

北斎  ~最も偉大なアニメーター~

2005-12-03 01:01:53 | お出かけ


上野の国立博物館で開催中の北斎展に行ってきました。富嶽三十六景など、江戸時代の風景を書くひとでしょ~なんてあまりよくしらずに行ってみたのですが、風景だけじゃない、作風もテーマも、ものすごい多岐にわたる膨大な作品を遺したすんごい人なのだということを目の当たりにしました。

とにかく彼の画に描かれた人物や動物や風景が、まるで今にも動き出しそうな気がしてしまうんです。人物の表情はとても豊かで、セリフがないのに何を言ってるか、考えているのか、きこえてきそう。動物は躍動感と豊かな質感で、いまにも動き出しそう。風景からはいまにも風の音・波の音がきこえてきそう。
とにかく、画に生命か魂がふきこまれているかのように感じてしまったのです。

写実的で本物そっくり、というのとは違う。そういうのもあるけど、鳥の目とかタコの顔とか、黒目が大きくて実際の鳥とかタコとはちょっと違うよな、と思ってしまう。むしろ写実的でリアルというより、「かわいい」とまっさきに感じてしまいました。妖怪の画もあるんだけど、怖いというより「かわいい」。なんかマンガかアニメっぽいよな……と思ったときにハタと気付いたのですが、「アニメ」の語源って、「(生命のないものに)生命をふきこむ」って意味だってきいたことがある。そうなると、今にも動き出しそうな生命を与えられた北斎の画って、もしかして、日本最古のアニメなんじゃないだろかって思いました。しかも最古にして最高の。だから北斎は最古にして最高のジャパニメーションアーティストって思えるのだ。私の中では。

アニメについての話はこれくらいにして、次は具体的に気に入った点を。

今回すごく良いと思ったのは、構図・ポーズ・表情・色彩・質感、です。

まず構図。富士山とか白波とか、構図が良くて、見てて気持ちがいい。逆にいうと構図のいい画って、「いつまでも飽きずにみていられる、または目がそこへいってしまう、どうにも心がひかれる画」なんです。北斎の画はほとんどがそう。その理由は構図のほかにもあるのですがそれは後述。

次は質感。鳥の羽根のつやの質感、雪のふんわりした質感、いまさっきまでほおばっていたかのような破れたほおづきの質感、画は平面のはずなのに、とても立体的に見えてしまう。それは色彩の巧さにも関係してて、どうやったのかわからないけどグラデーションな色使いが作品によってはあり、それがとても素敵で質感も演出してる。前述したアニメとの相関で考えると、質感の表現って、CGアニメに通じる物が。うーん、すごいぞ北斎。

ポーズ。特に人物は表情とともにポーズが面白い。優等生的な西洋の肖像画がどっかふっとんでってしまうくらい、生き生きとしてて、人間くささがプンプンにおってくる。滑稽なポーズもよいけど美人の立ち姿もまた良い。特に後姿の白い首筋なんてかしげぐあいとかうなじがとってもいろっぽい!着物で柳腰!いいですよねー、

表情。これは北斎漫画が代表的だけど、ほんっと表情豊かで見てて面白い(ただ一部の美人画などはのっぺりした顔になってますが)。とりすました表情よりも、人間くさい表情がこの人ほんとに好きなんだなあってわかる。そしてそういう人間くささを絵筆で表現することのできる才能に鳥肌がたってしまうのだ。

色彩。今回特に気に入ったしまった画は、青がとても美しい画でした。そのほかにも、朱色や緑、色彩の美しさに心惹かれた画はいろいろありました。描いた北斎もすごいけど、それを今日まできれいに保存してきてた持ち主もすばらしい、と思う。100年以上も昔の画とは思えないくらい、色味がきれいです。


これだけの膨大な作品を90代まで長生きして書いた北斎のパワフルさというかバイタリティーがすごい。100年以上たった現代でもそのパワーを感じることができるというのは本当にスゴイことだと思う。スゴイ人だと思う。けどすごいだけじゃない、彼の滑稽画にクスリと笑ってしまったり、人間くさい画をみるにつけ、実はお茶目なおじさんだったのではないか、と、勝手ながら思うのです。お茶目でパワフルな画狂人、それが今回の展覧会で感じた北斎のイメージでした。

