日々の、あれこれ

毎日起こったこと・思ったことの他に、映画や本の感想なども。

今年読んだ本いろいろ

2007-12-31 13:20:40 | Weblog
引っ越して通勤時間が以前の倍以上になったので、自然本を読む時間がふえた。なので今年は観た映画

の本数よりも読んだ冊数のほうが多いと思う。

記録はとってないので、覚えている限り。

村上龍「半島を出よ」「昭和歌謡大全集」
(やっと今年村上龍を初めて読んだ。お、面白い~~~!のめりこんで読んでしまった。2回ほど未遂

におわったけど、1回本当に乗り過ごしてしまったよ!)

サイモン・シン「フェルマーの最終定理」
(これもまた乗り過ごしそうになること数回。人間ドラマが興味深くて、知的好奇心刺激されまくり。

「暗号解読」も読みたいなー)

藤巻健史「外資の常識」
(弟さんのほうが好きだけど、この人の本もやはりユーモアがあって面白い。今の仕事に少し関係があ

ることもあって手にとったけど、金融業界の堅い話も面白くわかりやすく読める)

春日武彦の本いろいろ
「幸福論」「何をやっても癒されない」「コドモのまま大人になった人たち」「17歳という病」
「健全な肉体に狂気は宿る」」
(今年最もはまって読んだ著者。精神科医のクールな目線と文学的表現、そして屈折加減がひたすら気

に入ってしまった)

内田樹の本いろいろ
「健全な肉体に狂気は宿る」「コドモはわかってくれない」などなど
(春日武彦よりは共感度は抑えられてるけど、ちょっとしたときに読みたくなる。でも著作が多くて追

いきれてない~)

本谷有希子「江里子と絶対」
(自意識過剰な人物を描かせたらやっぱりこの人って一番だと思う!初期短編集にしてこのクオリティ

はすごい。しかも収録作全部タッチが違うし。「生垣の女」が最高)

保坂和志の本いろいろ「カンバセーション・ピース」「季節の記憶」など他に2~3冊
(今年上半期もっともはまっていた作家。心が疲れてしまった時に読むと「ゆるむ」感じを与えてくれ

る。日々の営みが大切に思える。しっかし「カンバセーション・ピース」はすごいよ。すんごい分厚い

本なのに、なんにも事件が起こらない!でも、面白くてどんどんよめちゃう!)

橋本治「青空人生相談」
(辛辣さとユーモアと)

三砂ちづる「オニババ化する女たち」
(女の人にはぜひ読んで欲しいなあ・・・・生きてる限り逃れられない女性という性別なのだから、も

っと仲良くつきあおうよ!という本。この本が警鐘を鳴らしているとおりに世間が向かっているのだと

したら、本当に危ないと思う。事実、そういう傾向も感じられるんだよなあ・・・・身体がどんどん不

自然になっていってるというか・・・自分?んー、時々オニババ化・・・。)


今年はいろいろな面白い本と出会えて、いや本当に良い年でありました。
よーし、この調子で来年も!


今も、そしてこれからも

2007-12-06 00:49:55 | Weblog
たいへん長らくご無沙汰しております。みなさまお元気でしょうか。
私は元気でやっております。
今年は本当にいろんなことがありました。
一人暮らしをはじめ、学校に通い、資格をとり、新しい仕事が始まり、専門用語と日々格闘し、
そして、

来年から、新しいことが始まります。
こんどの新しいことも、かなり手強いです。しかも今後十何年も続くかもしれない長期戦です。
今まで以上にエネルギーが必要で、つらいことも多々やってくるかと思います。
自分自身いつまで走りつづけていられるんだろう、闘いつづけていられるんだろう、と
不安になるけれど、
でも、ひるんでられません。決めてしまったので。
これからも走りつづけます!