このごろのアレコレ

2005-11-28 12:31:39 | お出かけ


今日はこのごろ行ったところの話題などをまとめて。

☆東大本郷キャンパスへ行く
柏キャンパス見学のときにもらった募集案内をみて、音声研究室のお手伝いを志願。23日にいってきました。キャンパス内はちょうど紅葉の見頃をむかえ、クラシカルな校舎とともに、実に良い秋の雰囲気をお散歩で満喫できました。広大なキャンパスには並木道あり池ありで、「公園」という趣も。地元の人も犬を連れて散歩してたり、ご近所の憩いの場にもなっているようでした。

☆ 岩本町ファミリーバザールへ行く
都営新宿線岩本町かいわいは、そのむかし繊維問屋が集まっていて、そのなごりで今も洋服の卸を扱う問屋さんがおおいところです。かいわいのお店がワゴンでお買い得品の洋服や靴を売りに出すのがファミリーバザール。特に服はかわなかったのですが、いろんな服がでてて、みてて楽しかったです。

☆ ヨドバシアキバへ行く
上記の後、いってきました。岩本町から歩いてすぐなんです。目的はビデオデッキとテレビ。両者とも「映ればいい」ぐらいにしか考えてないのですが、商品陳列はもっぱらハードディスクレコーダーやら液晶テレビ、プラズマテレビやらで、「うつりゃいい」なブラウン管テレビと単なるVHSデッキは売り場のすみっこ・・・・・

☆ 写真展へ行く
新宿高野ビルのコニカミノルタプラザで開催中の『動物の肖像 ~ベルリン動物園の名士たち』展(http://konicaminolta.jp/about/plaza/schedule/november/gallery_abc.html#1)へ。人間の肖像写真をとるスタンスで動物の肖像写真をとってみたらどうだろう・・・というコンセプトでとられた動物たち。すごく表情が感じられて、今にも話しかけられてきそう。点数は多くはないですが、1枚1枚巨大な写真で迫力あります。入場無料なので、お時間あるかたはぜひどうぞ。12月8日までです。

ジャミロクワイ@武道館

2005-11-16 13:19:56 | お出かけ

15日のライブに行ってきました。舞台上手側、前から7列目という近距離!チケットをとってくれたこりこさまにあらためて感謝です!

アルバムはけっこう持っていたのですがライブは今回初めて。アルバム「ダイナマイト」がリリースされてのツアーだったのですが、実際新譜から演奏されたのって2~3曲だったと思う。みなさまおなじみのあの曲この曲オンパレードで、けっこうベスト盤的選曲だったですよ。

ただ、ちゃんとリハはやったのかしら?と思うような初歩的なミスもちらほら。
「Seven Days On Sunny June」のイントロ、ギターの一番のきかせどころなのに思いっきりとちってたり。でも一番かわいそうだったのはジェイ・ケイ登場しょっぱなマイクの音量あがってなかったこと。しばらくクチパク状態で、みてるこちらも「うわー、やべー」って思ってしまいました。
アンコールの「Deeper Underground」は重低音を極度にきかせすぎて武道館じゅうがビリビリ共振しまくり、こちらの肺も痛い状態に。
やりすぎじゃないか?!と思う反面、もうすこしその音はきかせたほうがよいのでは?と思うところもあり、バンドの音は少し不満だったなあ。ただ、パーカツとドラムは良かった。ソロ合戦はコーフンしたし。
個人的には一番好きな曲「Use The Force」をやってくれたのが嬉しかったけど、ホーンセクションがいないので、うわーん、ものたりなーい、と思ってしまいました。次回来日の際にはぜひともホーン付求む。

映像とか凝った演出みせてくれるのかなと思ったけど、「オイラの歌をきいとくれ、おどっとくれ」とストレートプレイに徹してるのが意外でした。

ガンダム展へ行ってきました

2005-11-06 21:58:05 | お出かけ


「上野で萌え萌え」にも書きましたが、上野の森美術館にて本日より開催の、「ガンダム展~GENERATING FUTURES」へ行ってきました。本命は科学博物館だったのですが、現地にて看板をみかけ、え~こんな美術展始まったんだ~、と、時間があったのでついでながら見に行ってきました。

この展覧会は、ガンダム世代のキュレーター、アーティスト、クリエーターの感性を通じ、『機動戦士ガンダム』に描かれていた「戦争」、「進化」、「生命」、そして同アニメが巻き起こした「文化現象」をキーワードに、そこに内包されたメッセージを読み解く試みです。(以上公式HPより引用)

現代アートって実は自分からすすんでとっつくほうではないのですが、この展覧会は、やはり自分の知っているものがテーマになっているだけあって、面白かったです。(現代アートをとっつきにくくさせている要因のひとつに「テーマがようわからん」というのもあったのですがこの展覧会ではそういうものもなく)。

(ここから展示作品個々に触れてますので、ネタバレさせたくない方は読まないほうがいいのでご注意を)

映像インスタレーションの置き方とか「あれ?あれ?次の順路はどこ?」と思わせる配置で、あれは作戦でしょうかね。
実物大コアファイター、熱狂的なファンの方々はまずここで「萌え~」でしょう。すすけてボロボロになっているところをみると、最終話、ア・バオア・クーから脱出してきたときのものだろうか。リアルなボロぐあいと「実物大」ってところが、先の「スターウォーズ展」を連想させる。SF展示もののトレンドなのだろか。
んでもって次の巨大セイラさんでまたもファンは「萌え~」でございましょう。すんごいでっかいんでびっくりしました。しかもお腹がぱっくり割れてるし、すんごい形相。迫力でした。
個人的には2階の天井に吊る下がってた「ピキピキーン」に笑ってしまった。文字だけ見るとようわからんですが、ガンダムのアニメをみたことあれば一度は目にしているはず(特にニュータイプ描写のとことかね)なんです。実物をみていただければ「あー、あれね。確かにあったわあった」といっていただけるものです(笑)。そう、確かに字で表すと「ピキピキーン」なのよ(笑)。
2階では「ニュータイプ・テクノロジー・ラボ」がオープン。ニュータイプ能力判定試験にパスするとサイコ・コミュニケーター・システムの体験をさせてくれます。簡単にいうと念じる事で離れたところにいる人を動かす、というものです。これもまたれっきとした展示のひとつ。観客参加型のアート作品なのです。
んでちなみに私もニュータイプ能力判定試験(簡単なエスパー検査のようなもの)、うけてみましたが、一次であえなくおっこちました……ははは。
また、ゆっくりとはみられませんでしたが、「アムロとアムロたち」という作品も興味ぶかかったです。アムロと同じ15歳の少年たちがじっとこちらをみている映像の数々。でも、彼らが見ているのはミラーに映った自分の顔…・という作品。これがアムロの部屋を模した小部屋で上映されているんです。アムロの部屋ってなんだか独房みたいだった。

(個別作品へのコメントはここまでです↑)

けっこうグッズもいろいろあったけど、結局図録しか買いませんでした。ガンダムカラーのしま模様はかっこいいなと思ったんだけどね。あと、会場限定の透明なガンプラが売られてて、一人でいくつもいくつも買ってる人がいましたよ。一応一人5個までって制限ありましたが。

実は15時ごろ、いちど会場に行っては見たのですが、「最後尾はこちらでーーす!」と、入場待ちの列がけっこうできていました。なので、いったんひきあげて16時45分ごろきてみたらすぐに入れました。閉館まぎわが狙い目かもしれません。中の作品数もそんなに多くないので、よほどじーーーーーーっとみない限りは一時間もあれば大丈夫かと思います。ただ、前述したニュータイプ・ラボは体験時間が決まっています(適正検査は随時実施のようですが)。さらに平日はやってないみたいなのでご注意を。「是の少ない時にいらしてくだされば、念波もよく通じると思いますので!」と、フラナガン機関の方もおっしゃっておりました。

上野の森美術館にて12月25日まで開催
公式サイト↓
http://www.gundam-exhibition.jp/

上野で萌え萌え

2005-11-06 20:40:00 | お出かけ
最初に断っておきますが、「ガンダム展」のことではないですからね。




今日は上野へ行って来ました。お目当ては、国立科学博物館にて開催中の「パール展」です。本当は「北斎展」に行きたかったんだけど、それはまた今度にしました。

パール展自体の感想は別立てで後日かこうと思いますが、この日最もコーフン状態になったのが科学博物館新館の常設展です。去年グランドオープンして以来初めて足を踏み入れてみたのですが、いや楽しい~~~~!!ってか、理系萌えな文系女子のワタクシにとってはもうどのフロアも萌えまくりの大忙しだったわけです。

展示がきれいなのはいうまでもないことですが、並べ方とか会場の照明などの雰囲気づくりがセンスいい。楽しい。動物を真上とか真下から観ることができるなんて!北海道の旭山動物園に行けれない人はとりあえずココいっときましょう。へたな動物園や水族館いくより楽しいかも。ただ、生き物が動いてないってだけですが。
各フロアは広くてゆったりしてるし、B3階なんてゴーカートで走りまわりたいくらい通路が広かったです。

特に萌えたのは宇宙や原子関係B3フロアの1番奥にある「霧箱」。アルコールの霧を充満させた箱を上からのぞくと、箱を通過する宇宙線や放射線などが通過する飛跡が見られるというもの。と、こう文字で書いてもピンとこないかもしれませんが、「ふだん目に見えないものが見える装置」に弱いワタクシ、箱の前ですっかり萌えきってしまいました。

さて萌えまくってさらに時間も余ったので、上野の森美術館で今日から開催の「ガンダム展」にも行ってしまいました。別にガンダムは好きだけどマニアってほどではないですからね。でもまあ、ファーストガンダムで育った年代だし、ガンダムのもつ深いテーマ性も好きなので、それらを現代美術家がどう作品にしているのかちょっと興味あったわけです。
巨大ガンプラばかりが展示してあったらどうしよう、と思ったけど、中身はほんと、ガンダムをテーマにした現代アートでした。これもまた面白かったので後日別立てで感想かきます。

パール展→新館常設展→ガンダム展、と、盛りだくさんな1日でした。
あまりにいろんなものをいっぺんに見てしまったので目がしばしばしておりまっす。


神保町古本まつり

2005-10-31 13:07:15 | お出かけ

30日(日)いってきました。

目的は、青空古本市もそうなんですが、去年行って楽しかった篆刻(てんこく)の無料体験を目当てに行きました。
篆刻、というのはひらたくいえばハンコ彫りです。ただハンコといっても銀行印とかシャチハタみたいな実用向きなものではなく、よく、書道の署名の最後におしてあるような、朱色で四角い、中国の古い漢字がかいてあるような、そういう印章のことです。

印章組合のはんこ職人さんたちに指導してもらいながら、自分で石の印材に漢字を一文字、彫っていきます。好きな漢字を選んで良いので、去年は自分の名前の一文字を彫りました。なので今年は名前のもう一文字を彫ることにしました。

できあがりは・・・・う~ん、去年すごくよくできて満足だったのにくらべ、今年はいまひとつ。↓



なんかヘンな宇宙人みたいっすよね。彫ってる途中から「人の形みたいだぞ、これ」と思ってわざと足の部分を彫り足してしまいました。

ちなみに去年彫ったのはこれ↓



はんこ職人さんに助けてもらいながらでしたがとても良い出来に仕上がり、非常に自分でも気に入っております。今年の年賀状に使ったので見たことある人もいるかもしれません。

さて古本まつりのほうは、いや毎度思いますがすごいですね。各書店や各出版社によって並んでいる本の個性が違うし、そこに集まる人たちもまた個性がさまざまで、本も人も含めみてて楽しいです。

去年は写真集1冊しか買わなかったのですが、今年は雑誌のバックナンバーも含め、6冊も買ってしまいました。何を買ったかは後日アップしますね。

東京大学柏キャンパス一般公開

2005-10-31 13:06:02 | お出かけ
29日(土)いってきました。

東京大学は赤門のある本郷の他に千葉県柏市にも広大なキャンパスがあり、科学系の研究分野の研究室がそこに集まっています。で、この日はそのキャンパスの一般公開の日で、ふだんあまり見られないであろう東大の研究施設をみることができるので、TXに乗って行ってきました。

つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」の駅舎です。すんごいモダンなんだけど、周囲は更地でナー――――――んにもないもんだからすんごい寒々しい。



各研究室では研究内容の紹介をしていますが、私にはほとんどがちんぷんかんぷん。でも、中には実際に自分も参加できるコーナーがあって、けっこう面白かったです。
音声を研究している研究室では、自分の「声年齢」というものを測定してもらいました。これは、実際にいろんな年代の人の声を集めてその統計から各年代の声の高さや低さ、ピッチなどの特徴を割り出したものに自分の声をあわせ、どの年代の特徴になっているかを判定してもらう、というものです。

で、やってみた。マイクの前で適当に喋る。そして判定。
PCから機械の声がして、「あなたの声年齢は・・・・・・」

「あなたの声年齢は、51歳です」

ガガーン!実際の年齢よりも18も上じゃんか!!ま、まー年の割には「おちついたしゃべり」なのだよね、と、前向きに受け止めました。私の声が低いからだろうか、ちなみに、その後裏声でしゃべって判定してもらうと、「25歳です」という結果が。一気に若返りました。

他にも、脳から出る磁場を関知してアルファ波(リラックスしているときに出る脳波)を測定しようというのにも参加して、美容院でパーマあてるときにつかうようなオカマの巨大なやつを頭にかぶせてきました。

測定結果はプリントアウト↓してくれたのですが、私の場合、ピアスや髪留めの金属から余計な磁場がでてしまい、正しい測定はされませんでした・・・・・・・がっくし。でも自分の脳内が磁場の動きにあわせて赤と青に色づけされた測定結果は、普段自分の脳内なんてみられないもんだから意味はわからなかったけど不思議とおもしろく。



右は頭を丁度真上からみたときの図。赤いところから磁場が出て、青いところに入っていってるのだそうです。つまり真ん中の黒いところを中心にぐるんぐるんまわっているのだとか。左のグラフは上から2本目~4本目がアルファ波。本当はもっと上下の幅が顕著にでるはずだったのですが、身につけていた金属から余計なノイズがでてしまい、かきけされてしまったそうです。


このほかにもいろいろとみてまわりたいところはあったのですがなにしろ広い。一つのたてものだってまわるとこたくさんあるのに、そんな巨大な建物がいくつもあるもんだからこりゃほんと、1日いたって足りないくらいでしたよ。

舞台「天保十二年のシェイクスピア」

2005-10-26 13:05:38 | お出かけ
井上ひさし原作、蜷川幸雄演出、藤原竜也、唐沢寿明、篠原 涼子、夏木 マリ、毬谷 友子西岡 徳馬、白石 加代子ほか豪華キャストで送る、シェイクスピアオンパレード。いままで個性的な中劇団系しかみてこなかった身には豪華なキャスト、舞台美術、てんこ盛りなストーリー、に、これぞ演劇というような王道ぶりを感じました。初演は30年ほどまえだったようですが、そのころもこんなに豪華だったのかしら。

井上ひさしも蜷川幸雄も初めてでしたが、この演劇のどこまでが井上氏の力で、どこからが蜷川氏なのか正確にはわかりかねるのですが、たぶん井上ひさしの力がけっこう大きいのでは、と。というか私はどうしてもストーリーに注目しがちなのでストーリーをみるとそう思うのでしょうね。豪華なキャストや舞台装置はきっと蜷川氏の貢献なのでしょう。
シェイクスピアをひとつの舞台の中にふんだんに使ってしまおうというこのストーリー自体ゴージャスではあるのですが、そこに蜷川氏が演出をほどこしたことでさらにゴージャスさが増したのでは、と思います。

井上ひさしについては、こどもむけの新聞小説をよんだことがあったのですが、ひょっこりひょうたん島同様、ちゃめっけのある話の書けるおじさん、というイメージ。そのちゃめっけがストーリーテリング内の絶妙のタイミングとあわさって出されることで、おやじギャグな台詞も「ことばあそび」にきこえ、ストーリー展開のテンポとともに芝居のテンポに良いはずみをつけてくれる。今回でいうと「老婆は一日にして成らず」という台詞が気に入りました。単にごろのあう言葉をもってきただけではなくちゃんと意味も通ってる。しかも老婆がこの台詞いうんだから(笑)。

ところでどうして「天保12年」なんだろー、と考えてみました。

パンフのうけうりなのですが、天保という時代は江戸が最も江戸らしい時代で、こんにちわたしたちが江戸時代を思い浮かべる際にでてくる風俗などのイメージはこの天保時代のものだということです。徳川幕府という政治体制が200年以上にもわたってつづき、たいして大きな外圧もなく、まさに天下泰平な世の中で町人の文化が熟成を極めた時期。中でも天保十二年という年はその熟成も過度になり、果実でいうと熟れ過ぎて木から落ちる1歩手前、という年だったようです。木から落ちるきっかけとなったのは天保十二年、老中水野忠邦が「天保の改革」をはじめたことでした。そういや歴史の授業で習ったなーでもなんだったけーと思ってしまいましたが、要は「ぜいたく禁止令」。芝居や歌舞伎や浄瑠璃など、フィクション・興行の類にことごとく弾圧がかかった年でもあったのです。

この、官による民衆の娯楽の禁止という時代背景を考えると、このお芝居にもうひとつの魅力のようなものが見えてくるのです。
それは、名も無き市井の人々が群れ集った時に生じるパワー、抑圧下においても、いや抑圧下だからこそたくましくなる民衆の力というものです。

芝居の冒頭、舞台はいかにもこれからシェイクスピアをやりますよ~とでもいうような洋風のセット。そこへ、肥だめの入った桶をかついだ百姓たちがぞろぞろと入ってくるところからお芝居がスタートします。そして、「もしもシェイクスピアがいなかったら」の歌を全員で熱唱。たぶんシェイクスピアがいなかったら、泣いたり笑ったりはらはらしたりしてすこしでもツライ世の中を忘れる事ができたり、また逆に世の中の縮図をそこにみて笑ったり考えたり、つまり娯楽を享受できる芝居というものが、今よりもずっとつまらないものになってしまったかもしれない。芝居は上流階級の、一部の人間だけのものじゃない。シェイクスピアを共通のパワーの源とした民衆の力というものが、たくましさというものが、この舞台にはみなぎっているような気がしたのだ。それはこの舞台のラスト、百姓一揆が起こるシーンでも顕著に感じたものでした。

抑圧された中での民衆のパワー、抑圧下でも希望を捨てずに明るく前に進むパワー、って、もしかして井上ひさし作品の魅力というか特徴なのかもしれない。
ひょっこりひょうたん島がそうだよね「泣くのはいやだ。わらっちゃえ。すすめ~♪ひょっこりひょうたんじ~ま~♪」だもんね。


あー、なんか深読みしすぎでしたかね。んじゃふつーにこっからは役者それぞれの感想を。

唐沢寿明はさすがうまいです。せむし男だったからずっと身をかがめていたけれど、あの姿勢ってそうとう疲れるよね。

藤原竜也はかわいーね!かっこいい、というよりきれいという印象。今回初めて生でみましたが、ファンの女性がかしましくなるのもわかる気がします。数々の蜷川作品できまじめな役、というイメージがあっただけに、登場場面いきなりはじけまくってマツケンサンバばりに踊りまくってるところには多大なるギャップを感じて大ウケしてしまいました。

篠原涼子も良かったです。ただ他の女優がこゆいキャラばかりだったもので、線の細さと声の細さがおしいな~って印象。

夏木マリ&高橋恵子&白石加代子はさすがです。こゆいです。悪女です。魔女です。

毬谷友子は狂女役がたいそうはまるというイメージで、つねづね生でみてみたいもんだと思っていたら今回のオフィーリア役でそれがかなって大満足。やっぱりこの人ただもんじゃないわ。すごいです。


他にも良い役者さん、いっぱいでててとにかく大満足。
ストーリーも役者も演出も「てんこもり」でおなかいっぱーい!なお芝居でした!


ジンギスカ~ン

2005-10-15 21:57:46 | お出かけ
同じくビアステーションにて。サッポロといえば北海道、そうくればジンギスカンだね、と、頼んでみる。羊肉は噛みきれなくて食べるのに難儀というイメージでしたが、ここのは薄めにきってあるので(焼肉屋サイズ)食べやすかったです。羊肉特有のにおいも、そんなには気にならず。

なんか最近写真アップするときって、決まって食べ物ネタですな・・・